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6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 01 28 58.13 ID QfhWHKnU0 [1/3] プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 京太郎が入学する高校は? 安価下1 8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2014/05/02(金) 01 35 32.73 ID udxsRUa70 [1/2] 早速ハードルが高いね、安価の為なら頑張るヨ(悪寒) 京太郎「今日は臨海学園の入学式だ!」 京太郎「必死に勉強して、なんとかギリギリで合格した臨海……今年から共学になるからなんといっても女子が多い」ニヤッ そこで彼女の一人や二人…… 母「遅刻するわよーー!!」 京太郎「分かってるって!!」 京太郎「行ってきまーす!」ダッ 母「もう……東京に来て浮かれちゃってるのかしら?」 京太郎一家は家の事情で長野から東京へ引っ越しています 11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 01 48 47.12 ID MjoEDjM20 [1/5] ネリーを出します。ほら、可愛いから(暗黒微笑) 臨海高校教室 先生「それでは、三年間頑張ってください」 パチパチパチパチ 京太郎「よし、先生の話も終わったな……」 ???「隣の席だね」 京太郎「えっと……」 ネリー「ネリーって呼んでよ」 京太郎「あ、俺は須賀京太郎。京太郎って呼んでくれ」 ネリー「分かったよ、よろしく京太郎!」 京太郎「おう!よろしくな、ネリー!」 京太郎「しかし……それにしても凄い格好だな……」 ネリー「制服って物には慣れなくて……」エヘヘ 京太郎「それに顔からして……」 京太郎「もしかして、留学生か?」 ネリー「うん、そうだよ」 京太郎「って事は麻雀部か?」 ネリー「正解だね」 京太郎「麻雀部かぁ……」 ネリー「京太郎も入れば?折角日本に来て初めて友達が出来たし」 京太郎「……」 麻雀部に入る?入らない? 安価下1 14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 01 52 18.27 ID n6si+CAx0 入らない 京太郎「うーん……まだ考えさせてもらってもいいか?」 ネリー「そうなの?じゃあ見学だけでもおいでよ」グイッ 京太郎「うわぁっ……強引だなぁ」 ネリー「普通普通!」 京太郎「ったく…….咲とは正反対だな」 緊急安価ネリーの好感度と依存度は??? 安価下1 コンマで判別 ゾロ目だと……? 18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 02 01 38.42 ID jw2/+gWD0 [1/2] 外人はチョロイ ネリー(好感度・依存度89) 一目惚れで既に京太郎が好き 麻雀部 智葉「ん?ネリーか」 ネリー「早速来たよ」 京太郎「あはは……ども」 智葉「ネリー……彼は?」 ネリー「気に入ったから連れてきたよ」 智葉「迷惑はかけてないだろうな?」 ネリー「うん。それに、彼は見学だよ」 智葉「そうか……いままで麻雀部は女子だけだったから男子が入るのも新鮮で良いかも知れない。ゆっくりしていってくれ」 智葉「私は辻垣内智葉だ智葉と呼んでくれ」 京太郎「はい。よろしくお願いします智葉先輩」 智葉の好感度と依存度は? 安価下1コンマ判定 26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 10 18.58 ID MjoEDjM20 [2/5] 20 安価と依存度は100になるまで同時に上がります 20さんのコンマだったら99ゾロ目効果で200で既にMAXの極限ハードモードでした 智葉(好感度・依存度36) 先輩後輩の関係 ネリー「ほら、京太郎。ネリーと一緒に打とう!」グイグイ ダヴァン「ネリーは彼に懐いていますネ」 ハオ「あのネリーが……ね」 明華「仲睦まじいですね」 智葉「メグ。邪魔してやるなよ」 ダヴァン「当然デス!」 緊急安価 コンマ判定 ハオ、ダヴァン、明華、の好感度と依存度は? ハオ安価下1 ダヴァン安価下2 明華安価下3 33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 18 59.25 ID iFRK0txd0 [1/2] 30さんの言う通りですね 31勿論です 中国と日本の関係を合わすかのような好感度だね(ニッコリ) 偉大なるアメリカ人はジャップを見下しマス(ゲス顔) 明華は天使(真顔) ハオ(好感度・依存度7) 眼中に無し ダヴァン(好感度・依存度21) 普通 明華(好感度・依存度81) 一目惚れ、京太郎が既に好き 京太郎「あっ!俺は須賀京太郎って言います!よろしくお願いします」 皆見事に外国の人だな……そして綺麗だし。 ハオ「ハオって呼んで」 ダヴァン「ダヴァンと呼んでくだサイ」 明華「雀明華……明華と呼んでください」ニコッ 京太郎「は、はい」ドキッ ネリー「……」ムッ 36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 25 48.76 ID 4aVj93la0 [1/2] 智葉「京太郎は麻雀を打てるのか?」 京太郎「それが……全然」 ネリー「どうしてここに居るの?」 京太郎「お前が無理矢理連れて来たんだろ!」ガォッ ハオ「日本の麻雀なら簡単に覚えられるかも」 智葉「そうか……それじゃあ」 智葉「ここにいる三人に教えてもらおう」 智葉「丁度、臨海高校のレギュラーが全員揃っているからな」 誰が教える? 安価下1、2、3 0~20 ネリー 21~40 明華 41~60 智葉 61~80 ダヴァン 81~99 ハオ 41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 34 53.74 ID jIoy+Xa40 [1/5] ハオ、ネリー、ダヴァンが教えます ハオ「まず、ここをこうして……」 京太郎「難しい……」 ダヴァン「いい感じデス」 ネリー「もっと頑張らないとね、麻雀部の為に」 京太郎「勝手に入れるな!」 ハオ「集中してください」 京太郎「あ、すいません……」 ダヴァン「ハオは厳しいデスネ」 ネリー「京太郎……」ボソッ 好感度・依存度上昇安価コンマ判定 ネリー 安価下1 ハオ 安価下2 ダヴァン 安価下3 0~30 10上昇 31~60 20上昇 61~99 30上昇 ゾロ目ボーナスあり 51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 45 37.59 ID OZM3MJRt0 [1/7] ネリー(好感度MAX依存度119) 中々あやうい、チョロイ ハオ(好感度・依存度27) 普通 ダヴァン(好感度・依存度41) いい後輩デスネ 智葉「京太郎……中々筋がいいな、良ければ麻雀部に入ってくれ」 ネリー「うん。そうだね、それがいいよ。うん、それが一番。そうしよう、ね?」 京太郎「あはは……ちょ、ちょっと考えさせてください。必ず返事をしますから」 ネリーが怖い……? ダヴァン「彼はナイスガイですヨ!」 ハオ「思ったよりいい人だった」 ハオとの壁は取れたみたいだ……良かった。 智葉「よし、今日は解散にしよう」 ネリー「京太郎一緒に帰ろう?」 京太郎「あ……えっと……」 1、「すまん今日はこれから用事があるんだ」 2、「京太郎……一緒に帰ろう」(キャラ指定) 3、「いいぜ、帰ろう」(これ以上上がるのは危険) 4、自由安価 56 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 02 53 30.31 ID /LQX3JWd0 [1/2] 京太郎「すまん。今日は用事があるんだ」 ネリー「本当?」ジッ 京太郎「あ、ああ、本当だ」 嘘と言えば嘘になるし……本当と言えば本当だけどな。 ネリー「分かった。信じてあげる」 京太郎「悪いな、じゃあ!」ダッ ネリー「バイバーイ」 智葉「……」 ハオ「また明日……」 ダヴァン「ブラザー!また明日デス!」 明華「ふふっ……また会いましょう」フリフリ 57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 01 10.26 ID +nOANXJZ0 [1/3] 54スカスカのシステムなので……どしどしアドバイスお願いします 55はい。基本は下1でお願いします コンビニ前の駐車場。 京太郎「はぁはぁ……!」ゼェゼェ 京太郎「なんとか逃げ切れた……?」 京太郎「嫌……どうして俺は逃げるって思ったんだ?」 京太郎「あのネリーの感じ……普通じゃない」 京太郎「なにかがおかしい……可愛いけど」 智葉「なるほど……焦ってると思ったらそういう事だったのか」 京太郎「っっ!」ビクッ 京太郎「智葉……さんどうしてここに」 智葉「様子がおかしいから気になって京太郎の後を追いかけてみただけだ。安心してくれ誰にも言わない」 智葉「ネリーの事が怖いのか?」 京太郎「す、少し」 智葉「確かに今日のネリーは様子がおかしかったな、入学前から練習に参加してた時と比べても様子がおかしい」 智葉「まるで依存しているかのようだったよ」 59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 08 43.86 ID pgoEEnGE0 [1/7] 智葉「しかし、少しがめつい所もあるが、根はいい奴だ。良ければ仲良くしてやってもらえないか?」 京太郎「もちろんそのつもりですけど……」 智葉「安心してくれ、私が見守っているから」 京太郎「それなら百人力ですね」アハハ 智葉「どういう意味だ?」ギロッ 京太郎「いえ、これといった意味は」ビクッ 智葉「はぁ……」ヤレヤレ 智葉「そして、これだ」スッ 智葉「皆の電話番号とメールアドレスだ。許可はとってあるから登録の後でLINEを送るなりするといい」 京太郎「わざわざ気を使ってもらって……ありがとうございます」 智葉「気にしないでくれ、可愛い後輩の為だ」ニコッ 好感度・依存度上昇安価 is 智葉 0~30 10上昇 31~60 20上昇 61~99 30上昇 ゾロ目ボーナスあり 安価下1 63 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 18 28.70 ID C8xlg1WR0 [1/2] 智葉(好感度・依存度56) 可愛い後輩 奇しくも 60のコンマと同じですね ゾロ目湧きすぎ! 智葉「それじゃあ私はそろそろ帰るとしよう」 京太郎「はい。また明日」 智葉「また明日だな」スタスタ 京太郎「…….ふぅ」 京太郎「ビックリした」 京太郎「東京……都会だなぁ」 京太郎「そういえば東京には照さんも居るんだよな、近い内に挨拶しに行こう」 ーーーーー 物陰 ネリー「……」ジッ 66 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 24 19.00 ID /VJA5LA+0 [1/16] 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 (朝と昼は休日以外学校に制限されます。学校をサボるのもありです(サボるのはヤンデレから逃げる時に結構有効)他にも失踪コマンドがありますがそれはまだ後になりますね) 京太郎「さて……何をするかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「TwitterとFacebookに登録しよう」(交流が広がる) 8「自由安価」 安価下1 68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 03 36 02.52 ID kqvnc2Vx0 [2/4] ここの京太郎は呪われています(確信) 京太郎「ネトマでもやるか」カチカチ 京太郎「ぐぬぬ」カチカチ 京太郎「意味わからん……」カチカチ 京太郎「難しい…….」カチカチ 京太郎「ネトマのランカー1位とはえらい違いだよ」トホホ (ネトマポイントが溜まりました) ネトマポイント2/10 (10まで溜まると……?) 京太郎「よし、晩御飯だ」 69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 38 48.65 ID pBF6Dkjw0 [1/4] 夜 京太郎の部屋 京太郎「よく食べたな」 京太郎「よし、何をしようかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「TwitterとFacebookに登録しよう」(交流が広がる) 8「念の為に鍛えるか」 9「自由安価」 安価下1 72 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 03 54 17.63 ID pBF6Dkjw0 [2/4] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーーー 京太郎「夜の街を歩くって中々楽しいな」 京太郎「んっ?」 京太郎「酔っ払って倒れてる人がいるな……」 京太郎「介抱しよう」 酔っ払って倒れていたのは……? 1 おもちが大きなお姉さん 2 アラサーだよ! 3 なんか不機嫌そうな人 4 ルー語 5 レジェンド 6 しらねーけど 7 カツ丼 8爺 9婆 75 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 04 05 37.93 ID u7t+FEXi0 [1/3] ??「んんっおえっ……」ウプッ 京太郎「大丈夫ですか?」 ??「ん……気持ち悪い……」ウプッ 京太郎「ほら、まずは水を飲んで」 ??「飲めないよぉ……」 京太郎「飲ませますよ」クイッ ??「んっ……」ゴクゴク 京太郎「はぁ……大丈夫ですか?」 ??「ありがとうございます……少し落ち着きました」 京太郎「それなら良かった」 ??「小鍛冶健夜と言います……」 京太郎「俺は須賀京太郎っていいます高校一年生です」 健夜「わ、若い……!」ボソッ 健夜「私は一応麻雀のプロをやっています」 京太郎「あ、タメ口で大丈夫です」 健夜「そう?ありがとう。京太郎君って呼ぶね」 京太郎「はい、そうしてください」 健夜「今日は助かったよ、ありがとう」 健夜「これ、私の電話番号とメールアドレス。この名刺に書いてあるから何かあっあら呼んでね、出来る限りは手伝うよ」 ※好感度・依存度判定安価 コンマで決まります 安価下1 83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 07 13.59 ID /LQX3JWd0 [2/2] 寝てしまってた 79 今気付きました ハオの好感度・依存度は29です 健夜(好感度・依存度54) 年下もアリ……かな? 京太郎「じゃあ俺は明日も学校なんで」 健夜「あっ……うん。今日はありがとう」 京太郎「いえいえ、おやすい御用ですよ」 健夜「本当にありがとう」 京太郎「あはは……それじゃあ」スッ 健夜「うん。バイバイ」 85 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 15 35.37 ID QfhWHKnU0 [2/3] 京太郎「よし。明日も早いしそろそろ寝るか」 prrrr 京太郎「……」カチャ 発信者 不明 誰だ? 京太郎「はい。もしもし」 ???「もしもし?」 京太郎「なんだ。ネリーか」 ネリー「うん。ネリーだよ」 電話番号……俺からは教えてないぞ。 怖いから触れるのはやめておくけど。 京太郎「どうしたんだ?こんな時間に」 ネリー「ちょっと暇だからかけてみたよ」 京太郎「ははっなんだそりゃ」 ネリー「京太郎はもう寝るの?」 京太郎「あぁ今寝る所だった」 ネリー「そうだったんだ。じゃあおやすみ」 京太郎「んっおやすみ」 プツ 一日が終了しました。 86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 20 09.65 ID jIoy+Xa40 [2/5] ネリー「……」 ネリー「京太郎……」 ネリー「ーー京太郎」 最初はただの一目惚れだった筈なのに、どうして? どうして……こんなにも愛おしいのかな? 京太郎の事を考えれば考えるほど、胸が苦しいよ…… また明日……京太郎に会えればいいなぁ。 ふふふっ 88 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 25 31.87 ID jIoy+Xa40 [3/5] 朝 行動フェイズ チュンチュン 京太郎「朝か……」 京太郎「さて、どうしようかな」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下1 91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 30 41.79 ID jIoy+Xa40 [4/5] 京太郎「サボるか」 京太郎「色々なしがらみから抜けるのは大事だしな」 京太郎「さて、サボって何をしようかな」 1.健夜さんに電話 2.学校の様子を覗き見 3.街をうろうろ 4.そうだ。照さんの学校に行こう 93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 46 24.31 ID pBF6Dkjw0 [3/4] 京太郎「街をうろうろするか」 我ながら早速サボるなんてね、悪い男だ。 京太郎「よーし。街に繰り出すぞ!」 都会だからうろうろするだけでも楽しい! ーーー 京太郎「更に都会に出てみたけど」 京太郎「凄いなーこれは」 京太郎「ビルがでかい」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.明華さん?どうしてここに? 3.うろうろ 95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 13 54 27.98 ID Vt4rPYRO0 京太郎「もっとうろうろするか」 折角の都会だし! 京太郎「と言ってもこれからはずっと東京だもんな」 京太郎「さて、何処に入ろうかな……って?」 京太郎「制服を着てる女の人が困っている様子だ」 どんな人? 1.長髪でクール 2.金髪 3.眼鏡をかけてる 4,つよそう 安価下3 99 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 03 20.06 ID 4aVj93la0 [2/2] 京太郎「大丈夫ですか?」 ?「え?」 京太郎「困っている様子だったので」 ?「別にこまってはないけど……」 ?「まぁナーバスって奴だね」 京太郎「俺と一緒……か」 ?「君もナーバスなの?」 京太郎「いや、少しだけ」 ?「駄目じゃん!」ケラケラ ?「名前は?」 京太郎「俺は須賀京太郎」 淡「私は大星淡」 淡「淡って呼んでね」 好感度・依存度判定安価 安価下1 104 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 15 11.20 ID kqvnc2Vx0 [3/4] 大星淡(好感度・依存度16) まぁ知り合いだね 淡「キョータローはどこの高校の人?」 京太郎「臨海だぜ」 淡「へぇ……臨界なんだ」 京太郎「何かおかしいか?」 淡「面白いね、私は白糸台なんだ」 京太郎「白糸台!?って……どこ?」 淡「……もしかして麻雀知らない?」 京太郎「誘われてはいるけど、全く知らないな」 淡「へぇ、その方がいいかも」 淡「白糸台は田舎だし知らなくて当然だよね」 京太郎「あ、田舎なんだ」 淡「東京だけど、ここと比べるとね」 淡「一緒に遊ぼう。学校サボった同士で!」 京太郎「いいぞ!」 何処に行く? 1.ゲーセン 2.ショッピング 3.ファミレス 安価下2 107 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 22 04.45 ID Muo847aO0 [1/2] 103 確かにその方が良さそうですね 次からは遭遇をコンマにします 京太郎「ゲーセン行くぞ!」 淡「いいね!」 ーーーー 京太郎「さて……どのゲームをやろうかな」 淡「……」キラキラ 京太郎「どうしたんだ?ufoキャッチャーなんか見て」 淡「あの人形可愛い……」 京太郎「あれか……よし……」 チャリン 京太郎「やってみよう」 淡「おお!チャレンジャー!」 結果は? 0~49 失敗 50~80 成功 81~99 大成功 110 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 30 55.77 ID PGlJuUAr0 [1/5] 流石ドラロー ガチャンッ 京太郎「よし!取れたぞ」 淡「凄い!キョータロー!」 京太郎「ほら、やるよ」スッ 淡「え?」 京太郎「こんな可愛い奴男が持ったって意味ないだろ?」 淡「うん……それなら……」 淡「……ありがとう」ギュッ 京太郎「ははっどういたしまして」 淡の好感度が20上がりました 京太郎「そろそろ昼だな」 淡「うん。そうだね」 行動フェイズ 昼 何処に行く? 1,白糸台 2.映画 3.臨海 4.ファミレス 安価下3 114 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 35 24.99 ID kqvnc2Vx0 [4/4] 淡「白糸台に来る?」 京太郎「え?」 淡「部活には出たいからね、キョータローは見学においでよ」 京太郎「でも、他校だからなぁ……」 淡「この私が居れば大丈夫!なんたって高校百年生だから!」 京太郎「あ……うん」トオイメ 淡「ば、馬鹿にしないでよっ///」 京太郎「よし、着いて行ってみるか」 淡「ノリが良いね!」 115 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 50 50.00 ID iFRK0txd0 [2/2] 白糸台高校 淡「……」キョロキョロ 京太郎「さっきの威勢はどうした、さっきの威勢は」 淡「入り辛い……」 京太郎「そりゃサボったんだからそうだよな」 京太郎「どうする?やめとくか?」 淡「ふん!余裕で入れるからね!」 「……」 ザッ 淡「あ……」 出て来たのは? 0~30「テルー!」 31~60「たかみ先輩!」 41~70「亦野先輩!」 71~99「菫先輩!」 119 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 14 57 28.08 ID udxsRUa70 [2/2] 淡「テルー!」ギュッ 照「淡……と京ちゃん?」 京太郎「照……さん?」 淡「あれ?二人とも知り合い?」 京太郎「ちょっと昔のな」 照「京ちゃん……久しぶり」 京太郎「久しぶりです照さん」 照「大きくなったね」 京太郎「まぁ、そりゃそうですよ」 ※緊急安価コンマ判定 照の好感度・依存度は? 安価下6 127 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 05 46.90 ID pgoEEnGE0 [2/7] 照(好感度・依存度57) 幼馴染だね 淡「テルーはどうしたの?練習は?」 照「今日は部活休み」 淡「え……」 京太郎「おい」 淡「じゃ、じゃあ三人で遊ぼう!」 京太郎「そうなると思ったぜ……」トホホ 何処に行く? 1.ファミレス 2.公園 3.カラオケ 安価下3 132 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 14 52.03 ID jIoy+Xa40 [5/5] 照「ファミレスに行こう。デザート」 淡「いいね、ファミレス!」 京太郎「昔からスイーツ系好きですよね……」 ーーーーー ファミレス 照「知ってる?」 淡「何をー?」 照「携帯の抽選で100名様のクーポン」 淡「詳しく」ズイッ 照「当選すると……デザート食べ放題」 照「さらに、その中の10人に当選されると銀座の高級スイーツが食べ放題……!」 淡「ダメだった……」 京太郎「はやっ!」 照「私もダメだった……」 京太郎「よし……俺も!」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 失敗 31~60 成功 61~99 大成功 安価下4 133 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 15 15 07.06 ID zFG77yAF0 [4/11] はい 139 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 21 36.77 ID 8L50FlcH0 [1/2] 136そうですね、コンマの場合は直下にします 京太郎「失敗か……」 京太郎「でも、ダブルチャンスでなんとかデザート一品無料です」 照「京ちゃん……ナイス」 淡「一番大きい奴頼んで三人で食べよう!」 照と淡の好感度が10上がりました ーーーーー 照「ふぅ……おしかった」 淡「最高だったね!アレ」 京太郎「苦しい……大き過ぎる」ゲップ 京太郎「じゃあ俺、帰りますね」 照「これ……」スッ 淡「私もー!」スッ 京太郎「電話番号とメールアドレス?」 照「今日は楽しかった……また誘ってね、前みたいに」 淡「また、あそぼー!」 京太郎「おう!分かりました!」 今日は良い一日だな! 141 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 24 10.48 ID 8L50FlcH0 [2/2] このスレにコンマ神は居ないってはっきりわかんだよね 行動フェイズ 夕方 京太郎「結構帰るの遅くなったな」 京太郎「さて、何をしよう」 安価 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「TwitterとFacebookに登録しよう」(交流が広がる) 8「念の為に鍛えるか」 9「自由安価」 安価下3 146 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 32 06.02 ID RA1jWp4k0 [2/2] 息を吐くように高コンマの嵐(ドン引き) 京太郎「TwitterとFacebookって奴をやってみるか」 京太郎「よし、Twitterではキョータローで」 京太郎「Facebookでは須賀京太郎だな」 京太郎「知り合い全員フォローしとくか」 京太郎「よろしくお願いしますっ……と」 これから京太郎は自分の行動を逐一TwitterとFacebookに呟きます。 どうなるかは京太郎次第……? 京太郎「よし。登録完了!」 京太郎「おっリプライが来てる」 誰? 安価下4 今まで出会ったキャラを選択してください 153 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 39 07.19 ID PGlJuUAr0 [2/5] 有名人が高校生にリプライとかスキャンダル物ですねぇ(唖然) 京太郎「ん?」 京太郎「鍵垢にフォローされたぞ?」 京太郎「えっと……すこにゃー?」 京太郎「リプライも来てる」 すこにゃー 京太郎君? キョータロー そうですよ すこにゃー 私だよ、健夜だよ キョータロー 健夜さんでしたか、どうして鍵垢なんかを? すこにゃー 私は一応TVに出てるからね……一応 キョータロー なるほど。Twitter始めたばかりなんで、色々教えてください すこにゃー うん。お安い御用だよ 健夜の好感度が10上がりました 155 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2014/05/02(金) 15 42 15.11 ID PGlJuUAr0 [3/5] 行動フェイズ 夜 京太郎「さて、何をしようかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「念の為に鍛えるか」 8「自由安価」 安価下1 157 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 46 28.94 ID QfhWHKnU0 [3/3] 安価スレはスイスイ進むから楽しいね!(作者の息抜き) 京太郎「念のため鍛えるか」 京太郎「ふんっ……」ギシッ ギシッ 京太郎「よし、今日はここまでにしよう」 肉体ポイントが上がります 46/100 100まで行くとある程度危機を回避できます。微々たる物ですが 京太郎「よし寝よう!って……」 prrrrr 電話か…… 電話の相手は? 安価下6自由安価 今まで出会ったキャラでお願いします 165 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 15 59 49.47 ID u7t+FEXi0 [2/3] 京太郎「明華さんだ」 京太郎「もしもし」 明華『もしもし?』 京太郎「あ、明華さん」 明華『ネリーが心配していましたよ?』 京太郎「あはは……」 明華『明日は学校来てくださいね?』 京太郎「はい。分かりました」 明華『私も心配ですから……』ボソッ 京太郎「え?」 明華『っっっ///そ、それじゃあ!』プツッ 京太郎「切れちゃった……」 京太郎「寝るか、おやすみ」 一日が終了しました 166 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 06 51.71 ID pgoEEnGE0 [3/7] 好感度・依存度まとめ ネリー 好感度max 依存度119 智葉 56 明華 81 ハオ 29 ダヴァン 41 健夜 64 淡 46 照 67 ダークホースは宮永照と小鍛治健夜 智葉も怖いですねえ……戦闘能力は現在のキャラの中では最高ですから 168 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 08 38.38 ID pgoEEnGE0 [4/7] 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下4 174 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 16 37.74 ID pgoEEnGE0 [5/7] 167次からは重要な事以外は少し減らします 京太郎「よし!学校行くか!」 ーーー 通学路 京太郎「ん?……あれは?」 「……」クルッ 振り向いて来たのは? 0~20 ネリー 21~40 明華 41~60 智葉 61~80 ダヴァン 81~99 ハオ 安価下1 177 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 22 49.94 ID pgoEEnGE0 [6/7] 愛は無限大だよ!私と京太郎は繋がっているんだ! ネリー「京太郎っ♪」クルッ 京太郎「おっネリーか、おはよう」 ネリー「昨日はどうして休んだの?」 京太郎「ははっ色々あったからさ」 ネリー「入学二日目でサボるとはいい度胸だね。自覚が足りないよ」 京太郎「あはは……すまん」 京太郎「さ、行くか」 ネリー「うんっ!」ギュッ ネリーの依存度が20上がりました 178 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 25 37.43 ID bV3JuTBr0 キンコーンカーンコーン 京太郎「よし、放課後はどうしようかな」 1.麻雀部に顔を出す 2.デートをする 3.奉仕活動に勤しむ 4.まだしばらく教室で時間を潰す 安価下3 183 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 37 54.04 ID PGlJuUAr0 [4/5] 京太郎「教室で時間を潰すか」 ハオ「んっ……」ガラッ 京太郎「おっ……ハオか」 ハオ「京太郎……君」 京太郎「呼び捨ててでいいよ、呼び捨てで」 京太郎「どうしてここに?」 ハオ「日本の麻雀難しい……」 ハオ「めげそうです」 京太郎「ハオ……」 安価 1.「凄いよなハオは」 2.「俺なんか全然出来ないぜ?」 3.「じゃあさ、俺にその、中国麻将?教えてくれよ 安価下2」 186 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 45 42.19 ID C8xlg1WR0 [2/2] 京太郎「俺なんか全然出来ないぜ?」 ハオ「京太郎……」 京太郎「俺だって麻雀初心者」 京太郎「でもハオはもうルールを覚えて、麻雀の強豪臨海のレギュラーだろ?」 京太郎「そこまで悩む必要はないんじゃないか?」 ハオ「京太郎……」 ハオ「そうですね、私が馬鹿でした」 ハオ「もっと頑張ってみます」クスッ 好感度・依存度上昇安価 コンマ判定 0~10 11~60 61~99 安価下1 189 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 16 50 24.40 ID MjoEDjM20 [3/5] ハオの好感度と依存度が20上がりました 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「念の為に鍛えるか」 8「自由安価」 安価下1 191 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 17 00 25.25 ID lULVdxKn0 [1/2] 京太郎「ネトマでもするか」 京太郎「む、段々分かってきたような……?」カチカチ 京太郎「よし」 京太郎「やっとアガる事が出来た……」 ネトマポイント 4/10 全て貯まると……? 192 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 17 00 57.73 ID lULVdxKn0 [2/2] 行動フェイズ 夜 京太郎「何をしようかな」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「ネトマで勉強しよう」 4「メールしようかな」 5「電話しよう」 6「LINEしよう」 7「念の為に鍛えるか」 8「自由安価」 安価下3 197 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 17 05 54.68 ID MjoEDjM20 [4/5] 京太郎「もういっちょネトマだぁ!!!」 京太郎「俺はネトマの鬼になる!!」 連続ボーナス! ネトマポイント 8/10 京太郎「よし、これで完璧だ」 京太郎「俺って意外とセンスがいいのかもな」ムフフ prrrrr 京太郎「あ、電話だ」 安価下4自由安価 今までに出会ったキャラでお願いします 204 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/05/02(金) 17 10 13.01 ID OZM3MJRt0 [3/7] すこやん愛されてるなぁ……流石アラフォー(真顔) 健夜「もしもし?」 京太郎「あ、もしもし?」 健夜「元気?」 京太郎「はい、元気ですけど?」 健夜「そうなんだ……京太郎君ってどこの高校に通ってるの?」 京太郎「臨海です」 健夜「臨海かぁ……へぇ……」 京太郎「?」 健夜「麻雀頑張るといいよ」プツッ すこやんの好感度・依存度が10上がりました(次からは電話でも上がります) 京太郎「切れた……寝るか」 一日が終了しました
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特別編 ふたりの日記 ※本編とは完全に別のものです。別の世界線とかそういうのです side京太郎 4月×日 麻雀部に入部した 入学式の時に見た、あの美人、原村の胸に惹かれて入部しちまったぜ 麻雀なんてルールも知らないけど、これから覚えていけばいいか よし、これから麻雀もそれなりに頑張っていこう! 何より!胸のために!! side和 4月×日 麻雀部に入部しました 先輩は2人、優希と一緒に入部しましたが…… 同じ日に入部した男子、須賀くんはなんなんでしょうね 麻雀のルールも知らないし……なにより私の胸ばかり見ていました 男子ってそればっかりなんでしょうかね side京太郎 5月○日 最近和は咲とよく話してばっかりだ 俺は麻雀のルールと役こそ覚えたけど……全然勝てない 他の部員とレベルが違いすぎるからネト麻してる 和は教えてくれるけど……あの胸のせいで集中なんてできねぇ! そのたび、和に呆れたような目で見られる。その胸が悪いんだよ!! side和 5月○日 最近は須賀くんが連れて来てくれた咲さんが入部してくれたおかげで、前より楽しくやれてます メンバーも5人揃って、本格的に大会も見えてきました でも、そのせいで初心者の須賀くんを放置してしまいがちなのが少々申し訳ないです 部長も気にかけてか、ネト麻のたびに教えてたりしているので私も教えていますが…… 明らかに集中していません。それどころかまた胸ばかり見ています。もう少し真面目にやってほしいです side京太郎 6月△日 麻雀部が団体戦で優勝して以来、みんな全国のために頑張っている 全国制覇っていうの、みんな本気なんだなー 俺ももうちょい大会で頑張れば……いや、今更言っても仕方ないか これからは部のために雑用を、そして自分のためにもっと麻雀を頑張ろう みんなが本気で頑張ってる中、俺だけずっと気楽にやってる訳にはいかないしな side和 6月△日 団体戦優勝、でもこれからです 全国で優勝するため、もっともっと頑張らないと みんな、練習に熱が入っています そのせいか、以前より須賀くんに雑用を押し付けてしまったり、同じ1年生なのに少し申し訳ないですね 今度、何かお礼でも言うべきでしょうか side京太郎 7月□日 今日から4校合同合宿、俺は無論留守番。まー、女子ばっかだししゃーないわ みんなそれぞれメッセージを残していってくれた。ただし部長、あんたは無いわ 和なんかは目指せ上級卓とか、少しは気にかけてくれてるみたいで少し嬉しい みんなは居ないけど、みんな頑張ってるんだし、俺だってやってやる! 目指せ上級卓だ!! side和 7月□日 今日から4校合同合宿、大会で打った人達とですが、また打てるのはすごくいいです 全国で優勝するため、この合宿でさらにステップアップしたいですね それにしても……今更ですが、須賀くんを置いてきたことに少し罪悪感がありますね 女子ばかりなので、一緒に来る方が色々と問題はありそうですが……準備等は手伝ってもらってこの扱いは…… 一応メッセージだけは残しましたし、須賀くんも頑張っているでしょう。でも部長、あのメッセージは流石に無いです side京太郎 8月●日 やったあああああ!!全国制覇だあああああ!! マジですげーよみんな!! 本当に全国制覇しちまうなんて! ……俺も、目指してみるかな もっと、もっと、今以上に頑張ろう side和 8月●日 ついに!ついに全国制覇できました!! 父も見てくれていたみたいで、電話で転校は無しということが決まりました! これで清澄にいることができます!! 優希に咲さん、染谷先輩に竹井部長、それに須賀くん みんなと一緒にいれることがとても嬉しいです side京太郎 9月◇日 最近麻雀が楽しい いや、元々麻雀が面白そうで、実際楽しかったから入部したんだけど、最近は今まで以上に楽しい みんな、夏までまともに指導できなかったからって、しっかり教えてくれるおかげか、自分でも分かるくらい上達している そりゃまだみんなには勝てないけど、この調子でドンドンいくぜ! そして、俺も全国を目指す!! side和 9月◇日 最近はみんなで須賀くんの指導をしています 今までできなかった分、しっかり教えています その甲斐あってか、最近の須賀くんはドンドン上達していってます 何より楽しそうに麻雀を打っていて、その顔につい目がいってしまいます そういえば、須賀くん、最近は以前より胸を見なくなりました。夏の大会から何か変化があったのでしょうか side京太郎 10月▽日 今日は和の誕生日だったので、みんなでお祝いした 俺はハギヨシさんに教わり、エトペンをモチーフにした手編みのマフラーと手袋をプレゼントした 思っていた以上に和は喜んでくれたようで、良かった 最近は大会が近いこともあり、自分も大会に出るのに俺の指導ばかりしてくれたし、これくらい当然だ 秋の大会、俺だってやってやるぜ!! side和 10月▽日 今日は私の誕生日で、みんながお祝いしてくれました みんなからプレゼントを頂きましたが、他の方には悪いと思いますが、須賀くんのエトペンのマフラーと手袋が特に嬉しかったです どこで買ったのかと思ったら、手編みだというのが更に嬉しかったです 普段指導してくれるから、とか言ってましたけど、夏までできてなかったことをやっているだけなのに、この人は…… ありがとうございます、須賀くん。秋の大会、私も頑張りますけど、須賀くんの応援もしてます side京太郎 11月■日 最近和がよく教えてくれる 麻雀だけでなく、勉強まで分かりやすく教えてくれるからありがたい 大会の結果が残念だったからもっと麻雀もやりたいが、このまま成績がアレなのも駄目だ、ということらしい 今思えば最初会った時に比べてかなり態度も柔らかくなったなー うん、仲良くなれてよかった side和 11月■日 最近は須賀くんに麻雀以外に勉強も教えたりしています 麻雀に頑張っていたからといっても、あの成績は……見たのは偶然ですけど、ちょっと危機感を持って欲しいです 大会の結果から、麻雀を頑張りたいのは分かりますが、学生の本分は勉強ですよ須賀くん 最近は胸をそんな露骨に見ることも……無くなりはしませんが、減ってはいます 以前より優しい……いや、初めて会った時も結構優しかったですし、顔?顔つきは良くなって……いえ、そもそも顔も悪くは…… って、何を書いているんですか私は!!須賀くんのことばっかり…… side京太郎 12月◎日 今日はクリスマス、という訳で麻雀部でクリスマスパーティーだ 料理やケーキはみんなで作った。優希はタコス以外戦力外だったが それからプレゼント交換をしたが……和のエトペンぬいぐるみが当たっちまった せっかくだから持って帰ったけどな。ま、悪いものじゃないしな 和みたいに抱いて打ってみるか side和 12月◎日 今日はクリスマス、なので麻雀部でクリスマスパーティーをしました 準備からみんなでやって、楽しかったです それからプレゼント交換をしましたが……須賀くんの用意してくれた、飾るタイプの指輪でした 何気にこういうセンスもいいですね。とても綺麗で、いいものです 須賀くんからのプレゼントですし、大切にしましょう side京太郎 1月☆日 新年あけましておめっとさん 今日はみんなで初詣に出掛けた 和は着物を着ていて似合っていた。さすが和、すっげー綺麗だった お参りを済ませ、おみくじを引いた。結果は中吉。それなりにいいこと、いいできごとあり 咲が引いてた大吉や、優希が引いてた凶に比べたらインパクトは薄いが、まぁ悪くはないか side和 1月☆日 新年あけましておめでとうございます 今日はみんなで初詣に出掛けました せっかくだからと母が着物を着付けてくれました。みんな、須賀くんからも綺麗だ、似合うと言われて嬉しかったです お参りを済ませた後、おみくじを引きました。結果は小吉でした。恋愛、相手が鈍い、頑張れ。ってこれ本当におみくじで書くことでしょうか 恋愛って……相手なんていませんし、仲の良い男の人だって須賀くんくらいなのに、なんでしょうね side京太郎 2月▲日 今日はバレンタイン、という訳でチョコを貰って、そしてあげた。逆チョコって奴だ 最近は料理だけじゃなくお菓子も作れるようになったし、渡した時みんな喜んでくれた ただし優希、お前のタコスのチョコかけだけは許さん そういや和がやけに凝ったチョコをくれたな。しかも渡す時なんか恥ずかしがってたし チョコが失敗だったような感じもないし、なんだったんだろうな side和 2月▲日 今日はバレンタイン、普段のお礼も兼ねたみんなと須賀くんにチョコを作りましたが、須賀くんに逆チョコと言われて貰ってしまいました 麻雀部の誰よりも凝ってて美味しいチョコだったのは、女子として危機感を抱くべきでしょうか それにしても、作ってる時もやけに須賀くんの顔ばかり思い出したり、渡す時も恥ずかしくなってしまったり、なんでしょうか みんなに話すとやけに優しい目をされましたし……分かりません こうして日記を書いていても須賀くんのことばかり書いてしまっています。私、どうしてしまったんでしょう side京太郎 3月◆日 今日は卒業式だった。竹井先輩が卒業して、少し寂しくなるな そう思っていたが、なんかよく知らない3年生に呼び出されて告白された とりあえず知らないからと断ったが、友達からと押され、つい連絡先を交換してしまった その後これからよろしくとか言ってその3年生は帰っていった。が、その直後、物音がして振り返ると和がいた 見ていたのかと聞こうとしたが、和は走ってどこかへ行ってしまった なんか勘違いしたか?明日にでも誤解は解いておこう side和 3月◆日 今日は、卒業式でした 本来なら竹井先輩の卒業をお祝いしなければいけないのですが…… 式が終わった後、須賀くんの姿が無いので探していたら……見知らぬ3年生に告白されている須賀くんを見つけました 話の内容までは聞こえませんでしたが、その3年生の表情はまさに恋する乙女という感じで……それを見て、私はすごく胸が痛くなりました そのまま須賀くんが連絡先を交換するところまで見てしまい、どうしようかと悩んでいる時、須賀くんに見つかってしまいました 私はたまらなくなって、そこから逃げ出してしまいましたけど……どうして今も胸がこんなに痛いのでしょう 私……まさか須賀くんのことが…… 京太郎「……まさかこの時こんな勘違いしてたなんてな」 和「わ、悪いですか!?この時は、色々と余裕が無かったんです!」 京太郎「悪かないけど……それからの行動がなぁ……こっちの話も聞かないで無視とか、ちょっとへこんだんだぞ?」 和「それは……悪いと思ってますけど、京太郎くんが鈍すぎるのも悪いんですよ!?」 和「ほら!その、我ながらこんなに分かりやすいのに、どうして私の気持ちに気付かなかったんですか!?」 京太郎「それを和が言うか!?日記見る限り、3月まで自分でも気付いてなったみたいだし、最初はあんな冷たい態度だったのに!?」 和「胸ばかり見てたからです!」 京太郎「う……ま、まぁいいだろ!こうして今は付き合えてるんだし!」 和「全く……高校の時何を考えていたか知りたい、なんて言うから昔の日記を出したのに」 京太郎「悪かったって。でも、和は出会った時から可愛かったってことが分かってよかったよ」 和「なっ……ほんとうに調子がいい」 京太郎「いや、昨日の夜も可愛かったかな」 和「やっぱり最低です!」 和「……罰として、今夜も付き合ってくださいね?」 京太郎「……あぁ、喜んで」
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良子「お疲れ、グッドタイムだったよ」 竜華「お疲れ様でした!」 京太郎「お疲れ様でした」 おっさま「お疲れさ~ん」 良子「清水谷、さんは良い打ち手だ、選考会を楽しみにしているよ」 竜華「は、はい!」 良子「そうだ、須賀くんに伝えることがあったんだ」 京太郎「はい、なんですか?」 良子「近畿A、つまり大阪選抜チームのプラクティスは府の上位三校と合同で行われる」 良子「君はその練習に参加してくれ」 京太郎「え、いいんすか?」 良子「男子個人戦チャンピオンを利用しない手はないからね」 良子「それに……一人ぼっちは寂しいだろうし」ボソッ 京太郎「なるほど、了解です!」 良子「グッド、それでは私は失礼するよ」 竜華「お疲れ様でした!」 良子「ははっ、それはさっき聞いたよ」 竜華「あっ……」カァァ カランコロン 京太郎(戒能さんの人見知りも治ってきたのか?) 京太郎(まあ何にせよいいことだな)ウンウン 竜華「あぁ~緊張した~」グデー 竜華「あはは、強すぎるわ、なんなんあれ」 京太郎「昨年の新人王ですからね」 竜華「しんどいなぁ……はっ!」 竜華「忘れとった!」ガサガサ 京太郎「どうしたんすか?」 竜華「勉強せんと!もうすぐ期末なんや!」 京太郎「……あ」 京太郎「俺もいいですかね?」 竜華「京くんも試験なん?」 京太郎「そろそろ中間が」 竜華「ほな一緒に勉強しよか!はよ行こ!」 竜華「――――っと」 京太郎「なるほどなるほど~」 竜華「ここは――して――すれば……」 京太郎「へぇ、なるほど!」 京太郎「今日はありがとうございました!」 竜華「うん、また誘ってくれれば手伝うで!」 京太郎「でも、そうすると竜華さんの時間が無くなるじゃないですか」 竜華「ええってええって、ウチと京くんの仲やろ?」ニコッ 京太郎「あ……はい」 竜華「ん?どうしたんや?」 京太郎「あっ、いえなんでもないですよ!」 京太郎(ちょっと見惚れてた、なかなかの破壊力だよな……) 竜華「そっか、何かあったらウチに相談してな、先輩やし!」ムネハリッ 京太郎「」ブフォッ 竜華「あれ?京くん?鼻血!?」 竜華「京くん、京くーん!」ユッサユッサ 京太郎(お、おお、真横でおもちがががが)ブフォッ 竜華「京くーーーん!」 京太郎「もう夜、か」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「メール?」 恭子『主将に教えてもらったんで送りました、登録よろしく』 京太郎「末原先輩からか、そういえば霜崎さんは大丈夫だったんだろうか……?」 京太郎「そういえば竜華さんも試験が近いんだよな」 京太郎「ということは泉の試験も近いというわけ、か」 京太郎「一緒に勉強したいな、やっぱり竜華さんとかエイスリンさんとかだと迷惑になっちゃうし、少しでも年が近い方がいいし」 京太郎「できれば千里山で……ぐふふ」 京太郎「さーて、なんて送ろうかな」ピッ 京太郎「ん?」 『今度学校にお邪魔していいですか?』 京太郎「……あれー」 京太郎「なんで送っちゃってるのかな俺の心の声」 京太郎「なんで敬語になってんのかなー」 京太郎「これってまずいんじゃ……」 京太郎「いや、でも案外――」 泉『図書室ならだれでも入れますからそこで勉強しましょう』 京太郎「って返ってくるかもしれないな」 京太郎「うん、賭けてみよう」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「お、来た」 泉『そ、それはそこまでして私に会いたい、ってことなんですか?』 泉『せやったら嬉しいですけど、さすがに学校はダメです』 京太郎「真面目だな、おい」 京太郎「会いたい、ってことは泉も俺と一緒に勉強したいってことなんだろうな」 京太郎「このまま勉強の約束するか?」 京太郎「それとも無難に話して終わらせるか?」 京太郎「やっぱり少しでも勉強をしておきたいよな」 京太郎「いつ誘おうかなー」 京太郎「図書館の人に結構目を付けられてるから、なるべく家とかでやりたいよな」 京太郎『じゃあ来週の月曜日に泉の家でいいか?』 京太郎「俺の部屋に連れ込んだら誰に何言われるかわからないし、これでいいだろ」 京太郎「送信っと」ピッ ヴーッ ヴーッ 泉「……こ、これって」 泉「京太郎くん積極的やろ……いきなり家で、なんて」 泉「どうしよ……図書館辺りが無難やんな」 泉「……えい!」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「お、返って来た」 泉『さ、さすがに家はどうかと』 泉『図書館でええですか?』 京太郎「……まあしょうがねえか」 京太郎『了解、国麻頑張れよ』 京太郎『泉なら大丈夫だから』 京太郎『んじゃ、またな』 京太郎「よし、これで完璧」ピッ 京太郎「そろそろ寝よ」 【9月第3週 平日】終 【9月第3週 休日】 京太郎「今日が国麻の選考会か」 京太郎「俺は行く必要ないけど、観戦とかに行くのもいいな」 京太郎「さてと、どうするか」 朝 京太郎「照に会いに東京に行こうかな」 京太郎「でもあっちも選考会やってるんだよな……」 京太郎「そもそも会えるかどうかわからないし」 京太郎「長野と違って父さんや母さんが交通費出してくれるわけじゃないし……」 京太郎「何より勉強もできないんだよな」 京太郎「行くか、行かぬか」 京太郎「やっぱり勉強するか」 京太郎「そういえば今ここにいるのって誰なんだ?」 京太郎「部員のみんなは行っちゃっただろうし霞さんも付き添いで行ったはず」 京太郎「とすると……」ユビオリ 京太郎「あれ、誰もいなくないか?」 京太郎「一人で黙々と頑張ろう」 京太郎「よし、社会をやろう」 京太郎「身分差別とか石油とかか」 京太郎「少しめんどくさそうだな」ウムム 京太郎「うむ、うむ!」 京太郎「覚えきった覚えきった!」 京太郎「この調子ならいける!」 京太郎「今回こそ学年一位だ!」 京太郎「さて、昼は何をしよう」 京太郎「息抜きにバイトでもするか」 京太郎「今日はどんなのがあるのかなーっと」 ヴーッ ヴーッ 京太郎「お、戒能さんからメールだ」 良子『実は君にミッションがあったんだ』 良子『子どもたちの麻雀教室なんだけれど、勉強の息抜きにでもどうかと思ってね』 良子『都合が悪ければ断ってくれて構わない、人材はもうすでに集めてあるから』 良子『男子個人戦チャンピオンというサプライズもよいと思うんだ』 良子『場所は―――だ、交通費は先方が出してくれる手筈だ』 良子『よろしく』 京太郎「……ふむ」 京太郎「行ってみるか」 「さあみんな!今日はスペシャルゲストが来てるよ!」 「インターハイ男子個人戦チャンピオン!」 「須賀京太郎くんだぁぁあぁあ!」 ワー! カッコイイー! サインシテー! 「今日は京太郎お兄さんの麻雀教室だよ!」 「さあみんな!張り切っていこう!」 「お疲れ様でしたー」 京太郎「お疲れ様でした」 「いやーよかったよ須賀くん!」 「私も君と同じ長野出身でね、いやー鼻が高いね!」 「一応テレビ関係の仕事だから君を出すように上に掛け合ったりしてみるよ!」 「今日はありがとね!」 京太郎「はい!お疲れ様でした!」 京太郎「いい仕事をした気がする」 京太郎「部屋に帰ったら何をしよう」 京太郎「みんなは一緒に晩飯食べって帰ってくるらしい」 京太郎「仲良いよな……」 夕 京太郎「街に行ってみるか」 京太郎「だれかに会えるかもしれないし」 京太郎「コンビニに行くか」 京太郎「さて、何を買おうかなー」 エイスリン「キョウタロー?」カシゲ 京太郎「あ、エイスリンさん、どうだったんですか選考会は」 エイスリン「ガンバッタ!」ムフー 京太郎「何を買いに来たんですか?」 エイスリン「ゴホウビ!」 京太郎「頑張った自分に、ですか?」 エイスリン「」コクッコクッ 京太郎「んーそうですかー」 京太郎(労いの品か、みんなプリンとか買ってけば喜ぶかな) 京太郎(とりあえず、何を買おうか) 京太郎「きのこの山にするかな」 エイスリン「」ジーッ 京太郎「どうかしましたか?」 エイスリン「」ブンブン 京太郎(これ、どうしようかな) 京太郎(みんなにプレゼントして回るか、それとも一つだけ俺用に買うか) 京太郎(前の小走さんと弘世さんみたいになったらアレだからな) 京太郎(エイスリンさんはコ○アラのマーチみたいな感じがするし) 京太郎「それじゃ、帰りましょうか」 エイスリン「ウン!」 京太郎「また何か買ったんですか?」 エイスリン「コレ!」 京太郎「ああ、ア○ルフォートですか」 エイスリン「キョウタローハ、mushroom?」 京太郎「俺は無所属ですからね、なんでも食べますよ」 エイスリン「ヨカッタ!」ニコッ 京太郎「それはよかったです」 京太郎(やっぱりみんなの間にも派閥があるのか?) 夜 京太郎「久しぶりに読書をしよう」 京太郎「WEEKLY 麻雀 TODAYを読もう!」 京太郎「といっても何か月も前のやつなんだよな……」 京太郎「ま、適当に読むか」 京太郎「大して得られるものもなかったなー」 京太郎「インターハイ前ならまだ役に立ったかもしれないな」 夜 京太郎「ちょっくら散歩に行ってくるか」 京太郎「もう毎週恒例だな」 京太郎「今日はどっちへ行こうかな」 京太郎「今日は誰もいないみたいだな」 京太郎「そろそろ帰るかー……っと」 京太郎「星が綺麗だなー、長野みたいだ」 京太郎「よし!来週も頑張ってくぞ!」 【9月第3週 休日】 【side-京-】終了 時を少し遡り 【9月第3週 休日】 【side-咏-】開始 咏「なーなー、京太郎置いてってよかったん?」 霞「試験期間中だからなるべく来ないほうがいいかなーってね」 郁乃「あ、着いたで~」 憩「2か月ぶりやねー」 エイスリン「ガンバル!」 霞「この中に入ったらみんな敵同士よ、情けなんていらない」 霞「思う存分やってきなさい」 「はい!」 雅枝「えー、今日はみんなよう集まってくれた」 雅枝「いろんな高校が集まっとる、高校ごとに理念の違いはある」 雅枝「例えば千里山女子高校であれば『常にトップを目指すこと』を心掛けとる」 雅枝「今日はその理念を守りつつ、それぞれ楽しんでくれたらええと思う」 雅枝「試合の組み合わせはこれから後ろのモニターに出る」 雅枝「お、出たな」 雅枝「ほな、選考会開始や!」 咏「うえぇ、なんか調子わりぃ……」 咏「対局室C、ここかぃ?」 泉「あ、三尋木さん」 咏「おっほ、泉じゃ~ん、咏でいいぜぃ咏で」 泉「えーっと、咏……ちゃん?」 咏「いいねぃいいねぃ、んじゃ行こっか」 ギギギー 開局 咏「うっし、リーチ!」 良子(今回はハルの打ち筋を使ってみましょうか) 良子「チー」 良子(3翻30符) 良子(後は誰かが気づくのを待つだけです) 泉(咏ちゃんのリーチ、なるべく警戒せんと) 泉(これなら、通るか?)トン 良子「ロン」 良子「5800」 泉「あ……はい」 良子(……ふむ) セーラ(泉が振り込んでもうたか) セーラ(今日はプロが相手やから、初っ端からとばすで!) 【待望背負いし大砲】発動! 東一局一本場 親 良子 30800 セーラ 25000 泉 19200 咏 25000 セーラ「ふっふ~ん」 良子「ポン」 良子「チー」 咏(戒能プロ、さっきから鳴いてばっかだねぃ) 咏(おかげでさっきのも流されたし) 咏(……そうか) 咏(この辺りかねぃ?) 良子「ロン」 良子「4200です」 セーラ「うへっ、和了られるかー」 セーラ(プロやっちゅうんにこまけーな) 東一局二本場 親 良子 35000 セーラ 25000 泉 19200 咏 20800 良子(さてと、ダマで跳満) 良子(このままで行きますか) 咏(やっべー聴牌できねー) 咏(今度は戒能プロが高い感じだし) 咏(勝てっかなー) 良子「ツモ、6200オール」 良子(和了りすぎましたね……) 良子(少し抑えますか) 東一局三本場 親 良子 53600 セーラ 18800 泉 13000 咏 14600 咏(判断基準はわっかんねーけど、とりあえず上位に食い込むようにしねえと) 咏(よし、跳満テンパイ) 咏(いずみんに当ててもぎりぎり残るし) 咏(これで行くかねぃ) 泉(あかん……) 泉(京太郎くんが応援してくれたのに) 泉(そういえば、図書館デートの約束してたんや!) 泉(って何思い出してるんや、こんな状況で!)トン 咏「ロン!12900!」 泉「はわっ」 セーラ(泉があかんな) セーラ(なるべく戒能プロと三尋木から取ってまくったる!) 【待望背負いし大砲】発動! 東二局 良子 53600 親 セーラ 18800 泉 100 咏 27500 咏(なんでここまで来てテンパイできないかねぃ) 咏(対面のやつはテンパイしてそうだし) 咏(やっばいねー) セーラ(あちゃー、ここで来てまうかー) セーラ(泉には酷やけど……) セーラ(しゃあないよな) 泉(咏ちゃんも戒能プロも、もちろん江口先輩も強い) 泉(でも、私かてこの二か月何もしてこなかったわけやない) 泉(こっからまくる!) セーラ「ツモ、6000オール」 泉「……は?」 終局 良子 47600 セーラ 36800 咏 21500 泉 -5900 良子「お疲れ」 セーラ「お疲れっした!」 泉「お疲れさま……でした」 咏「お疲れぃ」 咏(ま、次で取り返すかねぃ) 泉(こんなんでだいじょうぶなんやろか……) 二回戦 咏=61+117+60-30=208 郁乃=87+124+60=271 漫=81+116+30+30=257 雅枝=33+160+90=283 郁乃「お疲れさん~」 雅枝「お疲れ」 漫「ふーっ、ふーっ」 咏「……お疲れ」 雅枝「上重はトンパツのあの和了りよかったで、三尋木は和了に執着した方がええ」 雅枝「赤阪は……なんて言えばええんやろ」 雅枝「ようわからんかった」 咏(やべぇ……やべえよ……) 三回戦[咏・恭子・怜・絹恵] 怜「けほっ、けほっ」 怜「うぅ、なんか調子悪いなぁ」 怜「対局室は……ここか」 怜「早く竜華のひざまくらがほしいな……」 ギギギー 恭子「メゲるわ……」ズーン 絹恵「あ、あはははは」ウツロ 咏「はぁ……」ズーン 怜「なんやここ……」 咏=90+117+60-30=237 恭子=43+120+15+15=193 怜=17+100+60+15=192 絹恵=81+108+15+30=234 怜「あーあ、あと100点届かんかったかー」 絹恵「あと300点……」 恭子「なんやこの接戦」 咏「はっはー!やっと1位だぜ!」 怜「この調子やとダメかもな、こほっ」 恭子「私もや……」 絹恵「だ、大丈夫ですよ!末原先輩も園城寺先輩も私より強いですし!」 怜「二位に言われてもな……」チラッ 怜「……竜華みたいな乳しよって」ジトッ 絹恵「乳!?」 恭子「はぁ……」 咏「はぁ……」 怜「はぁ……」 絹恵「三人そろって!?私どんだけ恨まれとるんですか!」 四回戦 [咏・竜華・浩子・由子] 咏「さーてと、次も勝っちゃおうかねぃ~」 ダダダダ 咏「ん?」 浩子「ちょっとそれ捕まえて!」タッタッ 竜華「トキ!トキ!トキィィィィィィイイ!」タッタッ 由子「そこ!なのよー」ゲシッ 竜華「ウガァァァアア!」 浩子「確保!」 浩子「ご協力感謝します」 由子「どうってことないのよー」 咏「い、今のは?」 浩子「清水谷部長の禁断症状、気にせんでええよ」 竜華「トキィ……トキィ……」ハァハァ 咏「ほんとにいいのかよ……」 咏=42+120+60-30=192 竜華=22+120+25=167 浩子=8+116+15+15=154 由子=87+120+15=222 由子「私がトップなのよー」 浩子「真瀬由子……ノーマークやった」 竜華「トキ、トキハドコ?トキ?トキ?トキィィィィイイ」 咏「お、おい、本当にだいじょうぶなのかよ」 浩子「この『ときちゃんボイスチェンジャー』をつかえば……」 浩子(怜ボイス)「りゅうかーこっちやでー」 竜華「トキ!?トキ!」ダダダダダッダ 咏「逃がしちゃってよかったん?」 浩子「ああ、次は二人が同卓するはずやから」 最終戦 [咏・洋榎・憩・エイスリン] 開局 洋榎(テンパイでけへんなー) エイスリン「カン!」 エイスリン「カン!」 エイスリン「カン!」 咏「三連続カンって……」 憩「咲ちゃんみたいやなー」トン 咏(つってもこれで2翻80符、タンヤオも絡んでたらやばいねぃ)トン エイスリン「ロン!」 エイスリン「タンヤオ!サンカンツ!」 エイスリン「12000!」 咏「うえっ」 洋榎(なるほど、な) 洋榎(一人は素人みたいやから、ねらい目) 洋榎(一発いったるで!) 【灼熱の矛】発動! 東一局一本場 親 エイスリン 37000 洋榎 25000 憩 25000 咏 13000 洋榎(三尋木は手作りがちょっとばかし遅い、せやったら速く作るだけ) 洋榎(初心者は和了られないように気を付ければええ) 洋榎(荒川は……ようわからん) 洋榎「この局はこの愛宕洋榎がもろたで!」 「「「「ノーテン」」」」 洋榎「なんでや……」 東二局二本場 エイスリン 37000 親 洋榎 25000 憩 25000 咏 13000 同コンマのため、流局 咏(まーた調子わりぃなぁ) 咏(一応テンパイできたけど、和了れねえだろこれ) 咏(次に賭けるかねぃ) 洋榎(流局か……) 洋榎(今度こそ和了ったる!) 【灼熱の矛】発動! 東二局三本場 エイスリン 35500 親 洋榎 26500 憩 23500 咏 14500 洋榎(チートイドラ2、スジひっかけにもなる) 洋榎(この初心者なら引っかかるやろ) 洋榎「速攻親リーチ!」 咏「うげっ」 憩(愛宕さんが親リーかぁ……まあこれなら通るやろ) エイスリン(カスミ!) エイスリン(スジ!)トン 洋榎「ロン、18900」 エイスリン「エッ」 咏(そういやこの前霞がスジを教えてたねぃ) 咏(しゃあねえか……) 東二局四本場 エイスリン 16600 親 洋榎 45400 憩 23500 咏 14500 同コンマのため、流局 「「「「テンパイ」」」」 洋榎「いや、流れすぎやろ」 東二局五本場 エイスリン 16600 親 洋榎 45400 憩 23500 咏 14500 洋榎「カン!」 洋榎「嶺上!……ならず!」タン 咏(嶺上、ってことはもうテンパイしてるってことだよな) 憩(喰いチャンタ、安そうな手やな) エイスリン(カスミ……) 洋榎「来るでー、今度こそ来るでー」スチャ 洋榎「……って来とらんやないか!」 咏(さっきからうっせーな……ったく) エイスリン(テンパイ!) エイスリン「リーチ!」ニコニコ 洋榎「あ」 エイスリン「エッ?」 洋榎「荒川から和了ろ思うとったんやけど……ロン」 洋榎「49500」 エイスリン「…………」ブワッ 終局 洋榎 94900 憩 23500 咏 14500 エイスリン -33900 エイスリン「アリガトウ……ゴザイマシタ」 洋榎「あ、ほんま……ごめんな」 エイスリン「Losers are always in the wrong.」 エイスリン「All right」ニコッ 洋榎「え?」 咏「大丈夫だから気にするなってよ」 『対局が終わった各選手は中央ホールに集合してください』 憩「ほな行こか」 エイスリン「……ウン」 雅枝「あー、今日はお疲れ」 雅枝「選抜メンバーは後日学校の方に通達する、それまで練習を怠らんようにな」 雅枝「それと、選抜を決めるのはこの選考会の結果だけやない」 雅枝「今までの成果とかも関係しとるから、調子が悪くても落ち込まんように」 雅枝「私からは以上や」 雅枝「ほなこれにて解散!」 憩「エイちゃん、まだチャンスあるって!」 咏「府大会でもインターハイでも頑張ったんだから大丈夫なんじゃねえの?」 エイスリン「ウン……ウン……」 憩「せや!自分にご褒美でも買ってきたらええんとちゃう?」 エイスリン「ゴホウ、ビ?」カキカキ バッ |ごぼうの絵| 憩「ごぼう、やなくてご褒美や」 咏「頑張った人にあげるプレゼントだよ」 エイスリン「present……ゴホウビ!」 咏「そーそー、ほらあそこにコンビニあるから買ってくれば?」 エイスリン「ウン!アリガト!」 咏「気ぃつけろよー」 憩「咏ちゃんはどうやったん?」 咏「びみょーだねぃ」 憩「ウチも」 咏「ほんっと、長い一日だったよ」 憩「せやねー」 咏「あれ、そういやぁ……勉強ってどうなってたんだっけ」 憩「ウチはもう準備万端やでー」ニコニコ 咏「なんだよその笑顔!やっべーよさっさと帰んねーと!」タッタッ 憩「気ぃつけてなー」 憩「んーっ、今日は疲れたなぁ」 【9月第3週 休日】終 【9月第4週 平日】 朝、秋晴れの空に向かって手を伸ばす 京太郎「んーっ!」 京太郎「今日も今日とていい天気だ!」 明日から行われる試験から目をそらして今日の天気に目を向ける まあ、きっと大丈夫だからな、前回も学年上位だったし…… 京太郎「今日も頑張っていくかー!……ん?」 体の芯を伸ばして左右していると何かが目に入った 門の前に立っている人がいたのだ こんなアパートに何の用なんだ?尋ねてみよう そう思って門へ向かう 近づくほど、だんだんと相手の様子が見えてくる 門の前に立っていたのは、スーツ姿の大人の女性だった 黒縁の眼鏡と銀色の綺麗な腕時計の似合う綺麗な人 霞さんほど、とはいかないまでも、おもちもそれなり まさにザ・大人、というような人だった 京太郎「あのー、何か用でも?」 「貴方は……須賀京太郎ね」 京太郎「……なんで俺の名前を知っているんですか?」 「今の貴方には関係ないわ、ふーん……」 女性が俺の顔と身体をまじまじと見る、舐めまわすように、ってこんな感じなのだろうか 「いい顔にいい体格してるわね」 京太郎「はあ、どうも」 「これ、用があったら連絡して頂戴」 女性が俺に差し出したのは……名刺というやつか 女性の名前と電話番号が書かれてある あれ?顔を褒めたあとに連絡先を渡してくるって、ひょっとして…… 「あ、男に興味は無いから」 でっすよねー そう言うと、女性は清々荘を去って行った あらためて名刺を見てみる ふむふむ、秘書をやっているのか、秘書さんって呼ぼうかなー とか、そんなことを考えていると、ある見慣れた単語が目についた 京太郎「荒川、病院?」 京太郎「それにしても綺麗な人だったな」 京太郎「ちょっと目はきつかったけど……おっ」 憩「…………」ブツブツ 京太郎「憩さんじゃないか、ちょっと驚かしてみよう」 憩「ここが…………」ブツブツ バッ 憩「わわっ!?」 京太郎「だーれだ?」 憩「もう、京太郎くんかぁ」 京太郎「おはようございます、すごく集中してましたけど、ちゃんと前見てないと事故りますよ?」 憩「あーうん、ごめんな、昨日あんまりでけへんかったから」 京太郎「体壊したりするのもなんですから、気を付けてくださいね」 憩「うん、おおきに」ニコッ 京太郎「勉強中に悪いんですけど、これ」 さっき受け取った名刺を見せる 憩「なんや?」 京太郎「この人、知ってますか?」 憩「…………」 憩さんの表情が少しだけ曇る、笑顔のまま 憩「なんでそれを持っとるんや?」 京太郎「今朝清々荘の前にいて、少し話を」 憩「……そっか」 憩「あーごめん、ウチちょっと用事あったから先行くわ!じゃあ!」 京太郎「憩さん?」 こちらに微笑んで、憩さんは走って行ってしまった まるで何かを誤魔化すように 京太郎「うーん……」ムムム 咏(京太郎のやつ、何考えてるんだ?) 「ねーねー聞いた?転校生が来るいうウワサ!」 「来週来るらしいやん!」 「楽しみやわ~」 京太郎「転校生……秘書さん……病院……」ムムム 咏「何なんだ?一体」 京太郎「今日は屋上じゃなくて気分転換に部室に行くか」 京太郎「あれ?そもそも部室って空いてるのか?」 京太郎「まあいっか、失礼しまーす」 ガチャ 京太郎「空いてなかったか……どうしよ」 憩「京太郎くん?」 京太郎「部室空いてないんですね」 憩「鍵も借りられへんかったからね」 憩「せや、京太郎くんも一緒に食べへん?」 京太郎「どこでですか?」 憩「んー……グラウンドとか?」 京太郎「じゃあ行きましょうか」 憩「ここでええな、京太郎くん」ポンポン 京太郎「隣っと」 憩「今日は購買の弁当なんやね」 京太郎「気まぐれですからね」 憩「気まぐれ……か」 京太郎「そういえば、国麻の後に新人戦があるんですよね」 憩「あー秋季大会やね、ウチらは部員足りへんから出られんけどね」 憩「個人戦はあるけど、どうせならまたみんなでやりたいな」 京太郎「ですね……来年のインターハイまでお預けですか」 憩「出ること確定なん?」 京太郎「あっ……まあ出られるでしょう、憩さんと咏がいれば」 憩「来年、部員集まるとええな」 京太郎「また俺が集めますよ」 憩「それもええけど、今度はみんなでやりたいな」 京太郎「それはいいんですか……」 京太郎「放課後かー何もすることないなー」 京太郎「でも、何かあったような?」 京太郎「そうだ!泉と勉強をするんだった!」 京太郎「あっぶねー忘れるところだった」 京太郎「図書館でよかったよな」 京太郎「急いでいかねえと!」 泉「京太郎くん、まだかな」ソワソワ 泉「私の勘違いやったんかな……」 泉「ちゃんと着替えてきたのに……」 京太郎「おーい!泉ー!」 泉「京太郎くん!」 京太郎「ごめん、待たせたな」 泉「い、いえ今来たとこです」 京太郎「じゃ、中に入るか」 泉「はい!」 泉「図書館デート、楽しみや!」 京太郎「えっ?」 京太郎「今日は勉強しに来たんだけど、デート?」 泉「えっ、あ……ぁぅ……」カァァ 泉(結局私の勘違いやったんか……恥ずかしい!) 京太郎「あーあれか、関西人のボケか、泉でもするんだなー」 泉「えっ、ええ、そうです、デートなんてそんなわけないですよー」 京太郎「だっ、だよなー」 泉「ですよー」 京泉「「あはははははは」」 京泉(*1) 泉「――――っと、こんなところでしょうか」 京太郎「ふ~むなるほどなるほどなるほど~」 泉「本当にわかってるんですか?」 京太郎「おう!泉は頭がいいんだな!」ニカッ 泉「そ、そんな……」カァァ 泉「よく本を読んだりしてるので……」メオヨギ 京太郎「へぇー、それじゃあ次行こうぜ次!」 泉「ここはですね―――」フニッ 京太郎「お、おう……」 泉「それでここは―――」 京太郎(泉がよりかかってくるから当たってる!せんべいだけど!) 泉「ちゃんと聞いてます?」 京太郎「おう、ばっちりだ!」 泉「ここは―――」 京太郎(集中できねー!) 夕 泉「こんなところでしょうか」 京太郎「教えてくれてありがとな」 泉「いえ、私の勉強にもなりますし」 泉「京太郎くんはまだここに残るんですか?」モジモジ 京太郎「ああ、そのつもりだけど、どうかしたか?」 泉「い、いえっ、別に一緒に残りたいとかそういうわけやないですから!」 京太郎(泉がいると楽だからなー、でも泉にも予定があるだろうし、どうしよ) 京太郎「泉、まだいいか?」 泉「ええ、もちろんですとも!」 京太郎「そうか、よかった、それでここなんだけどさ」 泉「ああ、それは―――」 泉「ここは―――とあるので―――ということですね」 京太郎「うん」 泉(京太郎くんの顔がこんな近くに……)カァァ 京太郎(振り向けばすぐ近くに泉がいるんだよな……)カァァ 京太郎(よくよく考えたら泉って結構レベル高いよな) 京太郎(顔も可愛いし……でもあの制服って何なんだ?) 京太郎(似合ってるし可愛いけど、誘ってるようにしか見えないんだよな……)モンモン 泉「きょっ、京太郎くん!聞いてます?」 京太郎「おっ、おう、もちろんだぜ!」 京太郎(集中できねー!) 京太郎「いよいよ明日から試験か……」 京太郎「あんまり寝られないからメールでもしよう」 京太郎「照に送るか、ふぁあ」 京太郎「眠いな」 京太郎『おやすみなさい、また明日』 京太郎「送信っと」 京太郎「おやすみー」 照「京からメール」ワクワク 『おやすみなさい、また明日』 照「……は?」 照『どういうこと?』 三時間後 照「返ってこない……」ズーン 照「わけがわからないよ……」 【9月第4週 平日】終 テストの結果 国語 87(-13) 数学 62(-37) 科学 49(-44) 社会 70(-30) 英語(ぞろ目) 100(+13) 【9月第4週 休日】 京太郎「科学自信ねえ……」 京太郎「国語は教えてもらっただけあって解けたけど、うああ……」 京太郎「どうしよう……」 朝 京太郎「本でも読むか」 京太郎「どれを読もう……」 京太郎「WEEKLY麻雀TODAYを読み終えよう」 京太郎「お、戒能さんが載ってる」 京太郎「瑞原プロも載ってるし、野依プロも載ってる」 京太郎「俺、この人たちと知り合いなんだよな……」 京太郎「なんか自慢だな」 京太郎「よっし、読み込むぞ!」 京太郎「三人とも立派なおもちだよな、写真集とか無いんだろうか」 京太郎「そういえば、今日から選抜の練習だっけ、あくまで選考会の一部らしいけど」 京太郎「俺も行ってみようかな」 昼 京太郎「よし、行ってみるか!」 京太郎「場所は……千里山か」 京太郎「入れるかな……」 京太郎「戒能さんに連絡入れとけばいいか」 京太郎「なんとか入れたな」 良子「はろー、須賀くん」 京太郎「どうも、こんにちは」 良子「麻雀部の部室は、知ってるよね?」 京太郎「来たことはあるので」 良子「なら良かった、私は少しやることがあるからここまで」 良子「また後で」 京太郎「はい、また後で」 京太郎「さて、と何をしよう」 京太郎「特訓は他の人に手伝ってもらうのもなんだから戒能さんとかに手伝ってもらおう」 京太郎(みんな集中してるな……) 良子「やっ、どうだい?」 京太郎「皆さん集中してるから俺が邪魔していいのかなーと」 良子「それなら私が話し相手になろうか?」 京太郎「戒能さんもそんなことが言えるようになったんですね」 良子「まあね、君のおかげだよ」 良子「コーヒー飲むかい?」 京太郎「いただきます」 良子「ブラックでいい?」 京太郎「大丈夫です」 良子「さて、何の話をしようか」 京太郎「んーじゃあ、戒能さんの趣味って何ですか?」 良子「趣味、か見ての通り麻雀一筋だったからね、無いよ」 良子「たまに読書したりテレビも見たり、インターネットもするけど、趣味と言うほどではないね」 良子「逆に聞くけど、須賀くんの趣味は何?」 京太郎「俺は……俺も同じですね」 京太郎「趣味という趣味は持ってないですよ」 良子「ふふっ、似たもの同士というやつだな」 京太郎「ですね」 京太郎「そうだ、前から聞きたいと思ってたんですけど」 良子「ん?何かな」 京太郎「麻雀に最も必要なものって何だと思いますか?」 良子「ネセサリーか……うーん」 良子「そんなことは考えてもみなかったよ」 良子「そうだな……楽しむこと、とか?」 京太郎「楽しむこと、ですか」 良子「イエス、楽しくなければやってられないだろうし、色々な人たちと楽しむためにここまで来たんだから」 良子「私のアンサーは楽しむこと、だね」 京太郎「なるほど、ためになります」 良子「そういってもらえるとグラッドだよ」 良子「……そういえば、清水谷さんとはどういう関係?」 京太郎「竜華さんですか?」 良子「この前も名前で呼び合っていたし……ひょっとしてこ、こここっ、恋人、とか?」 京太郎「まさか、ただ仲良くしてもらってるだけの友だちですよ」 良子「じゃ、じゃあ!」ガタッ 良子「わっ、わたっ、私のことも、そのっ、戒能さんじゃなくて、えっと、そのっ……」カァァ 京太郎「どうしたんですか? 773」 京太郎「どうしたんですか?良子さん」 良子「えっ」 良子「今、何て……」 京太郎「あ……やっぱりダメですか?」 京太郎「てっきり名前で呼んでほしいのかと」 京太郎「すみません、生意気でしたね」 良子「そんなこと、ないよ」 良子「むしろオールライトだよ、もしかしてエスパー?」 京太郎「良子さんだからわかったんですよ、友だちじゃないですか」 良子「そ、そうだよね、えと、じゃあ、きょっ、きょきょきょ、きょうた……ふぅ」 良子「そうだよね、これからもよろしく、京太郎」ニコッ 京太郎「…………」 良子「京太郎?」 京太郎「あ、はい!こちらこそ!」 京太郎(笑顔も綺麗だなぁ、おい!) 京太郎(友だちって何なんだよ……) 京太郎「そうだ、良子さん」 良子「ワッツ?」 京太郎「特訓手伝ってくれませんか?」 良子「トレーニングだね、いいよ」 良子「京太郎のフォローもしなければいけないからね」 京太郎(牌の感覚、卓の雰囲気) 京太郎(この感じ、なんだか……) 良子「こんなところだね……ん?」 京太郎「…………」 良子「今、何か考えているか?」 京太郎「つい最近なんですけど、麻雀をしてると思い出すんですよね」 京太郎「昔のこと、照と咲とモモ……あっ、宮永姉妹と東横桃子と打ってたときのことなんですけど」 良子「その感覚が戻ってきてる、と?」 京太郎「そんな感じでしょうかね」 良子「そうか……」 京太郎「何かわかりますか?」 良子「いや、何も」 京太郎「ですよねー」 京太郎「あの三人ともまだ互角に打てていた気がするんですよね、明確ではないんですけど」 良子「……それは少しインタレスティングだね」 良子「もう少しやってみようか」 良子「で、どう?」 京太郎「どう、と言われましても、まだぼんやりと思い出す程度なので」 良子「そうか……力不足だったね、すまない」 京太郎「いえ、良子さんはありがたいですよ」 京太郎「こんな俺の話を聞いてくれて、ありがとうございます」ニカッ 良子「う、うむ、そうだね、うん」カァァ 夕 京太郎「まだ練習は続いてるみたいだし、俺も残るか」 京太郎「次は何をしよっかな」 京太郎「うろちょろするのもあれだし、何か手伝うか」 京太郎「データをまとめよう、牌譜の整理でもするか」 京太郎「そうと決まれば……このパソコン使っていいんだよな」 良子「何やってるんだ?京太郎」 京太郎「牌譜の整理をしようと思いまして、このパソコン使っていいんですよね」 良子「確かそのはずだったと思う」 霞「あら、京太郎くんが牌譜まとめてくれるの?」 京太郎「何かやらなきゃな、って思ったんで」 霞「それじゃあこれもお願いね、今までの牌譜」 京太郎「わかりました」 霞「そうだ、私も手伝おうかしら、一人じゃ大変でしょ?」 京太郎「いいですよ、俺一人で大丈夫ですから」 霞「まあまあそう言わずに、ね?」 京太郎「……そうですね、お願いします」 良子(カスミと京太郎、仲良い……)ジーッ 良子「…………」ムムム 京太郎「良子さん、どうかしました?」 良子「あーいやー、なんでもない、私も手伝っていいかな?」 京太郎「はい、お願いします」 京太郎「これは、怜さんに竜華さん……千里山の人たちの牌譜ですね」 良子「」ピクッ 霞「学校ごとにまとめておいたのよ、でも細かくまとめるのはちょっとね」 京太郎「やっぱり霞さんは頼りになりますね」 良子「」ピクッ 霞「そういう京太郎くんこそ」 良子「」ピクッ 京太郎「いえいえ霞さんこそ」 霞「京太郎くんこそー」 京太郎「霞さんこそー」 良子「きょっ、京太郎!は仲のいい友だちが多くないか!」 京太郎「名前で呼んでる人のことですか?」 良子「オフコース!」 京太郎「そうですね、咲、照、モモ、憩さん、霞さん、エイスリンさん、咏、郁乃さん、怜さん、竜華さん、泉、淡、洋榎さんに由子さん」ユビオリ 良子「……ずるい」 良子「京太郎はなんでそんなに友だちが多いんだ!」 京太郎「良子さん、静かにしましょうよ」 良子「ん……そうだね、ごめん」 良子(どうやってそんなに作ったんだろう……) 京太郎(牌譜牌譜ーっと) 霞(友だち、そうよね……って何を期待してるの私は!) 霞「このくらいかしらね」 京太郎「お疲れ様でした」 良子「私も疲れた……」 京太郎「コーヒー入れてきますね」 霞「私は他の子たちを見に行くからいいわよ」 京太郎「了解です」 良子「はぁ……」グデー 京太郎「そうだ、もう一回特訓に付き合ってくれませんか?」 良子「うん?いいよ、さっきの続きだね」 京太郎「よろしくお願いします」 京太郎「ロン、16000です」 良子「おお、だんだん私に食って掛かるようになったね、グッド」 京太郎「そういえば良子さんってイタコで傭兵なんですよね」 良子「のーうぇいのーうぇい、それは噂だよ」 京太郎「でもよく他の人の打ち方を真似してるとか」 良子「うーん、私はその人の雰囲気を真似るだけだからね」 京太郎「でも他の人の真似をするってすごくないですか?」 良子「そうでもないよ、京太郎くんだってやろうと思えばできるはず」 良子「今回はそれをやってみようか?」 京太郎「……そうですね、やってみましょう!」 良子「まずは相手の手元を見て、相手の顔を見る」 良子「とにかく相手のことを見るんだ」 京太郎「相手のことを……見る!」 京太郎(ブラウスに覆われてるけど、いいおもちだなぁ)ジーッ 良子(京太郎から変な視線を感じる……集中してるんだね、実にグッドだよ) 京太郎「今日の練習はいろいろ刺激的だったな」 京太郎「特に良子さんのおもち……ごくり」 京太郎「今夜は何をしようかな」 夜 京太郎「暇だし、メールするか」 京太郎「この前があれだったし、照に送ろう」 京太郎「何て送ろうかなー」 京太郎「あいつ、白糸台でうまくやれてんのかな」 京太郎「長くメールするのも迷惑だろうし、練習とかもあるだろうから一通だけでいいよな」 京太郎『白糸台でうまくやれてるか?』 京太郎『ちょっと心配なんだよな(笑)、おやすみ』 京太郎「まあこんなもんだよな」ピッ ヴーッ ヴーッ 照「!京から……」 照「……ありがとう」 照『うまくやれてるよ、そっちも頑張ってね。おやすみ』 照「おやすみ」ピッ 京太郎「もう一人誰かに送ってみよう」 京太郎「誰に送ろっかな」 京太郎「咲にも何か送っとくか」 京太郎「あいつらは中部なんだよな、中部ってーと他に愛知とか」 京太郎「対木さんは愛知だったっけな、個人戦にも出てたし……」 京太郎「長野だと龍門渕さんとこと咲のとこと……あとはどこだ?」 京太郎「まあ誰がいても咲なら余裕だろ」 京太郎『元気してるか?』 京太郎「送信っと」ピッ 京太郎「咲の胸ももっと成長しねーかなー」 ヴーッ ヴーッ 咲『こっちは元気だよ、そっちはどう?』 咲『麻雀でわからないことがあったら教えてあげるけど?』 京太郎「むっ、俺だって良子さんに褒められたんだ」 京太郎『咲のくせに生意気だぞー』 京太郎『今度会ったら頭ごりごりの刑だな』ピッ ヴーッ ヴーッ 咲『あれは痛いからやめて』 咲『それに私だってか弱い女の子なんだよ!』 咲『いつまでも子どもの時と一緒にしないでよね!』 京太郎『女の子……ねえ』 京太郎『照を見てる限りだと伸び代なさそうだけどな』ピッ ヴーッ ヴーッ 咲『京ちゃんったらまたエッチなこと考えてる!』 咲『京ちゃんの変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態!』 京太郎「なんだよこれぇ……」 京太郎『ごめん、そんなに本気になるなよ』 京太郎『確かに咲はちんちくりんで貧しくて方向音痴なぽんこつちゃんだけど可愛いと思うぜ』 京太郎『きっと誰かが貰ってくれるよ、うん』ピッ ヴーッ ヴーッ 咲『バカにしたところの方が多くない!?』 咲『まあでも、そのくらい京ちゃんは私をわかってるってことだからね、許してあげるよ』 咲『そろそろ寝るね、おやすみ』 咲「送信!」ピッ 咲「……えへへ」 咲「可愛い、か……えへへ」テレテレ 咲「あ、全然嬉しくなんかないよ!……でもちょっと、いやちょびーっと、ほんのちょこっとは……嬉しかったかな」カァァ 咲「って誰に言ってるんだろ……もう寝よっ、おやすみっ!」 咲「…………」 咲「…………」ドキドキ 咲「…………」ドキドキ 咲「あーもう!」バサッ 咲「京ちゃんのせいで全然寝れないよ、どうしよう……」 咲「……」ポクポク 咲「そうだ!」チーン! 咲「モモちゃんに自慢しよっと」ピッピッピッ
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霞「…」 京太郎「…」 霞(あら、向こうから歩いてくるのは清澄の男子部員ではなかったかしら) 霞(…よく見たら、背が高くて顔だちも整っているのねえ)ジー 京太郎(…?あの人永水の大将だよな…?なんで俺は見つめられてんだ…?) 霞(…はっ!いけないつい見つめてしまっていたわ)スレチガイ 京太郎(…?でもなんだか可愛らしい人だったな) 霞「…ということがあったのだけれど」 巴「霞さんが男性に興味を持つなんて珍しいじゃないですか」 春「確かに」ポリポリ 小蒔「Zzz」 初美「姫様もちゃんと霞ちゃんの話聞いてくださいー」 小蒔「はっ!ごめんなさい寝てました!」 霞「人当たりもよさそうだったし、男性と話をすることもあまりないから、一度お話してみたいわねぇ」 初美「清澄は女子しか団体エントリーしてないですし」 初美「彼が個人戦に出てるとしても開催は来週ですからそれまでにまたどこかで会えるかもですよー」 小蒔「そうですね。それにしても霞ちゃんが男の人に…」フムム 巴「私たちも敗退はしましたが個人戦もありますし、観光とかもしますからしばらく東京に居ますしね」 春「観光楽しみ」ポリポリ 霞「ほんとに会えるといいのだけれどね…まあ私の話ばかりでも悪いし、ひとまず観光の予定でも決めちゃいましょうか」ニコ 永水観光二日目 霞(初日は皆で観光、二日目は自由行動になったけど) 霞(冷静に考えてそう都合よく会える訳ないわよね)ハァ 霞(少し歩き疲れたわね…ちょっと休憩でもしようかしら)ベンチスワリ 京太郎(あの巫女服…永水の人だよな?) 京太郎(何してんだろ?) 京太郎(…しかもよく見たらこないだすれ違った大将の人だ…!) 京太郎(あのときなんで見つめられてたんだろ…なんか見た目変だったかな…) 京太郎(それにしても…あの人…む、胸が…和の比じゃねえ!)ゴクリ 京太郎(ホテル帰ってもパシられるだけだし、少し話かけてみようかな…) 京太郎「あの…永水の大将さんですよね?」 京太郎「何してるんですか…?」 霞「あら、あなたは清澄の…今日は部員各自で自由に東京まわってるのだけれど、疲れちゃって少し休んでいたの」 霞(あらあら、こんなことって本当にあるのねぇ) 京太郎「そうなんですか…俺も試合がないので同じような感じなんですよね。よかったら少しお話しませんか?」 霞「ええ、私でよければ喜んで」 霞「あらあら、それは本当なの?…あの宮永さんがねぇ」クスクス 京太郎「そうなんですよ!あいつとは中学からの付き合いなんですけど、思えば結構笑わせてもらってますね」 霞「麻雀のときはあんなに真面目で強いのにね…あら?」 京太郎「どうしました?」 霞「話始めてからもう一時間近くも経ってたから、驚いてしまって」 京太郎「あっ、すみません長々とお話に付き合わせてしまって…」 霞「いえ、気にしないで。むしろあっという間に感じるほど楽しかったわ」ニコ 京太郎「(…!キュン)はい…あ、あの!」 京太郎「よかったら、アドレス教えてもらえませんか?」 京太郎「俺もお話できてほんとに楽しかったので、またお話したいな、って」 霞「あら、構わないわよ」 … 京太郎「…はい、ありがとうございます」 霞「こちらこそありがとうね」 初美「…あれ、霞ちゃんじゃないですかー」 霞「あら、はっちゃんじゃない」 初美「…そちらは…」 京太郎「清澄高校麻雀一年の須賀京太郎といいます」ペッコリン 初美「永水三年の薄墨初美ですよー」 京太郎(え?三年?あれ…あの…え?) 初美(こいつ今絶対失礼なこと考えてますねー) 霞「はっちゃんはどうしたの?」 初美「一通り行きたいところは行ったので、そろそろホテルに戻ろうと思ってたんですよー」 ブーブー 京太郎「ん、メール…あ、俺も部員から帰ってくるよう言われちゃいました」 霞「あら、じゃあ今日はこの辺でお開きかしらね」 京太郎「はい、それじゃあ今日はありがとうございました」 霞「こちらこそ」 … 初美「随分親しげでしたねー」 霞「あらそう?」 初美「とても初めて会った二人とは思えなかったですよー」 霞「そうかしら?でも確かに須賀君、女性と話すのにとても慣れてる様子だったわ」 初美「確か彼は唯一の男子部員でしたからねー」 初美「油断してたらとられちゃいますよー」 霞「もう、はっちゃんったらからかわないでよ」 霞「…ということがあったのだけれど」 初美「とってもお熱い感じでしたよー」 小蒔「そんな、男の人と二人っきりでお話なんて///」 春「姫様は少しウブすぎる」ポリポリ 小蒔「そんな!」ガーン 巴「そういえば、霞さんが他の皆に相談する形でお話するのって結構珍しいですよね」 霞「そうかもしれないわねぇ」 初美「でも、噂に違わず結構イケメンでしたよー」 巴「じゃあ、他の子に取られないようにしなきゃですね」 霞「もう、巴ちゃんまで」 小蒔「霞ちゃん、頑張ってくださいっ!…ふわあ、なんだか眠くなってきました」 巴「もう時間も遅いですし、自分の部屋に戻りましょうか」 霞「そうね、皆お話聞いてくれてありがとうね」 春「また進展あったら聞きたい」ポリポリ 霞「わかったわ。それじゃあ皆、おやすみなさい」 … 霞「あっ」 メール1件 霞「…♪」ピコピコ … 初美「おはようですよー」 巴「おはようございます」 小蒔「Zzz」 春「姫様、起きて」ポリポリユサユサ 小蒔「ふぁっ!おはようございますっ!」 霞「ふぁあ…おはようみんな…」 初美「霞ちゃん、眠そうですねー」 巴「須賀君とメールでもしてたんですか?」ニヤニヤ 霞「もう、巴ちゃん、あんまり人をからかうものじゃないわよ」 巴「ふふ、ごめんなさい」 初美「今日は皆でネズミの国に行って、明日は自由でしたっけー?」 春「そう」ポリポリ 霞「個人戦まで近いから、体調には気を付けて楽しみましょう」 小蒔「はいっ」 まこ「ネズミの国はキンクリじゃ」 永水観光四日目 霞「はあ…」 霞(まさか出会って3日でデートすることになるなんてね) 霞(東京にも慣れてきたけど、流石に緊張するというか…ちょっぴり不安ね) 霞(でもインターハイが終わったらしばらく会えないだろうし) 霞(楽しまなきゃね) 京太郎「石戸さーん!」 霞「あら、須賀君、こんにちは」 京太郎「こんにちは!あの、なんか色々とすみません」 霞「どうして?」 京太郎「いや、何から何まで急だったので…」 霞「いえ、私も特に予定もなかったからいいのよ」 京太郎「ありがとうございます…まずはご飯でも食べに行きましょうか」 霞「そうね」 霞「おいしかったわね」 京太郎「そうですね。でも東京らしい食べ物って以外と無いものですね…」 霞「そうねぇ…でも、私は東京のファミレスそのものが割と新鮮だったかも」ニコ 京太郎「それならよかったんですけど…」 霞「次はどこに行こうかしら?」 京太郎「折角ですし、買い物にでも行きましょうか」 霞「ええ」ニコ 服屋 霞「たくさん種類があるのねぇ」 京太郎「流石東京って感じですよねー…石戸さんは普段服とかあまり買わないんですか?」 霞「そうね、ほとんど制服か巫女服だから…」 京太郎「折角だから色々試着してみたらどうですか?ほら、これとか」ヒョイ 霞「え?ええと…うん」 シャー … シャー 霞「ど、どうかしら」テレテレ 京太郎「凄い似合ってますよ石戸さん!」 京太郎(石戸さんって巫女服着てるときは落ち着いたお姉さんって感じだけど) 京太郎(私服だと可愛らしい女の子って感じで…つーか胸が!) 霞「恥ずかしいから脱ぐわね…」 シャー … 京太郎(もうちょっと見てたかったなあ…) 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/30(金) 02 32 23.04 ID rKJHzgNqO 霞「あっという間に夜ご飯の時間になっちゃったわね」ダラダラ 京太郎「はい…あの、辛いものとか大丈夫でしたか?」 霞「え、ええ。やっぱり中華街の中華は本格的でおいしいわね」ダラダラ 京太郎「あの、チャーハンとかもありますけど…」 霞「あら、大丈夫だって言ってるじゃない…ふーっ、ふーっ…けほっけほっ」ミズノム 京太郎(かわいい) … 京太郎「東京は夜になるとやっぱり綺麗ですね」 霞「ええ、派手すぎなくてほどよく落ち着いてる感じが素敵だわ」 京太郎「霞さん…って呼んでもいいですか?」 霞「…ええ」 京太郎「今日は楽しかったです、ありがとうございました」 霞「こちらこそありがとうね、京太郎君」 京太郎「…!はいっ!次はもっと余裕をもって誘いますね!」 霞「あら、それは嬉しいわね」ニコ … 京太郎「あ、もうこんな時間ですね」 霞「そうね、そろそろ帰らないと」 京太郎「ホテルまでお送りしますよ」 霞「ここまでわざわざありがとうね、京太郎君」 京太郎「いえ、俺のホテルも近いので…それでは、ほんとに今日はありがとうございました。」 霞「うん、おやすみなさい…あの、京太郎君」 京太郎「はい?」 霞「ほんとに、また誘ってね?」 京太郎「…はいっ!もちろんです!…おやすみなさい!」 霞「…ということがあったのだけれど」 初美「別に突っ込んだことはしてないのに斜め上をいかれたこの感じはなんでしょーねー」 小蒔「」 春「姫様が息してない」ポリポリ 巴「霞ちゃんにも春が来るのかな?」 初美「でも、個人戦が終わったらもう滅多なことでは会えないんですよー」 霞「…」 霞(そうなのよね…) (その後インターハイの個人戦が終わり、部活も引退、はっちゃんの言った通り、私と京太郎君は電話でやりとりをするだけになったわ) (その後は電話代の高さを理由に電話がメールに、私の受験を理由にメールの頻度までもが減っていった) (私の受験が終わって、京太郎君も二年生になり、互いに新たな人々との出会いを控えていたある日のこと、そんな停滞を覆す出来事が起こったの) from 須賀京太郎 sub お久しぶりです 霞さん、お久しぶりです。 突然ですが、春休みに鹿児島に旅行に行くことになったんですが、会えませんか? 霞「お久しぶりね、京太郎君」 京太郎「お久しぶりです、霞さん…あの…余裕をもつって約束、破っちゃいました」 霞「もう一度誘う、って約束は守ってくれたじゃない。いいのよ」 京太郎「あはは、じゃあ行きましょうか…」 京太郎「それより霞さん、その服…」 霞「あら覚えててくれた?あのとき京太郎君が選んでくれた服、やっぱり欲しくなって買ったんだけど…変かな?」 京太郎「いえ!そんなことないです、めちゃくちゃ似合ってますよ!」 … … 霞「夜景、久しぶりね」 京太郎「そうですね」 霞「…」 京太郎「…」 霞「あのね京太郎君。私、もしあなたに約束守ってもらえたら…もう一度誘ってもらえたら、言おうと思ってたことがあるの」 京太郎「待ってください、霞さん。それは俺に言わせて下さい」 霞「…はい」 京太郎「霞さん…俺霞さんのことが好きなんです。年下でも…遠距離でもよかったら、俺と付き合ってください。」 京太郎「俺、霞さんと初めてデートしたとき心から楽しいって思えて」 京太郎「でも折角仲良くなれたのに関わりが減っていくのが怖くて」 京太郎「そんな中で霞さんが好きなんだって気持ちがはっきりしたものになってきて」 霞「…」 京太郎「結局久しぶりに誘うとなっても急になっちゃって…色々情けないですけど」 京太郎「でも好きなんです。」 霞「…はぁー」 京太郎「…霞さん?」 霞「私もね、不安だったのよ」 霞「二人の時間が減っていくことは分かりきっていたわ。だからこそ、その通りになっていくのが怖かった」 霞「その怖さは、いつの間にかあったあなたへの特別な気持ちから生まれてるんだって気づいて」 霞「あなたと一緒ね、京太郎君」ニコ 京太郎「…」 霞「私もあなたが好きよ、京太郎君」 京太郎「…霞さん!」 霞「ええ、これからよろしくね、京太郎君、だから…」 京太郎「?」 霞「今だけは…胸を…貸して…欲しいの」グスッ 京太郎「…」ダキシメ 霞「ダメね…私、年上なのにこんなんで」ポロポロ 京太郎「霞さん、もういいですから…喋らなくても大丈夫ですから…」 京太郎「男なのに、霞さんみたいな素敵な女性を泣かせてしまって…」 霞「…」ポロポロ 京太郎「でも、約束しますから。これからは」 ―――絶対に幸せにしますから。 もう寂しい思いはさせませんから。 だから、これからもよろしくお願いします。 ―――はいっ。 霞「ということがあったのだけれど…」 カン!
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2 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 40 59.16 ID YPUkzQaK0 [1/2] モモの好感度が30上がりました 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 7 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 47 33.00 ID YPUkzQaK0 [2/2] 京太郎「どもー」ガララッ 足手まといだけど、やれるだけはやらないとな。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 10 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 54 37.09 ID XDvwKWZs0 [1/3] 睦月「……」ピクッ 睦月「須賀……」 京太郎「あれ?睦月先輩」 睦月「須賀、調子はどうだ?」 京太郎「なかなかのなかなかですね」 睦月「そうか、それなら良かった」 京太郎「?」 変な睦月さんだ。 睦月「……」 睦月(私は……須賀の事が……) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 12 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 59 22.96 ID XDvwKWZs0 [2/3] 睦月の好感度が20上がりました ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 18 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 08 22.73 ID XDvwKWZs0 [3/3] 京太郎「街をうろうろするか」 京太郎「よーし。街に繰り出すぞ!」 田舎だけどな ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「流石田舎」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 24 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 21 54.69 ID 9DmQKnAj0 [1/3] 京太郎「うーんもう少しうろうろするか」 京太郎「もっとうろうろするか」 折角だし! 京太郎「と言っても慣れ親しんだ街だもんな」 京太郎「さて、何処に入ろうかな……って?」 京太郎「制服を着てる女の人が困っている様子だ」 どんな人? 1.魔王 2.ピンクおもち 3.意地悪そう 4,たこす 5.まっこまっこまっこりーん 安価下3 29 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 31 32.82 ID 9DmQKnAj0 [2/3] 京太郎「えっと……」 久「こんな田舎でナンパ?他を当たって欲しいわ」 ナンパ「いいだろ?ちょっとぐらい」 久「はぁ……」 京太郎「よしっ」 京太郎「おい、嫌がってるだろ」ガシッ ナンパ「あ?んだと!?」 ギリギリ ナンパ「っつ……いてぇ!」 京太郎「鍛えた甲斐があったな……もうやめといた方が身の為だぜ?」 ナンパ「ちっ……つまんねえ」スタスタ 京太郎「ふぅ……行きましたね」 京太郎「って貴方は……」 久「あなた……鶴賀の雑用」 京太郎「……」ガクッ 京太郎「須賀京太郎です。咲は元気ですか?」 久「ええ、とても」 久の好感度・依存度判定安価 コンマ判定 安価下1 32 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 38 09.84 ID gfJd+qRW0 [1/2] 久の好感度86 久「助けてくれてありがとう須賀君」 京太郎「いや、当然の事をしたまでですよ」 京太郎「全国大会……鶴賀の分も頑張ってください」 久「そうね、当然よ」 久「あっ……!」 久「ちょっと鶴賀さんに相談したい事が……」ゴニョゴニョ 京太郎「……竹井さん」 京太郎「計算高い人ですね」 久「この偶然にあやかって、ね?」 京太郎「みんなに伝えておきます」 久「はい、これ。私の電話番号とLINE」 京太郎「分かりました」 好感度上昇安価コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 35 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 41 40.40 ID gfJd+qRW0 [2/2] 久の好感度が10上がりました 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 41 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 03 57 34.02 ID PKxN2EMO0 40 (歓喜) 京太郎「雀荘にいってみよう」 ーーー roof top 京太郎「まあやっぱりここになるか」 まこ「いらっしゃい」 京太郎「あ……」 まこ「ん?あんたは咲の幼馴染の京太郎じゃったか?」 まこ「まぁゆっくりしていきんさい」 京太郎「はい、ありがとうございます」 京太郎「さて、どの卓に座ろう」 ゾロ目ボーナス! 0~20.ちっちゃなプロが居る卓 21~40.シャーマン 41~60.すばらなおもちが! 61~80.プンスコ! 81~99. 上記四人から選べます 43 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 01 46.79 ID m+eAb7w20 42のコンマの結果 詠、良子、はやり、理沙から選べます 1.詠 2.良子 3.はやり 4.理沙 好みのキャラを選らんでください 安価下5 50 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 24 48.34 ID apuacuEX0 京太郎「よろしくーっす」ガタッ まこ(おっ……あの卓は) 良子「this……way」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「?」 ーーー 京太郎「」 良子「飛び……ですね」 京太郎「もう一回!」 ーーー 良子「飛び……ですね」 京太郎「」 京太郎「もう一回!」 ーーー 京太郎「」 良子「中々筋がいいですけど……始めたばかりですか?」 京太郎「春に始めたばかりです」イジイジ 良子「よければ、また近い内にレッスンしてあげましょうか?」 京太郎「よろこんで!」 良子「ふふっ」 好感度判定安価 コンマ判定 まこ 安価下1 良子 安価下2 53 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 34 03.97 ID +O0mEmZc0 まこ 依存度144 良子 好感度76 京太郎「まさかプロ雀士の戒能良子だったとは……」 京太郎「しかも電話番号までいただいて……いいんですか?」 良子「大丈夫です。モーマンタイ」 京太郎「今日はありがとうございます」 良子「オーケー 」 良子「それではまた会いましょう」 良子の好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 56 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 41 11.55 ID 9DmQKnAj0 [3/3] 良子の好感度が20上がりました 良子「それにしてもあの少年にまとわりつくもの……とてもとても」 良子「悍ましい」 良子「まだ霊やその類いの方が可愛い」 良子「生霊……それも。複数の鬼のような……」 良子「惚れた以上見守らなければ」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 58 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 04 49 41.05 ID 30kl6JUB0 [2/2] 京太郎「もしもし?」 良子『京太郎』 京太郎「わっ、良子さんですか」 良子「私では不服でしたか?」 京太郎「そ、そんな事ないですよ!」アセアセ 良子「それなら良かった」クスッ 良子「気をつけてください」 京太郎「?どうしたんですか?いきなり」 良子「あなたは常に危険に晒されている……思い当たる節もあると思います」 京太郎「……肝に命じておきます」 一日が終了しました 86 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 03 30.60 ID 2lp7PkYm0 [1/7] じゃけん始めます 良子の好感度が10上がりました 京太郎「おはよう」 京太郎「……海藻に首を締められる夢をみた」 京太郎「嫌な目覚めだ」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 93 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 07 41.48 ID 2lp7PkYm0 [2/7] 京太郎「よし、学校行くか」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 98 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 10 41.25 ID 2lp7PkYm0 [3/7] このスピード感たまらないです 京太郎「麻雀部に顔を出すか」 ガララッ 京太郎「ちーっす」 足手まといは嫌だからなぁ。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 105 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 16 27.29 ID g82PkotF0 [2/3] 麻雀部全員の好感度が30上昇 京太郎「」 智美「」 モモ「」 ゆみ「」 睦月「」 佳織「」 京太郎皆さんお着替え中ならそう言って下さいよ…… モモ……おもちでけえ…… ゆみ「きょーたろーくーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ モモ「ノックしてって言ったのに……これで二回目っすよ?」 智美「ワハハ、けしからんなー」 佳織「もうっ……」 睦月「ほう……?」 「「「「「出てけー!!!」」」」」 京太郎「ごめんなさい!」ピシャッ ーーー ゆみ「ったく……」 智美「でも、皆は見られて嫌だったかー?」 「「「「「………」」」」」 智美(全く……罪な男だぞ、京太郎) 107 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 21 37.63 ID zhl820980 [1/3] 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 113 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 28 33.08 ID oIiR/dnF0 [1/2] 母は家に居るので安価下採用 京太郎「よし、バイトするか」 京太郎「っても……この時間だから……」 重要な安価です。ゆっくり考えて選らんでください 1.土方 2.麻雀喫茶←危険 3.自由安価 安価下5 119 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 43 34.71 ID sNAg9YEO0 土方「オラァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」 京太郎「ひえええええええぇぇぇ!!」 土方「ちゃんとやれやぁぁぁぁ!!!」 京太郎「はぁぁぁぁぁぁぁいいい!!」 ーーー 土方「ほれ、今日の給料」 京太郎「あざっす!」 土方「お前、手際良かったなぁ」 土方「前もこういう仕事やってたのか?」 京太郎「?やってないでよ?」 土方「そーか、ほれっ行っていいぞ」 121 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 03 47 17.50 ID cxSwqdDo0 [1/5] 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 130 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 06 53.52 ID wc2nYS/f0 [1/2] 良子の好感度が50上がりました 京太郎「もしもし?」 良子『もしもし』 京太郎「げんきですか?」 良子『ええっ勿論』 良子『嬉しいですね』 京太郎「あはは……」 良子『心配してくれてありがとうございます』 京太郎「当然ですよ!」 良子『……』 良子『アイ ラブ ユーですよ』 プツッ 京太郎「」 ーーー 良子「ふふっ///」 良子「やってしまいました……うぅ」ジタバタ 131 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 12 06.15 ID wc2nYS/f0 [2/2] 良子「ですが……私が観察保護をする必要がありますね」 良子「京太郎……あなたの為なら私は」 良子「どうなってもいい」 ーーー 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 133 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 22 18.20 ID bnyREZM40 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「もしもし?」 佳織「もしもしー」 京太郎「佳織さんですか」 佳織「京太郎君、元気ー?」 京太郎「はい!元気です……けど」 佳織「けど?」 京太郎「新たな悩み事が出来てしまいました」アハハ 佳織「もうっ!」 佳織「元気だしなよ!」 佳織「らしくないよ!」 京太郎「……はい」 プツッ 京太郎「って言われてもなー」ゴロンッ 一日が終わりました 138 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 04 36 46.71 ID g82PkotF0 [3/3] 京太郎「おはよう」 京太郎「……良子さん?」 京太郎「……」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 144 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 00 07.62 ID o7hmJziC0 [1/7] 京太郎「よし!」 京太郎「心機一転!!学校行くぞ!」 ーーー 通学路。 京太郎「……」 京太郎「?」 京太郎「誰かに見られてる?」 ーーー モモ「ふふっ……」 モモ「きょーさん///」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 148 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 07 30.23 ID p2Y7dLyj0 [1/4] 京太郎「……」 京太郎「まだ教室に残るか」 ガララッ 佳織「あ、京太郎君」 京太郎「佳織さん」 佳織「部活に来ないの?」 京太郎「今日は……ちょっと」 佳織「そうなんだ、またね」 京太郎「はい」 佳織「元気出さなきゃ……だめだよ?」 京太郎「ありがとうございます」 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 150 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 15 17.00 ID 8m2zli/g0 [1/5] 佳織の好感度が10上がりました 京太郎「明日は休日か、どうしよう」 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 156 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 05 56 02.71 ID 8m2zli/g0 [2/5] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「まぁこんなもんだろうな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.アナウンサーとたまたま会う 2.ゆみさん?どうしてここに? 3.うろうろ 安価下3 160 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 02 23.38 ID LNK8XM360 [1/2] 京太郎「!!!」 あれは!!! 京太郎「すいません!!!」 恒子「んー?」 京太郎「サインください!!!!!」 恒子「いーよ」 京太郎「ありがとうございます!!!」スッ 恒子「はい」サラサラ 京太郎「一生の宝にします」ホロリッ 恒子の好感度判定 コンマ 安価下1 163 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 09 21.80 ID LNK8XM360 [2/2] 恒子の好感度 64 京太郎「連絡先までいただいてしまった……」 京太郎「感激だ!」 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 168 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 19 17.74 ID reDXxg9V0 京太郎「よし、FacebookとTwitterに登録だ!」 京太郎「よしよし」 ーーー 京太郎「知り合い全員フォローしたぞ!」 京太郎「ん?」 京太郎「早速リプライが来た」 リプライ(メッセージ)を送ったのは? 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください TwitterとFacebookに関しては前週キャラなし 安価下6 176 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 38 54.68 ID o7hmJziC0 [2/7] 京太郎「ん?」 京太郎「恒子さんだ!」 こーこー プライベートアカウントでーす キョータロー よろしくお願いします こーこー これからも仲良くしよーねー キョータロー 勿論です! こーこー よろしく キョータロー はい! 恒子 好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 0~30 小 31~60 中 61~99 大 178 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/05/11(日) 06 42 29.09 ID o7hmJziC0 [3/7] 恒子の好感度が10上がりました Twitterに登録したことによって自分のこうどうを逐一報告するようになります 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 180 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 06 46 54.37 ID o7hmJziC0 [4/7] 京太郎「もしもし?」 モモ「きょーさんは私の事……」 京太郎「ん?」 モモ「きょーさんは私の事好きっすか?」 京太郎「……」 京太郎「お前も……か?」 モモ「ふふっ……」 モモ「私……きょーさんを独占したいっす」 安価下 1.好き バッドエンド 2.付き合えない 3.嫌い 安価下 7 重要な安価です。よく考えてください 188 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 11 21.71 ID 8m2zli/g0 [3/5] ゾロ目出しちゃったね…… 元々は依存度50上げるだけのつもりだったのに ゾロ目ボーナス!! モモの依存度が100上がりました 京太郎「ごめん」 モモ「……」ギリッ 京太郎「付き合えない」 モモ「なんで……っすか?」 モモ「私……きょーさんのタイプな筈っすよ?」 モモ「胸だってきょーさんの為に……!!」 京太郎「ごめん」 モモ「加治木先輩っすか?智美先輩っすか?」 京太郎「……」 モモ「どっち……?」 京太郎「……」 1.黙って電話を切る 2.答えない 3.ゆみ 4.智美 5.自由安価 安価下5 195 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 26 55.22 ID 8m2zli/g0 [4/5] 京太郎「まな板が好きなんだ……」 京太郎「ごめんな、モモ」 モモ「別の人……すね」 モモ「きょーさん」 京太郎「ん?」 モモ「絶対堕としてあげます」 プツッ 京太郎「はぁ……色々増えて来たなぁ悩み事が」 一日が終わりました 198 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 42 13.49 ID cxSwqdDo0 [2/5] モモ「……」 意中の彼の写真。 沢山撮った。 全部携帯の中。 今の携帯は無音で撮影出来るから便利だ。 モモ「ふふっ」 モモ「きょーさんきょーさんきょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん」 モモ「きょーさん大好きっす」 ずーっと見守り続けよう。 我慢が続くまで。 200 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 48 18.34 ID 0LKhNjh70 [1/7] ゆみ「……」 ゆみ「私は、すきになってしまったのか?」 ゆみ「須賀京太郎……」 ゆみ「京太郎君」 ゆみ「京太郎」ボソッ ゆみ「……!!!」カァァァァ ゆみ「///」 ゆみ「心臓にわるいな、もう///」 201 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 52 39.50 ID pEw4pCWH0 [1/2] 智美「うーん」 智美「皆好きなんだよなー」 智美「ゆずってあげたいけどなー」 智美「ワハハ」 智美「やっぱりゆずれないぞー」 202 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 07 58 15.04 ID i84Y8aPH0 [1/5] 佳織「うぅ……///」 佳織「好きになっちゃったよー!」 佳織「どうしたらいいんだろう」 佳織「京太郎君の馬鹿馬鹿!!」 佳織「うぅ///」 佳織「どうしよう……」 203 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 00 39.18 ID i84Y8aPH0 [2/5] 睦月「……」 睦月「恋をしてしまった」ズーンッ 睦月「むぅ」 睦月「どうしたらいいんだろう」 睦月「うーん」 睦月「悩んでも仕方ない!」 睦月「寝よう!」 204 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 02 20.33 ID i84Y8aPH0 [3/5] まこ「……」 まこ「鶴賀の一年」 まこ「咲の知り合い」 まこ「わしがやってしもうた」 まこ「好きになってしまうとはのぉ」 まこ「一生の不覚じゃ」 まこ「京太郎……か」 まこ「また会えるといいのぉ……」 205 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 03 59.19 ID i84Y8aPH0 [4/5] 良子「私が養う」 良子「私の物」 良子「私のボーイフレンド」 良子「私だけの物」 良子「誰にも渡さない」 良子「幸せに」 良子「二人だけの未来」 良子「二人だけの居場所を……」 良子「求めます。絶対」 207 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 06 18.71 ID i84Y8aPH0 [5/5] 朝 京太郎の部屋 京太郎「ゆみさんに伝えた清澄の部長が言ってた件、どうやら承諾したみたいだな」 京太郎「ゆみさんが明日からの合宿に誘ってきてる」 京太郎「夏休みだから参加してもいいけどなぁ……」 京太郎「どうしよう」 京太郎「折角だし。思い出作りに行こうかな?」 1.参加 2.不参加 安価下6 214 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 24 12.23 ID S4PnUnkc0 [1/4] 惨劇?何の事かな?(すっとぼけ) いいタイミングでゾロ目だしゃいいんだから大丈夫大丈夫 京太郎「勿論……」 京太郎「当然参加だぁ!」 ウルサイッ ーーー 朝 京太郎の部屋 京太郎「今日から夏休みだ!」 京太郎「なにをしよう」 (夏休み中は毎日行動が一回に制限) (合宿中は別) 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.デートに誰かを誘う 9.明日に備えて休む 10.自由安価 安価下4 220 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 30 31.38 ID S4PnUnkc0 [2/4] 京太郎「街をうろうろするか」 ーーー 京太郎「うーん」 京太郎「……」 京太郎「そろそろ飽きてきたな」 京太郎「さて、どうしようか」 1.ゆみさん?どうしてここに? 2.咲? 3.うろうろ 安価下4 226 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 44 19.87 ID 0LKhNjh70 [2/7] 京太郎「ゆみさん」 京太郎「どうしてここに?」 ゆみ「京太郎」 京太郎「なんでしょう?」 あれ?呼び捨て? ゆみ「長野はいいところだな」 京太郎「そうですね、自然とか人も素晴らしいです」 ゆみ「……」 ゆみ「私は君が好きだ」 / .. . ... / ヘ\/ヘ ... 丶 ヽ ,' . / . /ミミヘ/彡ヽ .. 丶..ヽ {コ 。 . ! . ! ゛ ゛"" ゝ .. l ヽ ! コ ヽヘ_-‐ ! ヽ ! ‐-ヽ- ! i! / !^‐‐ レ! ゝヘ-‐-、,ヽ} l /,^^ . ./ノ .ヽ . .. ゝ i! ../ノ' .. .  ̄ レ '-、、 、一 ‐、' .. .. \ "レ"フ .. /,〟 ‐‐ ‐‐-_ ゞ .. .. 「 ゝ-ヽ / .. ノ ≠==-z z≠=r、 .. .....\ ∠_ ノ/へゝ,Pゆミ lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ !「∨!" { !ヘ " ̄ \\\\  ̄ .i/ノ 川 i ゝ i!l ! .lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ.. ソ !i li l !i !\ ノ ヾ i! il l ii ! ....ヘ, ‐- イ i! i! i! i ii !ゝ ∠ l l! !i i! i! l ii 人 ゛> /i入 ! i !l ! !i! { ii _ 〆巛 丶 , /丶 〟、 l !i ! l巛巛巛巛巛ヘ / ∧ヽ ソ巛巛ミミゞゞ ゆみ「私は君が欲しい」 京太郎「!」 1.「俺もゆみさんが欲しい」 2.「ごめんなさい」 3.自由安価 重要な安価です 安価下6 233 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 54 09.18 ID 0LKhNjh70 [3/7] ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム - - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「俺もゆみさんが欲しい」 ゆみ「!!」 ゆみ「そうか、ありがとう」 ゆみ「嬉しいな」 京太郎「俺もです」ギュッ ゆみ「京太郎っ///」ギュッ ーーー モモ「あれー?きょーさん」 モモ「まな板の子が好きとか言ってたっすよね?」ギリギリ モモ「おかしーっすありえねーっす」 234 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 08 56 15.34 ID 0LKhNjh70 [4/7] ゆみが彼女になりました 京太郎の部屋 京太郎「そろそろ……寝よう」 京太郎「おれが……ゆみさんと、えへへ」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下3 238 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 00 32.94 ID 0LKhNjh70 [5/7] 京太郎「恒子さん」 恒子『やっほー!』 京太郎「テンション高いですね……」 恒子「おらぁー!もっと絡めー!」 京太郎「もしかして酔ってます?」 恒子「よってねーよーだー!」 恒子「うおー!!!!」 プツッ 京太郎「寝よ」 一日が終わりました 恒子の好感度が10上がりました 242 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 29 58.69 ID iSfnMOfG0 [1/6] (合同合宿は原作準拠) ワハハカー 智美「ワハハ。行くぞー」 ブルルルンッ 京太郎「ぎゃーっ!」 ゆみ「蒲原!もう少しなんとかしろー!」 睦月「ーー!」 モモ「キャー!」 佳織「うぅ……」 ーーー 旅館 京太郎「おえっ……」 京太郎「着いた……」 245 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 09 43 06.40 ID Chgd6G9d0 [1/9] 透華「だらしないですわね」 ゆみ「龍門渕……」 純「煽るなよ?」 一「透海の悪い癖だね」アハハ 智紀「おはよう……ございます」 衣「鶴賀の……また全身全霊を持って衣を愉しませてくれ」 ゆみ「あぁ……出来る限りな」 智美「頑張るぞー」ワハハ 佳織「負けてられない!」 モモ「……」 睦月「頑張らないとな」 好感度判定安価 安価下1 衣 安価下2 透華 安価下3 純 安価下4 智紀 安価下5 一 254 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 09 25.61 ID +rIXsr0U0 [1/6] (今回の他校はあくまでオマケです。ヤンデレらない限り) チッ(大声) 衣 3 透華 18 純 133 智紀 10 一 56 衣「……凡愚」 ーーー 京太郎「お、風越のみなさんだ」 好感度判定安価 コンマ 美穂子 安価下1 華菜 安価下2 未春 安価下3 純代 安価下4 星夏 安価下5 263 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 24 44.01 ID 2lp7PkYm0 [4/7] ケッ(大声) 美穂子 27 華菜 73 未春 34 純代 60 星夏 67 京太郎「うーん何しよう」 1.鶴賀の所へ 2.清澄の所へ 安価下4 270 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 44 58.31 ID S4PnUnkc0 [3/4] 京太郎「おーい咲ー」 咲「京ちゃん!?」 咲「来てたの?」 京太郎「おいおい、麻雀部だって言っただろ?」 咲「そう言えば……」 京太郎「ひどいなおい」 和「咲さん!」タタッ 和「あれ……貴方は……?」 京太郎「おまえ……もしかしてネトマの……」 ーーー 京太郎「いやーネトマの時はお世話になったなー」アハハ 和「キョータローさんでしたか。偶然ですね」 優希「おお、お前が京太郎か」 優希「よろしくだじぇ」 京太郎「おうっよろしく」 好感度判定安価 咲 安価下1 和 安価下2 優希 安価下3 276 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 10 57 04.74 ID 0LKhNjh70 [6/7] …… 咲 42 和 24 優希 34 京太郎「皆すごいな」 京太郎「人外だな、本当」 京太郎「俺なんかが混じったら処刑だな、公開処刑。うん」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~30 モモ 31~50 睦月 51~99 自由安価(好きなキャラを選んでね) 安価下4 282 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 07 51.88 ID +rIXsr0U0 [2/6] 睦月「京太郎」 京太郎「あ、睦月さん」 睦月「京太郎は打たないのか?」 京太郎「俺は……ダメですよ」 京太郎「足手まといです」 睦月「……」 睦月「そんなことはないさ」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 286 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 17 22.22 ID zhl820980 [2/3] 睦月の好感度が30上がりました モモ「……へぇ」 ーーー 京太郎「さーて何をしようかな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 292 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 34 58.09 ID KBc5oVh50 咲「京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「京ちゃんは打たないの?」 京太郎「やめてくれよ」ハハッ 京太郎「一人で地道にやるよ」 咲「ふーん」 京太郎「なんだよ」 咲「なんでもないっ」フイッ 京太郎「うわっ、なんだよそれ、ひどいわー」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 295 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 41 53.02 ID pEw4pCWH0 [2/2] 咲の好感度が20上がりました 京太郎「さて、何をしようかな」 京太郎「……」 京太郎「モモを見ないな」 「ーー」 京太郎に話しかけるのは? 0~40 モモ 41~99 自由安価(好きなキャラを選んでください) 安価下3 299 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 11 48 54.33 ID Chgd6G9d0 [2/9] スゥ ギュッ モモ「きょーさん♪」 京太郎「うわっモモか」ビクッ そう言えばこいつ……俺の事が。 京太郎「練習はいいのか?」 モモ「今日はもう終わりっすよ♪」 モモ「えへへ」ギューッ ゆみ「京太郎……何をしてるんだ?」ジトー モモ「先輩には関係無いっすよー」フイッ 京太郎「モモ!早く離れてくれっ!」 モモ「えーっ」スッ ゆみ「京太郎……後で話がある」 京太郎「……はい」 モモ(ふふっ) 好感度上昇安価 コンマ判定 0~20 小 21~40 中 41~99 大 311 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/11(日) 12 06 33.87 ID iSfnMOfG0 [4/6] 訂正 モモの依存度がMAXになりました(ゲス顔) 旅館の外 茂み ゆみ「……」ザッザッザ 京太郎「待ってください!ゆみさん!」 ゆみ「……」ピタッ 京太郎「ゆみさん!」 ゆみ「名前で……呼んでくれ」 京太郎「ゆみ……」 ゆみ「分かってはいるさ……でも嫉妬してしまうんだ」 京太郎「ごめん、俺が悪かった」 ゆみ「……抱いてくれ」 京太郎「ここで?」 ゆみ「構わない」 ゆみ「愛してる証を残してくれ」 ーーー モモ「……殺す」ガチガチガチガチ 312 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 12 56.45 ID 0LKhNjh70 [7/7] 京太郎「さて、夜になったな」 京太郎「当然俺は別室だけど……」 ドクンッ 京太郎「ゆみが心配だな」 京太郎「どうする?」 1.ゆみに会いに行く 2.風呂を覗く 3.モモに会いに行く 4.睦月に会いに行く 5.自由安価 勿論重要な安価です 安価下6 321 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 24 13.61 ID iSfnMOfG0 [5/6] 京太郎「風呂を覗くか」 京太郎「ゆみの安全も分かるし」 京太郎「うん。そうしよう」 ーーー 京太郎「……」 智紀さんも和も素晴らしいおもちをおもちだ…… 素晴らしい素晴らしい素晴らしい!! 生きてて良かった! 京太郎「……ゆみ?」 いや、鶴賀の皆が風呂に入っていない。 どうする? 1.ゆみを探す 2.様子を見る 3.自由安価 安価下5 327 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 32 21.00 ID iSfnMOfG0 [6/6] 326 MOM 京太郎「!」ダッ 京太郎「!!」ダダダ ーーー 旅館の外の茂み 京太郎「ゆみ!」 ゆみ「京太郎?」 京太郎「良かった……」 ギュッ ゾロ目ボーナス! ゆみ「???」 ゆみ「どうしたんだ?私はモモに呼ばれて来たんだが?」 京太郎「俺の感が正しければ……はやく来い!」グイッ ゆみ「わっ……わわ、どうしたんだ?」 0~20 モモ 21~30 睦月 31~99 旅館到着 331 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 37 30.38 ID 2lp7PkYm0 [5/7] 旅館 京太郎の部屋 京太郎「はぁはぁ……!」 ゆみ「どうしたんだ?」 京太郎「今日はずっと俺の部屋に居るぞ」 ゆみ「えっ?」 京太郎「俺が守ってやるからな……!」 ゆみ「詳しく説明してくれないか?」 京太郎「ゆみはモモとおそらく睦月先輩に命を狙われている」 ゆみ「にわかに信じ難い話だな」 ゆみ「何をもってその話を信じたらいい?二人とも私の大事な後輩であり、仲間なんだ」 京太郎「……」 1.分からない 2.勘だ 3.信じて俺と来い! 4.自由安価 安価下5 337 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 12 58 03.14 ID oIiR/dnF0 [2/2] 京太郎「信じて俺と来い!!」 ゆみ「……分かった」 ゆみ「……」 ギュッ ゆみ「正直……不安なんだ」 京太郎「わかってる」 ーーー コンコン 京太郎「なんだ?」 モモ「きょーさん」 京太郎「部屋には入って来るなよ?」 モモ「どうしてっすか?」 モモ「むっちゃん先輩も入りたがってるっす」 京太郎「眠いから寝かせてくれ」 ゆみ(モモ……!本当に!) ギュッ 京太郎「……」 ゆみ「……」ガクガク 0~20 誰か来てその場を凌ぐ 21~40 侵入される 41~60 モモと睦月が諦める 61~99 その場を二人で窓から離れる 340 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 18 57.08 ID 4UbNkIMo0 京太郎「ゆみ」ボソッ ゆみ「!」 京太郎「行くぞ」ボソッ ガララッ ーーー モモ「きょーさん!!」バンッ 睦月「……」 モモ「居ない」 睦月「……窓からか」 モモ「追いかけるっすよ……」 ーーー 京太郎「はぁはぁ……!」ダダッ ゆみ「!」ゼェゼェ 京太郎「くそっ!途中タクシーがあれば!」 0~50 睦月襲撃 51~99 タクシーがたまたまやってくる 347 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 34 42.53 ID p2Y7dLyj0 [2/4] 341 341 京太郎「タクシー!」 ゆみ「止まってくれ!!」 ーーー 運転手「二人ともボロボロだねぇ……どうしたの?」 京太郎「いやぁ怖い怖いストーカーに追われてて……あはは」 ゆみ「馬鹿っ……」ギュッ ーーー 京太郎「さて、警察行くか」 ゆみ「当然だな」 手を繋いでーー ラスト安価判定(よくぞここまで) 安価下12まで判定 最も多い物が選ばれる 0~50 モモ、睦月 逮捕 51~90 捕まらない 91~99 京太郎、ゆみ 監禁 364 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 45 24.18 ID p2Y7dLyj0 [3/4] 警察「はい、はい」 警察「確かに」 京太郎「……」 警察「捕まりましたよ、その二人」 警察「家の中も見させてもらったら貴方の写真や凶器の類が沢山」 警察「二人とも沢山の凶器の所持もしてました」 京太郎「……」ゾクッ ゆみ「でも……!」 警察「ええ、逮捕ですよ」 警察「これからも気を付けてくださいね」 365 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 47 25.88 ID p2Y7dLyj0 [4/4] 京太郎「……」 ゆみ「ありがとう」 京太郎「いえいえ」 ゆみ「まるで騎士のようだな」 京太郎「ゆみがお呼びならいつだって助けに行きますよ」 ゆみ「ふふっ」 ゆみ「……」クイッ 京太郎「!」 チュッ ゆみ「これからもよろしく」 京太郎「……///」 敵わないなぁ。 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 54 08.98 ID zhl820980 [3/3] エピローグ 京太郎「よし、どこに行く?」 沢山の困難を乗り越えた。 京太郎「え?」 京太郎「それは困るなぁ」 沢山愛し合った。 京太郎「決めてくれよ」 気付いたら先輩と後輩の垣根を越えていた。 京太郎「俺もどこでもいいからさ」 一緒に入れたら、それだけで幸せだ。 京太郎「え?」 京太郎「ーー俺もゆみとならどこでも良いよ」 これからも一緒だ。 , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 377 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 13 59 58.98 ID Chgd6G9d0 [4/9] ゆみ「どこでもいい」 気付いたら好きになっていた。 ゆみ「京太郎が決めてくれ」 沢山助けてもらった。 ゆみ「ふふっ気楽に決めてくれ」ニコッ 愛を誓った、何度も。 ゆみ「そうだな……」 一目惚れだったのかも知れない。 ゆみ「本当にどこでも良いんだ」 一緒に居たい。 ゆみ「……京太郎と……たら///」ボソッ ゆみ「京太郎とならどこでも良い」ニコッ 私だけの騎士様。 愛してるよ。 / / . ∧ / ∧ . . . 〈 . . .. \ {/ . ./ミ∨/彡ヘ . . . ヽ. . . .. 〈 . ./`⌒^゙"^⌒´| . . . .. 、. . . .. | |i . .i |i . . . . . \ . . | . | || . .| 八 . . . . .\ \| .... | /¨ニ=- リ . i| ¬ト ´ ̄\「\ . . .ー=ニZ_ | ¨ニ=- / . ノリアテ斥 ァ弍斥仆 . . ___;; >/ ¨¨ニ=, ∠..ノ. ./ 小 乂゚ツ 乂゚ツ从 . .厂). .| ∨ / / イ八ノ {_ハ , ////⌒\ /. ⌒´ / . \ 八 , ーく / '⌒\_) / ; . / _厶ィ ` ´ イ / //⌒\__) / | /| .厂 | . . |> _,、</ /∨ _ --、__) __,,厶 |/´∨ | | . | | /-ヘ / ____,,) (____ ’ | |/\| |_, イ ∧ /∧ ゙マ/ (_____ `' │ ´\___/| 〉- 〈 ∨/ ∧ 〈_ (__,、 \_〉 ゙. / | . | , \∧ ‐=ニ..,, (___, \_ノ ∨ ∨ | ∧ `ヽ7 -=ニ,, ___/∧ } 〈 |\ / |/ // `、 }| 〉7 ⌒ン ノ ∨ | `〈 | ,// \_,,八 ∨/ / ∧ 人 \ │/  ̄\_〉 / ̄\_ イ| 379 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 01 30.15 ID Chgd6G9d0 [5/9] ,, ''" "' 、 ´ ヽ / ヽ , ヽ ハ ', / / / ! ', , ハ / / ./ / /| |! ', ' ! ないない l' /{ ,' ,イ/__!__ !__ | | ノーウェイノーウェイ | { .! !./ ̄ !| j ヾ ̄ | | | 、 /ヾ {___|/ lヽ /!/__ __| | |、 \ ' /\ _二ニ x,,\ _/ z ニ二__ | ,' \ ヽ .// |\\! {////} {////イ ! |/ \ヽ 〃 | l ヽヘソ ヽヘソ ! ! ヽヽ / ! |', ' | | ヽ} | 八 _ /! / | / . !_ヽ イ| / | |レ / ,> ィ'"|_ `.!// |/ ./-''" / | ¨ |ハ !\\ , イ ヽl_ _,,/ ヽ ` ゙ イ ,ハ_ヘ }< > '" { /////〉 l ゙ < > ''" l / {//// \ j ゙ < 382 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/11(日) 14 03 13.35 ID Chgd6G9d0 [6/9] . -‐──‐- .. /. . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 、 . . . . . . ../. . . .. . . . . . . . . . . . . . . . .\ /. . . . . /. . ./. . . . . . . |i. . . . . . . . ., . .,. /. . ./. . /. ..λ. . . . . . . .. |i. . . . ..i|. . .′’. .. . /. . /i|. .| Ⅴ. . ... . .. j. ト、. . .i|. . . .|. . ,. ,. . . .i|. .λ从i | Ⅴ. /|/,/ |/|/j {|. .|. . .′ ′.八. .| Ⅴ/ | |. .}. . | |. . . . 从ゝ ,.二 ,二..._ /./ . . .| |. .. . . .| l.〃⌒^ ^⌒~ヾ .イ. . . . .| 八. . ∧ム ' /ノ. . . . / \. . . 込 v ァ ′. . . / \. 、> イ /. / /./ ノ` ‐‐ <\ ≦. ,. . . ./ / i| l} \. ′\ /7. .;≦ 八. / ヽム. . ′ ,. ´;. . .′ \/′ / ′.|≧ 、. ハ |. . | ∧ /. / |. | λ / i| 八. .| ∧. . ′ ′. |. ′/ Ⅴ. /. i| 、{ ∧. ′. /. 八 / Ⅴ カンッ
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特別編 side永水 ※京太郎は昔から永水にいたという設定です。日記発見から中身拝見までの流れは省略します ○月×日 今日はみんなで海に行った 霞さんや小蒔さんの水着姿……すばらしすぎた 春も結構あるし、巴さんも結構水着姿が良かった 初美さんは……泳ぎ上手いね 六女仙全員でということで明星ちゃんと湧ちゃんも来ていた 色々楽しかった 初美さんと競争したり、明星ちゃん湧ちゃんと砂で黒糖食ってる春を砂で埋めたり…… アレ、俺初美さん、明星ちゃん、湧ちゃんとばっかり遊んでね?懐かれてるのは良いんだけど 俺はおもちが好きなはずなのに何故こうなった…… ま、霞さん、小蒔さん、春の水着姿見れたし、良しとしよう 霞「あらあら、またこんなこと書いて」 春「……胸ばっかり」ポリポリ 小蒔「わ、私の水着姿が良かったって……今から着替えてきます!」 巴「ひ、姫様?さすがに今からはどうかと……姫様?」 初美「むむむ……私の水着姿に対して何もないのはどういうことですかー!」 春「……差?」 初美「はーるーるー?」 霞「まぁまぁ、一番京太郎くんと遊んだのは初美ちゃんなんだから、いいじゃない」 初美「それは嬉しいんですけど、なんか納得いかないですー!!」 △月◇日 今日はえらい目にあった 小蒔さんを呼びに部屋に行ったら、いつもと雰囲気の違う小蒔さんがいた 一言で言うと、エロかった。ひとつひとつの動作、表情や目、滲み出る感じ、全てそう感じた 「なんか、暑いですね?」とか言いながらいきなり服を脱ぎだした その脱ぎ方も1枚1枚ゆっくりと脱いでいくようで、ついつい目が釘づけになった 「ふふふ、どうしたんですか?気になります?」 気になりますとも!!あの小蒔さんが!俺の目の前で自ら服を脱いでいくんだから!! 「あら、脱ぎすぎちゃった……寒いですね」ってもう下着とだけで言った 白い清楚な下着で姫様に似合っているだろうそれは、その時だけ清楚さと真逆な感じだった 「あたためて、もらえませんか?」そう言ってこちらに寄ってきた 正直、やばかった。そのまま理性とか色々なものがさよならしそうだった しかし、途中で来た霞さんが止めてくれた 霞さんと来たのか、初美さん、巴さん、春も慌てて小蒔さんを止め、俺を別室に移動させてくれた うん、頭がくらくらして1人で移動できたか怪しかったしな その後、小蒔さんはいつもの小蒔さんで、俺を誘惑してきたことは全く覚えていないようだった 後で聞いたら、いつもと違う神様を降ろしていたらしい 一体どんな神様なんだ 初美「あー、姫様がエロを司る神様をうっかり降ろした時ですねー」 春「あの時は……危なかった」 巴「あの姫様が全力で誘惑だもんねー。京太郎くんよく私達が来るまで持ったよね」 霞「そうね。京太郎くん移動させた後もなかなか手ごわかったわ」 小蒔「そ、そそそそんなことがあったんですか!?」 初美「いやー、姫様の口からあんな言葉が出てくるなんて……」 春「……すごかった」 巴「大抵の男の子は即陥落しますね」 霞「『じゃあ1日だけどうでしょう。彼を腹上死させる気はありませんよ?』なんて、小蒔ちゃんじゃ絶対言えないわよね」 小蒔「そんなはしたないことを……お嫁にいけません……」 初美「いや、京太郎はその辺り聞いてないですよー?」 小蒔「じゃ、じゃあ、お婿さんとして……」 春「それは姫様でも駄目。譲れない」 巴「でも、『じゃあみんなでどうですか?』って言われた時は少し危なかったですよね」ヒソヒソ 霞「結構いい案ではあったけどね」ヒソヒソ ☆月●日 黒糖を使ったお菓子を試作した 黒糖ケーキ、黒糖アイス、黒糖プリン、どれもいい出来だったと思う 少し目を離したら消えていた 迷わず春の部屋に行くとすごくいい笑顔で黒糖ケーキを食べようとしていた 即3つとも取り上げたらマジ泣きしそうだった 「どうして!目の前で取り上げるなんて酷いことを……!?」と春は言った あきらかにこっそり持ってったくせに何言ってるんだか。そもそも試作で作ったから小さいんだっての 「うぅぅ……京太郎の手作り黒糖お菓子……」 お前そんなに感情豊かだったかと考えるくらい泣いてた 仕方ないから半分にして2人で食べることになった 分けようと言った時、今までで一番いい笑顔で抱き着いてきたのは驚いた 春も相当おもちがあるし、いい感触だった 2人で食べた後も「すっごくおいしかった!また、絶対に作って!!」 と俺の手を握って何度も何度も言ってきた 明日のおやつにまた作ってやるかな 初美「はるるー?こういうことがあったなんて聞いてませんよー?」 春「……言ってないから」 巴「そういえば今日黒糖持ってないけど」 春「京太郎が新しいお菓子作るからって言ったから渡した。楽しみ」 小蒔「羨ましいです」 春「……お礼にほっぺにキスしてきた」 小蒔・霞・初美・巴「!?」 霞「ちょーっとやりすぎじゃないかしら?」 春「……京太郎、赤くなってて可愛かったな」 初美「むむむ~……ちょっと京太郎のところ行ってきますっ!!」 小蒔「あ、わ、私も行きます!!」 巴「はっちゃん!?姫様も!?待って下さい!!」 霞「もう、そんなに急いだら駄目よ?まずは私が先に行って……」 春「……私が先。お菓子も京太郎も譲らない」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1383660043/ 咲「もうっ京ちゃんのバカッ!もう出て行ってやるんだから!!」 京太郎「何をいきなり馬鹿な事を言ってんだ咲?」 京太郎「お前と俺は…大学を卒業してすぐ結婚してから三年……」 京太郎「ケンカもしたけど今までここで、一つ屋根の下で一緒にやってきたじゃないか」 咲「それはそうだけどっ――――」 京太郎「それによぉ。俺はさ…お前の事だけは一日たりとも忘れた事も無かったって言うのによ……」 咲「よくそんな事言えるね…京ちゃん!いつもいつも私の事を騙してばかりで……」 京太郎「騙すって……人聞きの悪い事を言うな!」 咲「どうせ私が何にも知らないとでも思ってるんでしょ?!!」 京太郎「何の事だよ?」 咲「私聞いたんだからね!京ちゃんが和ちゃんと浮気してるって!!」 京太郎「!?」 咲「ふんっ…知ってるんだからね!」ぷい 京太郎「お…俺がのど――原村先生と……?そ…そんな根も葉もない嘘をよく言うよ」 京太郎「良くそんなゲスい妄想出来るもんだよ?流石…文学少女だな」 咲「……妄想じゃないよ…教えて貰ったんだもん。京ちゃんが麻雀雑誌の編集記者であるのをいい事に……」 咲「プロ雀士の和ちゃんに言い寄って、夜の密着取材をしてるって……」 京太郎「だ…誰がそんな事を……」 咲「お姉ちゃん…だよ。ほら…証拠の写真もあるよ……」す… ぱらぱら 京太郎「!?」 京太郎<こっこれは…前に和と入ったホテルの、入る時と出る時の写真……?でも……ど…どうやって?> 咲「驚いた?私も最初は信じられなかったけど、お姉ちゃんが探偵さんを雇って調べて貰ったって」 京太郎「くっ……どうしてお義姉さん……宮永先生がこんな事を……」 咲「お姉ちゃんねぇ……何年か前にあったか~い詐欺の女に好きな人を盗られたて。凄く辛い想いをしたんだって……」 京太郎<なんだよ?…あったか~い詐欺って……> 咲「それ以来…私にはそんな想いをさせたくないって、その為なら手段を選ばないって、私を見守ってくれてるの」 京太郎<何?だとすると俺は……俺と和はずっと…あの人に監視されていたのか……>ゾー 咲「どう?ぐうの音も出ないでしょ?あはは…ゲスいのは京ちゃんの方だったね?」 京太郎「……俺や…原村先生を監視(ストーキング)してるお前らにだけには、言われたくねーよ」けっ 咲「で…どうなの?これでも認めないつもりなの?」ずいっ 京太郎「……くっ―――ああそうだよ!俺は原村先生と浮気しましたよ!!」 咲「認めたね?認めましたね?京ちゃん」 京太郎「そうだよ。認めたよ!で、どうしたいんだよ…お前は?俺と別れたいとでも言うのか?」 咲「そ…それは……」 京太郎「フン…結局お前はどうなっても俺と離れようとはしないんだ。結局は惚れたお前の負けなんだよ」 咲「京ちゃん…私は……」 京太郎「ええ?お前がモテない俺が好きって言うなら、考え直してやるけどな?まぁそんな俺は俺とはいえないけどな」ニヤリ 咲「ばっ…馬鹿言ってないでよ!京ちゃん」 京太郎「馬鹿言ってるのはお前だよ?咲」 咲「京ちゃん……京ちゃんは和ちゃんに遊ばれている事にも分からない様な、可哀想な人なんだね!」 京太郎「はっ!何を言っていんだよ?咲」 咲「私…お姉ちゃんから聞いたんだよ。和ちゃんは男も女もお構いなしの、おしりが大きいのに軽い女なんだって」 咲「だから、他の女流プロ雀士からはバイパイピンクなんて言われてるんだよ?」 咲「そんな人が京ちゃんなんかに本気になる訳が無いよ?」 京太郎<バイパイピンクって……バイで倍のパイで頭の中も外もピンク色の色情魔だって事かよ!!> 咲「おまけにPMなんて呼ばれてもいるんだよ!言っとくけど午後の事じゃないよ?」 京太郎<ピンクホルスタインって事かよ!?もう言いたい放題!貶め放題だな!!> 京太郎<…………やっぱ女子プロの世界って怖えー…………知ってたけど……>しみじみ 咲「どう?目が覚めた、モテモテのモテ男の京ちゃん?」 京太郎「くっ…だったら……三年目の浮気ぐらい大目にみろよ」 咲「はっ!?」カチン 咲「京ちゃんのその…ひっ…開き直るその態度が気に入らないの!!」 京太郎「じゃあ…どうすりゃいいんだよ?」 咲「ふんだっ!もうっ……両手をついて謝ったって許してあげないんだからねっ!!」 …………。 京太郎「で…結局、お前はどうしたいんだよ?」 咲「もうっ!京ちゃんがそんな態度を取るんだったら、私から荷物をまとめて出て行ってやるんだからっ!!」 京太郎「は?出てく?お前が?」ぷぷ… 咲「なっ何よ!?」 京太郎「お前…俺が出張に行く時も、帰った時も泣いて見送る様な寂しがり屋じゃねーか」 咲「//////うっ…それは……」 京太郎「そんなお前が、荷物をまとめて涙も見せずに出ていけるのかよ?」 咲「で…出来るもんっ!!」 咲「……た…確かに……もうこうなったら末原さんに頼んで……」 京太郎「末原さん……?もしかして俺達より二つ上で関西出身の?」 咲「うん…その末原ナンとかさん」 京太郎「てか、お前あの人とは、高校、大学何度か打ってるぐらいで、殆んど面識はないじゃねーか」 咲「うっ!?」ぎくっ 咲「で…でも何度もゴッ倒してるし、今度もゴッすれば言う事を聞いてくれる様な気がして……」 京太郎「はぁ…なぁ咲さん…もうそろそろ適当に思い付きで言うのは止めろよ?」 咲「うっ!!」どきっ 京太郎「それにあの人は大阪在住だろ?脅して押し入ろうとしたって、追い返されるのがオチだぞ?」 京太郎「まったく尼崎じゃないんだからさ。そんな無茶苦茶がまかり通る訳ないだろ?」 京太郎「……ま、大阪も似た様なもんだろうけどな?知らんけど」 咲「ううう……」 京太郎「はぁ…だいたい交友関係の狭いお前g―――――」 咲「―――――はっ!!」 咲「……じゃ…じゃあっ!実家に帰らせて頂きますっ!!」 京太郎「実家?ああ…それなら出来そうじゃないか?」 咲「えっ!?」 京太郎「いや、なに…こうなったら暫くの間。お互いに距離を置いた方が良いんじゃないかって」 咲「きょっ…京ちゃんは私と離れたいの!?」 京太郎「お前…何言ってんだ?お前から先に自分から出て行くって、言ったんじゃないか?」 咲「うっ…それは……」 京太郎「まぁ…お前が言う様に、俺が和に遊ばれているって言うんなら……」 京太郎「まぁ俺もそれなりに浮気みたいな事もするけどさ……俺だって本気になれないだから、可愛いもんだと思わないか?」 咲「!!」ピキッ 咲「よくそんな事が言えるね京ちゃん!!」 咲「いくら京ちゃんでも、こんな勝手な言葉が出てくるとは思わなかったよ!!」 京太郎「そうか?」 咲「そうだよ!!最早!京ちゃんの性根を…人格を疑うレベルだよ!!」 京太郎「言ってくれるじゃねーか咲さんよ?だがな、俺がこうなったのも元はと言えばお前にも原因はあるんだぜ?」 咲「どう言う事よ?」 京太郎「どうもこうもねーよ。そりゃ…お前が沢山あったプロチームや実業団、 強豪大学の誘いを全部蹴って……俺と同じ大学を受けるって聞いた時は、そりゃ嬉しかったさ」 咲「そうだよ。京ちゃんと一緒の大学に行く為に、たくさん勉強したんだからね」 京太郎「それで大学の麻雀部に入って、最初の挨拶の時にいきなりお前が、お嫁さん違いますけど彼女です――――」 京太郎「――――なんて言い出して、いつも俺にくっついているもんだから、 みんな妙に気を遣って俺は大学時代、殆んど遊べなかったんだからな!」 咲「付き合っているんだから、それは当り前の事だよ?」 京太郎「お前の場合は束縛し過ぎなんだよ。結婚した今でも、一日にニ十回以上もメールして来るし……」 京太郎「俺はキャンパスライフをもっとエンジョイしたかったんだよっ!!」 咲「…………」 京太郎「それで大学を卒業して、少し羽を伸ばせるようになったから――――」 咲「ふーん。すっごく自己中心的な考えだね。京ちゃんらしいよ」 京太郎「お前にだけは言われたくはないよっ!」 咲「私はただ一途ってだけだよ……」 京太郎「一途って……物は言い様だな。全くお前は、何時も俺に甘えてばかりでさ……」 京太郎「今でも…ちょっと俺が他の女の子と話そうもんなら、すぐ焼きもち焼くし……」 京太郎「もうそんな事しても可愛くないんだよ。もっと大人になれよ?」 咲「――――!!京ちゃん馬鹿な事言ってないでよ!!」 京太郎「ふん。俺だって男だ、羽目を外したら、ハメたくなるってもんだろ?」 咲「……………」 京太郎「……………」 咲「京ちゃん…………サイテー……」 京太郎「確かに今のだけは最低だった」ぺこり 咲「そうだよ!今のは麻雀で言ったらチョンボ並みにサイテーだよ!」 咲「まったくこんなサイテーな京ちゃんのキョウチャンなんかチョンボしちゃうんだからね!!」 京太郎「咲……お前…本気で俺のオレをチョンボしたいのか?」 咲「うっ…………」じー 咲「……………」ごくり… 咲「……やっやっぱりそれだけは赦してあげる////////」 京太郎「フフン。やっぱりお前は『俺』と『オレ』なしじゃいられないんだよ」 咲「うっ……自惚れないでよっ!京ちゃん!!」 咲「―――――それに…私にだって、その気になれば相手はいるんだからね!!」 京太郎「へー。どこのどいつだよ?いいから言ってみろよ?」 咲「の…和ちゃん……」 京太郎「だから和だったら本末転倒だろうが!?何度も同じ事を言わすなよ、咲さん?」はぁ 咲「うっ…それはそうだけど……」 京太郎「まったく…大学時代、俺にくっ付いてばかりで、殆んど他の知り合いを作らなかったからこうなるんだぞ?」 咲「うう……だって京ちゃんがいれば、もういいって…他に何も要らないって……思ってたんだもん……」うー 京太郎「!!」どきっ 京太郎「そ…そうかよ……」 京太郎<やべっ一瞬、どきってしちまった…もう結婚して3年にもなるのにな……> 京太郎<……てか、こうは言ったものの、もし咲が本気で和に近づいたら、和は喜んで受け入れそうだな……> 京太郎<なんたってバイパイピンクとかPHとか言われてるくらいだからな……> 京太郎<しかも、和がそうなったきっかけは、どうも咲によるものらしいしな……> 京太郎<はっ!!もしかして和が俺と寝たのは…これを狙って……俺と咲を別れさせて、咲を俺から取り返す心算とか……> 京太郎<つまり俺は当て馬で…本命は咲だと言うなのか……?> 咲「?」 京太郎<……いや…それよりも…それ以前に俺にとってこいつは…咲は……> 京太郎<特別美味い物でもないけど、毎日食べても飽きない、一口食べるとほっとする…ご飯の様な存在なんだよな……> 京太郎<分かっていたけど俺はやっぱりこいつの事が――――――> 咲「ど…どうしたの京ちゃん……?急に黙りこんで……」 京太郎「……咲…………」じっ 咲「京ちゃん……?」 京太郎「……今回の事は色々あったとはいえ、俺が悪かった…俺がバカだったよ……」 咲「そっそうだよ京ちゃんが悪いおばかさんなんだからね……」 京太郎「今になって俺にはやっぱりお前が必要だって思った」 咲「京ちゃん……」じーん 京太郎「だから咲……謝るから許してくれるか?」 咲「…………ゆるs――――――やっぱり両手をついて謝ったって許してあげないっ」 京太郎「じゃ…じゃあどうすれば……」 咲「私……今すっごく欲しいものがあるの……」 京太郎「欲しいもの?お前が俺に強請るなんて珍しいな……それを用意したら許してくれるのか?」 咲「うん…許してあげる」にこ 京太郎「よし!俺が用意出来るモンだったらなんだって用意してやる!!」 咲「ほ…ほんと?京ちゃん……//////」 京太郎「ああ。男に二言は無いぜっ!!で。何が欲しいんだ?」 咲「じゃあ…じゃあ言っちゃうね……私ね……」 京太郎<……………余り高い物じゃなければいいが……>ごくり 咲「私……京ちゃんの赤ちゃんが欲しいなっ」 京太郎「え?」 咲「えっ!?」 京太郎<…………ある意味…俺が用意出来るモノの中で一番高く付くモノだった……> おしまい。
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特別編 side千里山 ※日記発見から中身拝見までの流れは省略します ■月◎日 今日、竜華さんと怜さんから同時に告白された 2人とも話し合った結果こうなってしまったし、どっちを選んでも恨まない、とまで言ってくれた 正直嬉しい。2人の素敵な人からここまで想われてるなんて、男としてこれほど嬉しいことは無いだろう だが、二者択一、どちらか1人を選べ? そんなこと、すぐに選べる訳がない だから、俺は少し考えて、場を和ませる冗談のつもりでこう言ってしまった 「どうせなら、両方いただきたいですね」 なーんちゃって、そうすぐ言うつもりだった しかし、2人はそれを聞いて、あろうことか、笑顔になった 「ええの!?ホンマ!?」「いやー、正直ウチらもそれもアリやって話してたとこなんやで?」すっごくいい笑顔で話す2人 「せやったら」「善は急げやで!」そのまま2人に両手を掴まれ、引っ張られる俺 「両方いただきたいんやろ?」「やったら、すぐに味あわせたるで?」 ……最高だった 竜華「いやー」テレテレ 怜「京太郎ったらなー」テレテレ 泉「……え?2人とも?両方って……」 竜華「もう泉!何言わせるつもりなん!?」 怜「2人仲良く、京太郎のものになったっちゅうことや」 泉「えぇぇぇ!?」 セーラ「あー、やけに2人とも京太郎とべたべたしとる思うてたら……」 浩子「まさか両方とは……どっち選ぶか五分五分やと思うとったのに……」 竜華「京太郎、体力あってな?」 怜「元気やから、な?」 泉「先輩と同級生のそんな話聞きたなかったですよ!?」 セーラ「泉、諦めや。もうどうにもならんわ」 浩子「……いや、どうにかなるかもしれませんよ?」 セーラ「フナどういうことや?」 浩子「2人もOKなんやろ?……後3人増えるくらい、どうってこと無いかもしれんってことえです」 泉「……え?」 竜華「あー……どやろ?」 怜「いけるんちゃう?ちゅーかアレを2人で受け止めるんもきついし?」 セーラ「……ちょっと京太郎のとこ行ってくるわ」 浩子「ウチも行きますよ。ほら、泉行くで」 泉「……え?え?ホンマに?」 翌日、京太郎は5人ハーレムを完成させていた
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353979853/ ■清澄高校 空き教室 京太郎「さあ、唐突に始まりました清澄高校覗き大会」 ??「その番組名、なんとかならんかったんか」 京太郎「ルールは簡単。わたくし、須賀京太郎を模した人形『京太郎人形』を部室に置いて隠し撮り」 京太郎「そして部室に入ってきた部員の反応を見るだけの内容となっております」 京太郎「実況は清澄のエアーマンこと須賀京太郎」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「さあ、唐突に始まりました清澄高校覗き大会」 ??「その番組名、なんとかならんかったんか」 京太郎「ルールは簡単。わたくし、須賀京太郎を模した人形『京太郎人形』を部室に置いて隠し撮り」 京太郎「そして部室に入ってきた部員の反応を見るだけの内容となっております」 京太郎「実況は清澄のエアーマンこと須賀京太郎」 京太郎「解説は――」 まこ「染谷まこでお送りするんじゃ」 京太郎「おっと! さっそく誰かが部室前まで来たようです」 京太郎「あ、ちなみにやらせは一切ございません」 まこ「どの番組もそう言うがのぅ……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「おりゃー! 優希様参上だじぇ!」 優希「……って、誰もいないじゃないか」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「まず現れたのはタコス大好き片岡優希選手です」 まこ「団体戦と同じく、一番手で来たな」 まこ「なお、わしの出番は――」 京太郎「片岡選手、タコス片手に京太郎人形の置かれた雀卓に近づきます」 まこ「聞け」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「仕方ない。麻雀牌でも積んで待つじょ」 優希「お、なんだこれ」 優希「……京太郎の、人形か?」 優希「あいつに似てバカ面だじぇ」ケラケラ ■清澄高校 空き教室 京太郎「なんだとコラ」 まこ「まあ、ニ頭身じゃからのう」 まこ「わしが作ったんじゃが、デフォルメした結果、アホ面になってしもうた」 京太郎「ひどいですよ染谷先輩! 俺って長野でも十指に入るぐらいのイケメンなのに」 まこ「……十人おるんか?」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「のどちゃん……のじゃないか」 優希「咲ちゃんかな?」 優希「バカ面だけど、結構かわいいじぇ」ツンツン ■清澄高校 空き教室 まこ「そうじゃろうて。力作じゃけんのぅ」 まこ「うちの雀荘の方でも今度配るか」 京太郎「ちなみに制作期間は?」 まこ「……一週間」 京太郎「メチャクチャ手間かかるじゃないですか」 まこ「そうじゃのぅ……」 まこ「お、優希の方に動きがあるぞ」 京太郎「なんか人形と話してますね」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「……昨日はゴメンな、京太郎」 優希「私もちょっと言い過ぎ」 優希「……いや、完全に私が悪かったじぇ」 ■清澄高校 空き教室 まこ「なんかあったんか?」 京太郎「ありましたっけ……」 京太郎「……あ、あれのことか!」 京太郎「タコス買いに行って来いって言われたんですが、忙しいんで断ったんですよ」 京太郎「そしたら優希が怒ってどっか行っちゃって」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「京太郎の都合も考えなきゃダメだった」 優希「……じゃなくて」 優希「部の備品ってわけでもなく、自分で食べるタコスぐらい自分で買いに行かないとダメだじょ」 優希「頭では……頭では分かってても」 優希「なんか京太郎にはツラく当たっちゃうじぇ……」 優希「こんなだから、嫌われるんだじょ……」グスッ ■清澄高校 空き教室 京太郎「いや、別に嫌ってないぞ?」 まこ「それ、本人の前で言ってやれよー」 京太郎「だっていつもの事じゃないですか」 まこ(脈無しかー) □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「人形に言っても、解決しないじぇ」 優希「よし! 京太郎探して、謝りに行くじょ」 優希「思い立ったが吉日ー!」ドタドタ ■清澄高校 空き教室 京太郎「あ、部室出て行った」 まこ「収録終わったら会いに行ってやれよー」 まこ「なんか普通にいい話があっただけじゃったな」 京太郎「いつも通りじゃないですか」 まこ「こいつは……」 京太郎「あ、次が来ましたよ」 まこ「部長じゃな」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「誰が上埜さんだって!?」 久「……あら? 誰もいないじゃない」 久「せっかく裸踊りでも披露してあげようと思ったのにー」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「」ガタッ まこ「座れ」 京太郎「何言ってるんですか染谷先輩! 部長の裸踊りが見たくないんですか!?」 まこ「何が嬉しゅうて女の裸踊りを見んといかんのじゃ」 まこ「お、部長も京太郎人形に気づいたようじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「須賀君じゃない! すっかり小さくなっちゃって」 久「誰の私物かしら……まこが作ったものかな?」 久「いつも雑用ありがとね? すごく助かってるわ」 久「これからも雑用よろしく!」ポンポン ■清澄高校 空き教室 京太郎「あれ……目から汗が」 まこ「飴のあとに間髪いれずムチが振るわれておるんじゃが」 京太郎「俺、これからも雑用を極めます……そうだ、ハギヨシさんのところに修行に行こう!」ガタッ まこ「座れ」 京太郎「おっと、ここで部長が動いたー!」 まこ「京太郎人形持ってどこかに行きよるのぅ」 京太郎「いま! 俺の頭が部長の下乳に触れています!」 まこ「人形のな。ちゃんと制服越しじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「……誰もいないし、チャンスかしら」コソコソ 久「こんなこと人のいない部室でやってたら、ドン引きされそうだし」ガチャッ 久「……はー」 久「狭いとこがおちつくのってなんででしょうね」inロッカー ■清澄高校 空き教室 まこ「なんでロッカー入って満足そうにしとるんじゃ……」 まこ「って、京太郎どうかしたか?」 京太郎「染谷先輩……男にはヤらねばならぬ時があるんです!」ダッ まこ「行ってしもうた……電話しとくかのう」 まこ「……あ、部長? ロッカー入ってる暇があったら逃げときんしゃい」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 京太郎「部長ーー! 合体しましょう!!」ガチャッ 京太郎「っていねーーーーーー!?」 ■清澄高校 空き教室 まこ「はよ帰ってこーい」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「先程は大変お見苦しいところを」キリッ まこ「ほんまよ」 まこ「というか、人形に対する反応は殆ど無かったな」 京太郎「別の物に変えましょうか?」 まこ「そうじゃのぅ……その方が面白いかも」 まこ「……あ、次の犠牲者が来たな」 京太郎「今度は咲かー」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「こんにちわー」 咲「って、あれ? 優希ちゃんは先に来てたはずなんだけど……」キョロキョロ ■清澄高校 空き教室 京太郎「あ、優希ならさっき帰って来る時に会いましたよ」 まこ「ほお」 京太郎「謝りたいんだろ? 早く謝っていいんだぜ!? って言ったらローキック放ってきました」 まこ「こいつは……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「あ、京ちゃん。京ちゃんは先に来てたんだね」ナデナデ 咲「京ちゃん人形かぁ……可愛いなぁ」 咲「誰のだろ? あとで聞いてみよっかな」 咲「ほしいから……作り方、教えてもらえたらいいなぁ」 ■清澄高校 空き教室 まこ「あ、ほしいならやる」 京太郎「咲も物好きだなぁ」 まこ「じゃけん、お前さんは……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「…………」 咲「京ちゃん――好きだよ」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「……は?」 まこ「おっ!」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「……なんてねっ」 咲「お人形さんなら簡単に言えるのになー」テレテレ ■清澄高校 空き教室 京太郎「お、おぅ! なんだ、冗談か……!」バクバクバク まこ「いや、現実見んかい」 京太郎「いやいやいや! 咲が、俺のこと好きなんてあり得ませんって!」 まこ「なんでじゃ」 京太郎「いや……だって、咲は和のことが好きですしっ!?」 まこ「和のことが好きなのはお前さんじゃ無かったんか?」 京太郎「の、和もキレイだとは思いますが……一番は」 まこ「……一番は?」 京太郎「あ、あー! 咲のやつ、部室出ちゃいましたよー!」 まこ(さっき部長に対する反応は演技かい……) まこ「長野でも十指に入るイケメンなんじゃろ? しっかりせんかい」 京太郎「うぅ……」 京太郎「咲が、俺に振り向いてくれるわけない……わけない……」ブツブツ まこ「こりゃ重症じゃのぅ」 まこ「……っと、和が映っとる」 まこ「いつの間におったんじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 和「…………」コソッ 和「…………」 ■清澄高校 空き教室 まこ「おーい、実況。仕事せんかい」 京太郎「は、はい……原村和選手の入場です!」 まこ「さっき言ったわ」 京太郎「迷うことなく人形の置いてある雀卓に近づいていきますねー」 まこ「ん? あいつ、何を持っとるんじゃ」 京太郎「おっとぉ、ここで原村選手……包丁を取り出しました!?」 まこ「振りかぶってー」 京太郎・まこ「「刺したー!!」」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 和「…………」ザックザック 和「ふふ……うふふふふ……」ザックザックザック ■清澄高校 空き教室 まこ「凶器攻撃! 凶器攻撃じゃ!」 まこ「京太郎人形、メッタ刺しになっております――あ、モゲた」 京太郎「」 まこ「普段は優等生な和選手の意外な一面が見れたのぅ」 京太郎「俺、転校します」ガクガク ??「なるほど……それは大変でしたね」 京太郎「ほんとですよ! 命の危険を感じました」 京太郎「あ! 咲のやつも危ないんじゃ……」 ??「あ、そちらは手を回しておいたので安心してください」 梢「……代わりに手伝ってほしいことがあるのですが」 ■劔谷高校 空き教室 梢「さあ、唐突に始まりました劔谷高校覗き大会」 梢「解説は劔谷高校麻雀部部長、古塚梢が務めさせていただきます」 梢「こづか、ではなく、ふるづか、ですからね」 梢「人の名前を間違えてはいけません」 梢「実況は清澄高校に引き続き、現在命を狙われている須賀京太郎さんに務めていただきます」 京太郎「え、やっぱり俺って命狙われてるんですか?」 京太郎「てか、こんなことやっていいんですか?」 梢「と、言いますと?」 京太郎「劔谷高校って結構アッパークラスな人たちが通ってる学校じゃないですか」 京太郎「……こんなの撮ってたら、そういう人たちに命狙われたりするんじゃ?」 梢「あ、それなら安心してください」 梢「父兄の皆様に許可はとっていますので」 ウチノミユキガ ドンナハンノウシメスカタノシミデシテナァ> 京太郎「マジで」 ウチモリコガドウスルノカ タノシミデタノシミデ> 京太郎「でも、あとで部員の皆さんに怒られるんじゃぁ」 梢「そうかもしれません……ですが」 梢「いまより前に進もうとするなら、ただ伝統を守っているだけではダメなのかもしれないと」 梢「そう思っているのです――」 京太郎(何言ってるんだこの人) 京太郎「あ、ところで今回は何を置くんですか?」 梢「エロ本です」 京太郎「は?」 梢「18禁のえっちな本を置いて反応を見ます」キリッ 京太郎「父兄の皆さーん! こんなこと言ってますよー!?」 梢「あ、これも許可取っているので大丈夫です」 梢「というか、父兄の方々のお宝本を提供していただきました」 京太郎「大丈夫かこの学校」 梢「あ、そうこうしているうちに第一犠牲者が来ましたよ」 京太郎「犠牲者って言っちゃった」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「こんにちわー」 澄子「あ、私が一番乗りでしたか……」 ■劔谷高校 空き教室 梢「須賀さん須賀さん、佐藤さんが来ましたよ。早く実況してください」 スミコー! ガンバレー!> 京太郎「はい……えっと、最初に入ってきたのは劔谷高校二年生、佐藤選手です」 梢「一番最初に面白みの無い子を消化できてラッキーですね」 京太郎「おい」 京太郎「……佐藤選手、雀卓上のエロ本に目を止めました」 梢「目ざといですねー」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「……?」トコトコ 澄子「……!?」 澄子「な……ななな何でこんなものが部室に!」 澄子「誰ですか! こんなもの持ち込んだのっ!」カオマッカ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「あ、良かった。結構普通の反応だ」 梢「何かやらかしてくれませんかね」 京太郎「佐藤選手、部室の棚から……ガムテープを取り出しました」 京太郎「ガムテープでエロ本をぐるぐる巻きにしてますね」 ギャー!> 梢「ちょっとぐらい中を見ればいいのに」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「よし……よし! これで誰も見ることは出来ないでしょう」 澄子「あとは捨てるだけ……皆さんが来る前に、捨てに行きましょう!」 澄子「捨てたあとで、部長に相談しましょう……」グスッ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「その部長が元凶なのですが……ちなみに、相談されたらどう対応するんですか?」 梢「そうですね……」 梢「そんなことが……。佐藤さん、よく頑張りましたね」 梢「そんな本を持ち込む人がいるとは、大変悲しいことです」 梢「ですが……一度処分された以上、その子も気づかれたことは察するでしょう」 梢「もう学校に持ってくることは無い筈です」 梢「……もしも、もう一度こういうことがあれば」 梢「やりたくは無いのですが、持ち込んだ子を探しだして諭しましょう!」 京太郎「最悪だこの人」 京太郎「おっと、佐藤選手。封印したエロ本をゴミ袋に入れて部室を出て行きました」 スミコー! ステナイデクレー!> 梢「残念ながら、ボッシュートです」テレッテレッテーン 梢「え? ……ああ、ほんとですね」 ヨリフジ 梢「先ほど映像に出てきた佐藤澄子さんですが、本当の名前は依藤澄子さんでした」 梢「不甲斐ない解説を代表して、謝罪します」 京太郎「申し訳ありませんでした」 梢「さて、形ばかりの謝罪をしたところで次に行きましょう」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 莉子「こんにちわ~」 莉子「あれ、皆いない……先に部活の準備してよっと」 ■劔谷高校 空き教室 梢「二番手は一年生、安福莉子さんです」 梢「今年のインターハイ二回戦、最後の最後に振り込んで二位から三位に転落した子です」 京太郎「やだ、この部活殺伐としてる」 リコー! マケルナー!> 梢「軽いジョークですよ」 梢「……あれ? 安福さん、エロ本には気づいたようですが」 京太郎「……動きませんね」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 莉子「――――――――」 莉子「――――――――」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「……あれ、立ったまま気絶してませんか?」 梢「そのようですね……救助班の方、お願いしまーす」 リコーーーーーーー!> 梢「そしてエロ本は雀卓の中にボッシュートです」テレッテレッテーン ウワーーーーーーー!> 梢「しかし、別段なんともない反応ばかりですね」 梢「こんなフツーで個性が無いからインハイも負けたんですよ」 京太郎「麻雀と関係ないですからね」 梢「ともあれ……不甲斐ない兵庫県代表を代表して、謝罪します」 京太郎「俺は逆にホッとしてますよ」 京太郎「ゲラゲラ笑いながらエロ本読む人がいなくて」 梢「その程度で良ければ、私が」スクッ 京太郎「やめて」 梢「まあ、先程の二人は劔谷高校麻雀部の中では最弱」 京太郎(実はこの人が部内で一番失点しているんですが) 梢「必ず、やってくれるでしょう」 京太郎「やらかす、の間違いでは」 梢「あ、次の方が来られましたね」 京太郎「この人は……三年の椿野美幸さんですね」 ミユキー! ヤラカセー!> □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「聞いてよもー!」 美幸「お父さんが未だに進路のことで反対して……っていなかった」 美幸「ま、いいや。お茶の用意でもしてよっと」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「麻雀は?」 梢「もちろん、麻雀もやります」 梢「茶道は健全な精神を育む一助になれば、とやっているだけですので」 京太郎「育まれてませんよね。少なくとも一人は」 梢「おっとぉ、椿野選手、ここで卓上のエロ本に気づきました」 京太郎「聞けよ」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「? なにこれ」 美幸「…………」ペラッ 美幸「…………」ペラッ 美幸「……これ、えっちな本だよ!」ガガーン ■劔谷高校 空き教室 京太郎「表紙見た時点で気づけよ」 梢「佐藤さんと安福さんは表紙しか見てないんです。これは快挙ですよ」 京太郎「うわぁ、しかも次々とページをめくっていきますよ」 梢「ひゃーとか、きゃーとか言いながらガン見ですね……椿野さんはムッツリですから」 京太郎「いいんですか? お父さん」 イーンダヨ> 京太郎「いいんだ」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「う、うわぁ……そこに入っちゃうんだ……」 美幸「え、そこまで?」 美幸「……こ、こんなけしからんものを部室に置いてちゃだめだよもー!」 美幸「これは没収だね」イソイソ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「椿野選手、エロ本を自分のカバンにインサート」 梢「自発的ボッシュートですね」 京太郎「そしてそのまま退出していきました」 梢「部活サボってお家で楽しむつもりですね。これは窃盗ですよ」 京太郎「ちなみに、さっきのは誰のエロ本だったんですか?」 ハーイ> 梢「椿野さんのお父様にご提供いただきました」 京太郎「いいのか。……ま、まあ、わりと普通に終わりましたね」 梢「初々しいムッツリでしたね」 梢「あ、ちなみに最後のページに椿野さんのお父様の名前を書いておきましたので」 ファッ!?> 京太郎「最低だコイツ」 京太郎「っと、ここで四人目が来ました」 京太郎「帰国子女の一年生、森垣友香選手の入場です」 京太郎「このまま、無難に終わってほしいですね」 梢「そうですね……華麗にトリを飾っていただきたいです」 京太郎「認識のズレがあるような」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 友香「部活でー!」 友香「あれ、みんな休みでー?」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「安福さんは病院です」 梢「椿野さんなら、おうちでよろしくやってますよ」 京太郎「友垣選手、真っ直ぐ冷蔵庫に向かいます」 梢「あ、まさか」 京太郎「おっとぉ、冷蔵庫から麦茶と牛乳を取り出して……」 梢「あー……友垣さん、また混ぜてる」 京太郎「ミルク麦茶! ミルク麦茶を作っています!」 梢「まあ、まったくあり得ない組み合わせではありませんからね」 京太郎「ミルク麦茶片手にエロ本の置かれた雀卓に向かいます」 梢「友垣さん、麦茶と牛乳を冷蔵庫に戻してください」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 友香「お、日本のポルノマガジンかな?」 友香「どれどれ~」ペラッ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「あぁ~……何の恥じらいも無く読みだしちゃった」 梢「普通……と、なぜか首ひねってますね」 京太郎「あれ? 普通のエロ本ですよね」 京太郎「ん……? 友垣選手、サイフから十円玉を取り出して」 梢「こすってますね……本に載ってる女性の股間のあたりを」 京太郎「友垣選手! モザイクはスクラッチとは違うんだぞ!」 梢「帰国子女ですからね……無修正が当たり前なのでしょう」 梢「あとでモザイクの取り方とか、色々と教えておいてあげましょう」 京太郎「ここで指導が入りましたー!」 京太郎「友垣選手、本に興味を無くしたのか放り出しました」 梢「うーん、いまいちパンチが足りませんでしたね」 京太郎「やっぱり、京太郎人形を修理して置いておいたほうが良かったでしょうか?」 梢「おそらく、この人誰……って状態になってましたよ」 梢「とはいえ、あまり新鮮な内容をお届けできなくて申し訳ありません」 梢「地味な麻雀部を代表して、謝罪します」 京太郎「劔谷高校麻雀部でしたー」 京太郎「……やっぱやめましょうって」 ??「うるさいなぁ」 京太郎「バレたらマズいですって……絶対殺されますよ」 ??「麻雀だって聴牌しとったら先制されとっても仕掛けたくなるし」 京太郎「俺たち多分四向聴ぐらいですよ。しかも打点も見込めなさそう」 漫「いままで犠牲になってきたデコの恨み……先輩達の弱みを握って巻き返す!」 京太郎「握りつぶされるのがオチですよ」 ■姫松高校 空き教室 漫「さあ、唐突に始まりました姫松高校覗き大会」 漫「解説は私、姫松の核弾頭、上重漫が務めさせていただきます!」 京太郎「実況、俺でーす」 京太郎「劔谷からたらい回しにされたと思ったら、マズイことに巻き込まれました」 京太郎「なぜマズイかと言うと、劔谷の場合は三年の部長が主犯」 京太郎「姫松の場合は二年の戦犯(候補)とタッグを組まされてます」 京太郎「バレた時、どっちの方が危険度高いかはわかりますよね?」 漫「バレなきゃいいのよ」 京太郎「今回も京太郎人形は五体バラバラ……バラバラ……バラバラ……」カタカタ 漫「なんでそこで震えるん?」 京太郎「ちょ、ちょっと出れない事情があるので、今回はDVDを使います」 京太郎「ラベルには『えっちなDVD』と書かれてます」 漫「まあ、中身は『エロDVDだと思った? 残念! ドッキリでした!』って映像が出てくるだけだけど」 京太郎「うーん、兵庫よりは健全だけど、嫌な予感がする」 漫「ヘタレやなぁ。そんなやから意中の幼馴染一人落とせんのや」 京太郎「咲のことは関係ないでしょ!?」 漫「あ、一人目来た」 京太郎「次鋒の真瀬由子さんですね」 漫「わりとどうでもいい」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 由子「次鋒、レオパルドン逝きます!! なのよー」 由子「……うーん、やっぱりここじゃないのよー」 ■姫松高校 空き教室 京太郎「何か探してたんですかね?」 漫「さあ……? 多分、主将と鬼ごっこでもしてるんだと思うけど」 漫「末原先輩、早く来ないかなー」 京太郎「どんだけ弱み握りたいんですか」 京太郎「……真瀬選手、雀卓上のDVDに気づいたようです」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 由子「ん? これは」 由子「なるほどなるほど~」キュッキュッ 由子「……じゃ、次に行くのよー」 ■姫松高校 空き教室 京太郎「あれ、もう出て行きましたね」 漫「うーん……別にどうでも良かったけど、何の反応も無しか」 京太郎「いや、何かマジックで書いて行ったようでしたが」 京太郎「別の用事が忙しかったのかな?」 漫「というか、どうでも良さそうにしてたけど」 漫「真瀬先輩は案外、ああいうのよく見てるのかも」 由子「そんなことないのよー」 漫「そうかなぁ」 由子「そうなのよー」 漫・京太郎「「……うわぁ! もうバレたー!」」 由子「私も混ぜてほしいのよー!」 由子「あとは見てるだけだから。ね? ね?」 漫「は、はあ……? まあ、いいですけど」 由子「やったのよー」 京太郎「ひょっとして俺たちのこと探してたんですか?」 由子「二人だけでお楽しみってのはずるいのよー」 由子「あ、洋榎が来たのよー」 漫「主将か、要チェックや」 京太郎「うーん……このまま芋づる式に見る側に巻き込んだ方が安全か」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「この新井貴浩を作ったのは誰やあっ!!」 洋榎「……って、誰もおらんのかいっ」 洋榎「主将のウチより遅いとか弛んどるで」 ■姫松高校 空き教室 漫「今日、部活休みですけどね」 京太郎「レギュラー四人以外には知らされてるんですよね」 漫「そう。四人には私のところで連絡網止めといたんや」 由子「私はともかく、それだと他の三人に漫ちゃんが仕掛け人ってバレちゃうのよー」 漫「…………」アブラアセ 京太郎「うわ、考えて無かったんですか」 京太郎「あ、そういえば……真瀬先輩はさっき何してたんですか?」 由子「さっき?」 京太郎「何かマジックで書いてましたけど」 由子「ああ、DVDのラベルに書き足しておいただけなのよー」 漫「え、なんてですか?」 由子「(ホモ)って付け加えただけなのよー」 京太郎「アカン」 漫「いや、これはこれで……主将! そんなものに興味あるんですかー!?」 漫「って言えるし、アリかも」 京太郎「ああっ! 愛宕姉選手、『えっちなDVD(ホモ)』を見つめています!」 漫「そのままレコーダーで再生してください! お願いします!」 由子「ちょっとちょっと、漫ちゃん必死すぎんのよ~」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「お? なんやこれ、対局のDVDか何か?」ヒョイッ 洋榎「…………」 洋榎「…………」スッ… 洋榎「…………」ススス 洋榎「…………」ペタン ■姫松高校 空き教室 京太郎「愛宕姉選手……?」 漫「あれ? ラベル見た瞬間、ケース置いて遠ざかった?」 由子「部屋の隅っこに体育座りしちゃったのよー」 漫「おかしいなぁ……主将なら、独り言で言い訳しつつ堂々と見ると思ったんやけど」 京太郎「なんか、怖がってる感じですね」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「…………」グスッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あっれ……涙目になってるんですが」 由子「きっと、ああいうの苦手なのよー」 由子「傍にあること自体、嫌なのかも」 漫「えー……苦手なら部室出ていけば済む話なのに」 京太郎「極力DVDの方見ないように、ドアとかチラチラ見てますね」 由子「きっと、皆を待ってるのよー」 由子「DVDは怖いけど、自分は主将だから部活サボっちゃダメとか考えてるのよー」 漫「そんな……せめて、部室の外とかで待ってればいいのに」 由子「多分、誰かが来ない限り、ずっとあそこで体育座りしてるのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「……絹、まだかいなー」ソワソワ 洋榎「…………」ペタッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あぁ……膝に顔埋めちゃった」 漫「う……も、もういいかな」 京太郎「そうですねー」 由子「じゃあ、私から電話しておくのよー」 漫「お願いします」 由子「……あ、洋榎? 由子なのよー」 由子「うん、その部活なんだけど、今日は休みなのよー」 由子「そそ、だからまた明日なのよー」ピッ 由子「これで帰るはずなのよー」 京太郎「……あ、帰っていきますね」 漫「ほっ……」 由子「寄り道しないで帰るのよー」 漫「うーん……まあ、末原先輩に期待」 京太郎「結局続けるんですか」 由子「私も知らない洋榎の一面が見れて、新鮮だったのよー」 由子「問題はエロとホモのどっちが嫌だったのか……!」 京太郎「どうでもいいですよね」 由子「普段から『デクのオ●ンチン』とか言ってるわりに、案外うぶなのよー」 漫「言ってませんよ!?」 由子「残るは二人だけなのよー」 京太郎「えっと、愛宕絹恵さんと末原恭子さんですね」 由子「リアクションは洋榎に期待してたから、二人だと微妙かもしれないのよー」 漫「いやいや、末原先輩ならやらかしてくれますって!」 京太郎「活き活きしてるな、この人」 京太郎「っと、上重先輩待望、末原選手の入場です」 漫「きたーーーーっ!」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「……ハァ」 恭子「まったく、あの人は……」ブツブツ ■姫松高校 空き教室 京太郎「なんかお疲れみたいですね」 漫「いいから、再生、はよ」 由子「そういえば、さっきいくのんと話してたのよー」 由子「いままで説教してたのかも」 京太郎「高校生に説教される大人って……ん?」 京太郎「末原選手、部室にカギをかけました」 漫「じっくりDVD見る気かな」 由子「まだDVDには気づいてないから、きっと別の目的なのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「……よ、よし」 恭子「誰も見てないし、いまなら……」ヌギヌギ ■姫松高校 空き教室 京太郎「ああっと! 末原選手、スパッツを脱ぎ始めました!」 由子「生着替えなのよー」 漫「先輩の大事なところが丸見えに……」ハァハァ 京太郎「そしてそして、バッグからスカートを取り出しました!」 漫「上は!? 上は脱がないんですか!?」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「ん……しょ」 恭子「……えへ」ニコニコ ■姫松高校 空き教室 京太郎「いまリボンを結び、完全に乙女モードに変身です!」 由子「鏡の前でポーズ取りつつ、はにかんでるのよー」 京太郎「ここでくるっと一回転。スカートが綺麗な弧を描きます」 漫「スパッツ……スパッツだけでもください……」 京太郎「しかし、これほど気に入ってるなら普段から着てればいいのに」 由子「きっと体面とかあるのよー。恭子は意地っ張りだから」 漫「この映像……鑑賞用・保存用・布教用の三つを作らなきゃ」 由子「あ、漫ちゃん。私もほしいのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「さて……ちょっと名残惜しいけど、着替えて帰ろうかな」 恭子「部活無いみたいやし」ヌギヌギ ■姫松高校 空き教室 漫「…………」ダクダク 由子「あ、漫ちゃんが失血死しちゃうのよー」 京太郎「本望じゃないですかね」 京太郎「てか、帰っちゃいますね」 由子「いくのん経由で休みだって聞いたのかなー」 漫「……………………ふぅ」 漫「さて、末原先輩を堪能したことだし、次に行きましょう」キリッ 京太郎「はいはい」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 絹恵「スミマセン、遅れましたー!」 絹恵「って、あれー? 誰もおらんやん」 絹恵「お姉ちゃーん、ロッカーとかに隠れとらんー?」ガチャッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「最後の一人、愛宕妹選手です」 漫「末原先輩のが終わったので、無難に終わってくれれば」 由子「絹ちゃん、さすがの洋榎もゴミ箱の中にはいないのよー」 京太郎「おっと、ここで愛宕妹選手、卓上のDVDケースに目をつけました」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 絹恵「なんやこれ……」 絹恵「…………」ムッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あ、姉妹っていってもお姉さんと反応が違いますね」 漫「なんかムッとしとる」 漫「……あ、ケースを床に置いた」 由子「ここで絹ちゃん、壁際まで下がり、助走をつけて~」 京太郎・漫「「蹴ったーーー!!」」 由子「DVDがお空の星になっちゃったのよー」 京太郎「窓ガラス割れちゃいましたねー」 漫「うわ、外にいたいくのんにガラスのシャワーが」 京太郎「サッカー部のキーパーをやっていただけのことはありますね」 漫「うん、いい蹴りだった」 由子「絹ちゃんからコメントもらったのよー」 由子「お姉ちゃんが見ちゃう前に処分する必要があったんです。反省してます――って言ってるのよー」 京太郎「そのお姉ちゃんは中身見ることだけは回避したんですが」 漫「あ、救急車……もう来たのか」 京太郎「さて、これで全部ですね……無事終わった!」 漫「では、姫松高校からの中継を終了します」 由子「次はあなたの学校へ」 京太郎・漫・由子「「「また来襲~」」」 絹恵「お仕置きの時間だ! コラァ!!」グァシァァァ 京太郎・漫・由子「「「なっ……」」」 ??「へー」 ??「だからこっちに来た時、顔が酷いことになってたんだ~」 京太郎「他にも大事なとこ蹴られたりしたんだよ」 淡「……隠し撮りかー」 淡「よし! やろう!」 □Live-白糸台高校 体育倉庫 淡「んしょ……んしょ……」 淡「さ、さあ! 始まりました、白糸台覗き大会!」 淡「解説は高校百年生、大星淡がやっちゃうよ!」ババーン 京太郎「まだ始まってねえよ」 淡「えっと、計画の再確認しとこっか」 淡「テルーと菫先輩とたかみ先輩を体育倉庫におびき寄せて、閉じ込める」 淡「んで、その反応を見て楽しんじゃうよ!」 京太郎「それは分かってるけど、その手に持った毛布と魔法瓶は何だ?」 淡「これ? 今日はちょっと寒いし、三人のために毛布持ってきたんだ!」 淡「魔法瓶の中身は、たかみ先輩の大好きなお茶だよ~」ニコニコ 京太郎「なんだ……その微妙な気遣い」 淡「倉庫の入り口はリモコンで自動開閉に改造してくれた?」 京太郎「ああ、俺が一晩で仕上げたぞ!」 京太郎「まあ、最終テストやっとくか」 京太郎「俺は外出るから、中で異常無いか見ててくれ」 淡「わかったー」 京太郎「ほいっと」ポチッ 淡「お……おおお……勝手にしまった!」 京太郎「なんかおかしいとこないかー?」 淡「ないっぽーい」 京太郎「オッケー。じゃあ開け……あれ?」 淡「ん?」 京太郎「おっかしーな……なんかリモコンが反応しねー」 淡「えっ、うそー! 私が中にいるのにー」 京太郎「電池切れかな……ちょっと電池探してくるわ」 淡「わかったー!」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「戻りましたー」 照「あ、おかえり」 菫「ご苦労さん」 京太郎「ちゃんと出れなくなってます?」 菫「成功したみたいだ」 菫「さて、白糸台覗き大会……改め」 菫「淡にお仕置き大会を始めよう」 照「わー……ぱちぱち」パチパチ 尭深「んと……玉露で、良かった?」 京太郎「あ、ありがとうございます」 菫「一応、経緯というか趣旨を説明しておこうか」 菫「淡と須賀君が私達を体育倉庫に閉じ込めて楽しもうとしていたようだが」 菫「それを逆に利用して、淡を体育倉庫に閉じ込めさせてもらった」 菫「そうとは知らず、閉じ込められている淡を見て楽しもうという企画だ」 照「もうかなり暗いし……淡なら直ぐに泣き出すはず」 尭深「お、お仕置き……しないと」 京太郎(わー、寝返って良かった) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「~♪」 淡「キョータロー、まだかなー?」 ■白糸台高校 空き教室 菫「解説と実況は私と照と尭深と須賀君の四人でやっていくんだが」 照「本日は特別ゲストを用意してまーす」 尭深「ぱちぱち」 京太郎「え? そうだったんですか?」 照「うん……どうぞ、お入りください」 ??「……ど、どうも」 京太郎「はっ!?」 咲「京ちゃん、久しぶり……だね? 元気だった?」 京太郎「ちょ……な、なんで、咲がここに……」オロオロ 照「特別ゲストだから」 京太郎「あ、あれー? ちょっとお腹が痛くなってきたゾ」ガタッ 菫「座れ」 照「……咲、がんばってね」ボソボソ 咲「う、うん……ありがとう、お姉ちゃん」ボソボソ 京太郎「ほ、ほんと……何で咲がいるんだ?」 咲「い、いちゃダメ……かな?」 京太郎「だ、ダメじゃないんだが……その」 菫(煮え切らないやつだな) 尭深(押し倒せばいいのでは……) 照(頑張れ、咲ー) 京太郎「……と、とりあえず大星の様子でも見るか!」 咲「う、うん。そうだね」 菫(逃げたな) 尭深(逃げた……) 照(頑張れ、咲ー) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「…………」プラプラ 淡「……ぶー! キョータロー、おそーい!」プンスカ ■白糸台高校 空き教室 京太郎「大星選手、ヒマで堪らないのか跳び箱に座って足を振っています!」 菫「見ればわかるな」 咲「そういえば……何で淡ちゃんは体育倉庫に閉じ込められているんですか?」 菫「お灸を据えるためだ」 菫「一応、事情を知らない咲ちゃんのために説明しておくか」 照「そうだね」 照「淡はトンデモナイことを仕出かした」 咲「あ、お姉ちゃんのプリン食べた以外でお願いします」 照「…………」ウツムキ 菫「まあ照はどうでもいいんだが、淡は自由奔放すぎるきらいがあってな」 菫「この間など七日間連続で『ヒャッハー! 今日はハロウィンだ!』と部員にお菓子をねだっていたんだ」 ハーベストタイム 菫「二日目からは皆もお菓子を用意してくるから、淡が『収穫の時だ!』と言いながら大喜びで食べて……」 咲「えっと……お互いに楽しんでるならいいんじゃないでしょうか」 菫「でも、私には一つも分けてくれなかったんだぞ!? おかしいだろ、お菓子だけに」 咲「それはひょっとしてギャグで言ってるんですか?」 菫「咲ちゃんが手厳しい……」 菫「渋谷! お前からも言ってあげてくれ」 尭深「は、はい……」 尭深「こ、この間のことなんですけど」 尭深「淡ちゃんが私の眼鏡とって『たかみ先輩は眼鏡を取っても可愛いね!』……って」 咲「……それだけですか?」 尭深「う、うん……からかうなんて、ひどいよね」ポッ 咲「そう思うなら、そうなんでしょうね……」 咲(渋谷さんの中では……) 菫「あ、淡に動きがあったぞ」 照「何か探してるのかな」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「ヒマだし、bokete.jpでも見てよっと」 淡「携帯、携帯……」ゴソゴソ 淡「あれ……無い」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「あるんだなこれが」スッ 咲「何で京ちゃんが持ってるの!?」 京太郎「携帯で気を紛らわされちゃいけないと思って、スってきた」 照「ナイス」 咲「もー……中身、見ちゃダメだよ?」 咲「それにしても、スリなんてどこで覚えちゃったの?」 京太郎「この間、満員電車に乗ったんだよ」 京太郎「んで、執拗の人の尻とか触ってサイフ取ろうとしてきた奴がいて、逆にサイフ取ってやったら開眼した」 咲「それ、スリじゃなくてチカ……」 京太郎「え?」 咲「いや、何でもないよ……やめよう犯罪行為」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「うー……携帯」 淡「部室に忘れてきたのかなぁ」 淡「…………」 淡「う、歌でも歌ってよ!」 淡「頂点まであと一息~」 ■白糸台高校 空き教室 菫「おい! 音量絞れ音量!」 菫「下手に歌詞とか聞こえたらジャスコが来るだろ!」 京太郎「それで危ないのは地元の商店街です」 咲「あの……そういえば、一人足りないような気がするんですが」 照「え? 誰が?」 咲「淡ちゃんは体育倉庫にいて、お姉ちゃんと弘世さんと渋谷さんはここにいるけど」 咲「白糸台は……もう一人二年生の人がいたような」 照「……そうだっけ?」 京太郎「俺に聞かないでください」 照「んー……」 尭深「いましたっけ……?」 菫「あ、いたいた……スパッツ履いてて、大量失点した」 菫「また……また……」 菫「……なんだっけ?」 照「また……亦ニキ?」 尭深「あ、マタンキちゃんですよ」 照・菫「「それだ」」 菫「マタンキなら体育倉庫の外で待機してるな、たしか」 菫「淡が歌ってるのを止めないといけないし、ちょうどいい」 照「そろそろ動いてもらおうか」 菫「おーい、マタンキ」 菫「そろそろ体育倉庫の窓を塞いでくれー」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「まーた遊ぼうよー」 淡「……あれ、暗い」 淡「……窓、塞がれてる?」 淡「…………」 淡「……あ! きょ、キョータローかぁ」 淡「もー、いじわるしないで出してよー!」プンスカ ■白糸台高校 空き教室 照「あんまり堪えてない?」 菫「しばらく放置してればいけるだろ」 咲「かわいそうですよ……」 京太郎「あ、これじゃ見えないんで暗視モードに変えておきますね」 咲「何で無駄にハイテクなの」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「……うー」 淡「コラ! キョータロー、早く私を出せー」 淡「…………」 淡「い……いまならまだ許して、あ、あげるんだけどなー」 淡「…………」 淡「キョータロー……だよ、ね?」 淡「……うぅ」 ■白糸台高校 空き教室 照「淡がメゲはじめた」 菫「もうひと押しか」 照「マタンキに扉ドンドン叩いてもらおう」 菫「そうしよう」 咲・京太郎(*1) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 バンバン! 淡「ひうっ!」 バンバン! ワタシハマタンキジャナイゾコラァアア! 淡「や、やめて、キョータロー」 バンバン! 淡「やめてよぅ……」 バンバン! 淡「ぅ……」 バンバン! 淡「うああああああああああん!」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「あぁ……泣いちゃった」 菫「う……」 咲「やっぱりやりすぎですよ。淡ちゃん大泣きですよ」 照「いや、でも……プリン」 モニター『テルー! たすけてー! てるー!』 咲「ほら! お姉ちゃんの名前呼んでるよ」 照「うぅ……」 菫「淡ー! 待ってろ、いま助けに行くからなー!」タッタッタッ 尭深「わ、わたしも」タッタッタッ 照「あ、待って……」タッタッタッ 咲「えっ、あの」 咲「……普通にマタンキさんに出してもらえばいいんじゃ」 京太郎「……もう行っちまった」 咲「後悔するのは目に見えていたんだから、こんなヒドイことしなければ良かったのに……」 京太郎「だよなぁ」 咲「もうっ! 京ちゃんだって同罪なんだからね!」 咲「……私も、止めれるチャンスはあったと思うけど」 京太郎「すまん……」 咲「…………」 京太郎「…………」 咲「……ふ、二人っきりになっちゃったね」 京太郎「お、おう……」 咲「……染谷先輩から聞いたんだけど」 京太郎「」ビクッ 咲「清澄でも、同じようなことしてたんだよね」 京太郎「え、えー……どうだったかなー」 咲「……わ、私のも、見てたんだよね?」 京太郎「見てな」 咲「染谷先輩から聞いたもんっ」 京太郎「うっ……」 咲「私は……その、好き……なんだけど」 咲「京ちゃんは……どう、なのかな」 京太郎「お、俺は……」 咲「…………」 京太郎「……俺も、咲のことが」 ハーベストタイム 和「抹殺の時だ! コラァ!!」グァシァァァ 京太郎・咲「「なっ……」」 咲「の、和ちゃん!? なんで白糸台に」 和「咲さんあるところ、私有りですよ」 咲「その包丁……何に使うの」 和「…………」 和「さあ、須賀君――天に還る時が来たのです」スッ 京太郎「和……」 咲「やめて! 和ちゃん!」 和「咲さんどいて! そいつ殺せない!」 咲「ど、どかないよ」 和「……なら、咲さんを殺して私も死ぬ!」 京太郎「やめろ和! お前の目的は俺だろう!?」 和「私の目的は咲さんだけです!」 和「なんで……なんで咲さんは須賀君を庇うんですか!」 咲「京ちゃんが好きだからだよ!」 和「私のことは嫌いなんですか!?」 咲「違うよ……和ちゃんも好きだよ」 咲「ただ……和ちゃんより京ちゃんの方が好きなだけだよ」 和「…………」 和「……須賀君」 京太郎「……おう」 和「咲さんを幸せにすることを誓いますか?」 京太郎「ああ、誓う」 和「破ったら殺しますからね」 咲「和ちゃん……」 和「ちくしょおおおおおおおお! リア充なんて爆発しろおおお!」ダッ 咲「和ちゃん! 包丁持って走ってたら捕まるよ!」 和「ナマハゲの真似だからいいんですよおおおおぉぉぉ……」 京太郎「……い、行ったか」 咲「あ、あは……京ちゃん、足震えてるよ?」 アワイー!> 京太郎「さ、咲だって」 ミンナー!> 咲「だ、だって怖かったんだもん」 咲「……ねぇ」 咲「だ、抱きついても、いい?」 ウワアアアアアアアァァー!> 京太郎「お、おぅ」ギュッ ギャー! インランピンクダー!> 咲「えへへ……」 咲「京ちゃん――好きだよ」 京太郎「俺も――好きだ、咲のことが」 咲「ん……」 ■清澄高校 空き教室 咲「あ、京ちゃん、ご飯粒ついてるよ」ペロッ 京太郎「うおわっ! な、なんつー取り方しやがる!」 咲「えへへ」 久「熱々ねぇ」 まこ「咲が日に日に積極的になっちょる気がするが……」 優希「咲ちゃん……幸せになるんだじぇ!」 優希「あ、そういえば明々後日」 咲「あ、和ちゃんの初公判だね」 京太郎「大丈夫か? 和のやつ」 優希「のどちゃんのお父さんが弁護するし、きっと大丈夫だじぇ」 京太郎(和……お前が刑務所に入れられようが、俺は絶対に約束を果たすぜ!) 咲「? 京ちゃん、どうかした?」 京太郎「咲はかわいいな、って思ってただけだよ」 咲「も、もー! からかわないでよね!」 まこ「おお、そうじゃ京太郎」 まこ「お前さん宛に連絡があったんじゃ」 京太郎「俺宛に?」 まこ「福与アナからじゃ」 まこ「なんでも、今度プロ雀士相手に覗き大会を――」 ~終わり~
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京太郎「今日は雀さんのサイン会が昼に中心街、夜に三箇牧であるらしい」 京太郎「雀さんは地区予選大丈夫なんだろうか……?」 京太郎「やるべきは麻雀、だよな」 京太郎「よし、頑張るぞっ!」 京太郎「ひさしぶりにネト麻でもするか」 京太郎「MAO……超本格的なオンライン麻雀ゲーム」 京太郎「開発者の意図がうんたらかんたらってニュースに取り上げられてたな」 京太郎「待機待機、っと」 京太郎「お、来た来た」 とよねー:よろしくだよー 最強☆ちゃん:よろしくお願いします 魔法少女志望:よろしく 開局 京太郎「お、いい配牌、これは清一色だな」カチッ 京太郎「どんどん揃ってくな」カチッ 京太郎「お、面清一通で聴牌だ」カチッ 京太郎「この調子で……」 京太郎「来た!」 京:ツモ、8000オール 東1局 親 京 49000 魔法少女志望 17000 最強☆ちゃん 17000 とよねー 17000 京:ツモ、8000オール 豊音「わわっ、いきなり親倍だよー」 豊音「私も負けてられないよねー」カチッ とよねー:ツモ、3100・6100 東2局 京 42900 親 魔法少女志望 13900 最強☆ちゃん 13900 とよねー 29300 菫「シャープシュートの特訓にネト麻をすることになったのだが……」 菫「上手くねらえないな……ってツモか」カチッ 魔法少女志望:ツモ、2600オール 東2局1本場 京 40300 親 魔法少女志望 21700 最強☆ちゃん 12300 とよねー 26700 京太郎「さっきからツモばっかりだな…」カチッ 京太郎「いい感じいい感じ」カチッ 京太郎「よし」 京:ツモ、3100・6100 東3局 京 56600 魔法少女志望 13600 親 最強☆ちゃん 8200 とよねー 22600 菫「この京とかいうプレーヤー、凄い火力だな」カチッ 菫「だが、狙えはしないが……」 菫「勝たせてもらおう」カチッ 魔法少女志望:ツモ、4000・8000 東4局 京 52600 魔法少女志望 29600 最強☆ちゃん 200 親 とよねー 18600 京太郎「なんだこれ……」 京太郎「トイトイ三槓子、槓ドラモロ乗りで三倍満…って」 京太郎「あ、来た」 京:ロン、24000 終局 京 76600 魔法少女志望 29600 最強☆ちゃん 200 とよねー -5400 京太郎「……」 京太郎「倍満倍満三倍満で飛ばす、とか嬉しすぎて実感が湧かないな」 prrr prrr 京太郎「はい、須賀です」 豊音『うわあああああん!!』 京太郎『えっ!?』ビクッ 豊音『須賀ぐーん』 京太郎『あ、姉帯さん!?落ち着いてくださいよ』 豊音『ぐやじいよーでも楽しがっだよー』 京太郎『どうしたんですか?』 豊音『えっぐ、あの、ね』 京太郎『ネトマで飛ばされた、と』 京太郎『よりにもよって三倍満に振り込んでしまって』 豊音『うん、ズズッ』 京太郎(あれ、これ和了ったの俺じゃね?) 京太郎(と、すると姉帯さんがとよねーさんか……) 京太郎(うん、黙っておこう) 京太郎「姉帯さんを慰めるのに小一時間かかってしまった」 京太郎「なんとかばれないで済んだな」ホッ 京太郎「昼は、どうしよう」 京太郎「そういえば、中心街で雀さんのサイン会があったんだっけな」 京太郎「行ってみよう」 ―――――――――――― 明華「いつもありがとうございマスネ」ニコッ 明華「お次ノ人ー!」 京太郎「どうも」 明華「須賀クン!」パァァ 明華「来てくれたンダネ!」 京太郎「この前約束しましたしね」 明華「ありがとっ!」 明華「そだ!アト1時間待ってテ!」 京太郎「どうするんですか?」 明華「一緒ニ遊ビニ行こっ!」 京太郎「いいですね、行きましょうよ!」 明華「うんっ!」 明華「須賀クン、コッチコッチ」 京太郎「あ、はい」 明華「…」ササッ 京太郎「あの、どこへ?」 明華「私ノ楽屋」ササッ 京太郎「俺が入ってもいいんですか?」 明華「……タブン」 明華「…バレタラ、危ない…カモ」 京太郎「えぇ……」 ―――――――――――― 明華「到着ッ!」 京太郎「おお、ドッキリ番組で見た部屋そのものだなぁ」 京太郎「そういえば、ここで何するんです?」 明華「それハネ……」 明華「一緒ニ話そっ」 京太郎「雑談ですか、いいですよ」 明華「何カ聞きたいことトカある?」 京太郎「ききたいこと……あ、歌」 明華「歌?」 京太郎「いつごろから歌ってるんですか?」 明華「ンー、小さいときカラ」 明華「パパンハ麻雀ノプロデ、ママンハ歌手デ」 明華「ダカラ、麻雀ト歌ハずっとやってる」 京太郎「ふぅ~むなるほどなるほどなるほど~」 明華「……」 京太郎「……」 京太郎「話すこと、無くなっちゃいましたね」 明華「ウ……ン」 京太郎「じゃあどこか行きますか」 明華「ウン!」 京太郎「というわけで、大阪城の近くにあった喫茶店に来てみましたー」 明華「オ城、キレイ」キラキラ 京太郎「周りの風景も見れるのもこの店のいいところだよな」 明華「あ、この歌」 ~~♪ 京太郎「これが雀さんの歌ですか?」 明華「ウン、ドウ思う?」 京太郎「いい歌だと思いますよ」 明華「ワァ、ありがと!」 京太郎「大阪と言ったらこれ!」 テッテレテッテッテー 京太郎「大阪パフェ~」ダミゴエ 明華「普通ノパフェト、違うノ?」 京太郎「……」 京太郎「……寸分違わずです、はい」 明華「ふふっ、はい、これ」アーン 京太郎「え?い、いいんですか?」 明華「なにが?」 京太郎「あーん、なんて」 明華「パパンヤママントしたことある、ダイジョーブ」 京太郎「え、えーっと、ですね」 京太郎「そういうのは、少し、早い、と言いますか、そのー」 明華「ふふっ、ジョーダン」パクッ 京太郎「えっ」 京太郎「……」 明華「ふふっ」 京太郎「お、男の純情をもてあそびましたね!」ウキー 京太郎「そんな明華さんには、こうです!」アーン 明華「エ?」 明華「……」 京太郎「あれ、食べないんですか?」 明華「……アーン」 京太郎「はい」パクッ 明華「アー……アレ?」 京太郎「仕返しです」フフン 明華「~~///」 ―――――――――――― 明華「今日ハありがと!」 京太郎「俺なんかでよければ、また遊びにいきましょうよ」 明華「ウン!」 京太郎「さて、まだ中心街にいるわけだが、何をしようかな」 京太郎「通天閣、大阪に来てから初めてだな」 京太郎「こうしてみると、賑やかな街なんだな、ここ」 京太郎「……あ」 もこ「~♪」 京太郎「対木さん……でしたよね」 もこ「ん?」 もこ「き、貴様は…ッ!」 もこ「ゴ、ゴールデンフレ「須賀です」」 京太郎「須賀京太郎です、元気そうで何よりです」 もこ「ククク、あんなもの、我には些細なこと……に、すぎない」グスッ 京太郎「ああ、元気出してくださいよ」 京太郎「ほら、元気元気!」 もこ「元気?」 京太郎「元気元気元気元気元気元気ごほっ、ごほっ」 もこ「大丈夫?」 京太郎「元気、出しすぎちゃいました」テヘペロ もこ「ククッ」 京太郎「ははっ」 もこ「クーックックックク」 京太郎「あーはっは」 もこ「気に入ったぞ、須賀」 もこ「これをやる、マイセルコードだ」 京太郎「セル…携帯、コード……ああ、連絡先ですか」 もこ「……ん、不要…か?」 京太郎「いえ、嬉しいです。これ、俺のえっとセルコードです」 もこ「あ、ありがと」ニヘラ 京太郎「地元に戻ってきたぞ」 京太郎「三箇牧のサイン会は…また邪魔すると悪いからやめておくか」 夜 京太郎「憩さんと勉強するか」 コンコン 京太郎「憩さん、勉強しましょう!」 ドタドタ 「ま、待っててーな!」 憩「はぁ…はぁ、べ、勉強?」 京太郎「顔赤いですけど、どうしました?」 憩「い、いや、なんでもないよ!」アセアセ 憩(あとちょっとで見られるとこやったな……) 憩(オカズは京太郎君……なんて、言えへんよな) 【7月第2週 休日】終 【7月第3週 平日】 京太郎「いよいよ今週末か!」 京太郎「気合いれていこう!」 京太郎「ふぁああ」 エイスリン「スガクーン!」パタパタ 京太郎「どうも、おはようございます」 エイスリン「オハヨッ!」 京太郎「エイスリンさんは、休日何をしていたんですか?」 エイスリン「エーットネ」カキカキ バッ |牌に埋もれるエイスリンの絵| 京太郎「…えーっと…」 京太郎「麻雀漬け?」 エイスリン「ミンナデ、ウッタ!」 エイスリン「スガクンハ?」 京太郎「俺もネトマしてましたよ」 エイスリン「スガクンハエライ!エライヨー」 京太郎「あ、ありがとうございます」 京太郎(言えない……東風戦やっただけで他の時間は遊んでただけなんて) 京太郎(到底言えない……) エイスリン「ソウダ、カスミガダイジナハナシガアルカラ」 エイスリン「ヒルヤスミ、ブシツニシュウゴウダッテ!」 京太郎「わ、わかりました」 京太郎(大事な話……?) 京太郎「というわけで、部室に来たけど」 霞「あ、来たみたいね」 京太郎「話…とは?」 霞「地区予選のことよ、まずは日程から」 【地区予選1日目】 朝:自由行動 昼:自由行動 夕:女子団体戦 決勝 夜:自由行動 【地区予選2日目】 朝:女子個人戦 予選 男子個人戦 予選 昼:女子個人戦 本戦 夕:男子個人戦 本戦 霞「こうなっているわ」 霞「予選は東風3回で2回2位以上で通過」 霞「本戦は半荘2回の内どちらかで1位で通過よ」 京太郎「ありがとうございます。あ、そういえばオーダーってどうなっているんですか?」 霞「そのことなんだけど……実は」 霞「迷ってるのよ、だから京太郎くんの意見を聞こうかと」 京太郎「俺が決めてしまってもいいんですか?」 霞「私より、あなたの方があの子たちをわかってると思うから、どう?」 京太郎「そう…ですね」 京太郎「じゃあ、まずは先鋒からですか」 霞「先鋒は基本エースポジションね」 霞「高火力プレーヤーが置かれることが多いわ」 霞「それで、誰にするの?」 京太郎「照…がいいんじゃないんですか?」 霞「照ちゃん?去年は大将だったけど」 京太郎「あいつと同じ卓に入ったら、あんまり和了れないんですよね」 京太郎「だから、照に任せておけば安心かと」 霞「確かに…そうね」 京太郎「次は、次鋒ですか」 霞「ここは……事故が結構起きるポジションね」 霞「あと、キンクリされがちよ」 京太郎「キンクリ……?」 京太郎「郁乃さんか、咏ですかね」 霞「その心は?」 京太郎「狙い目だから?」 霞「何よそれ」 京太郎「でも、どっちにしましょうか……」 霞「そうね……」 京太郎「じゃあ、郁乃さんに任せましょうか」 霞「あの子は、なんとかするでしょうからね」 京霞「「多分……」」 京太郎「次は、中堅ですか」 霞「ここは自由に打つプレーヤーが多いわね」 霞「先鋒の次に高火力プレーヤーが置かれるポジションよ」 京太郎「ここを咏にしましょうか」 霞「そうね、あの子に合ってそうだし」 京太郎「残るは、副将と大将ですか」 霞「エイスリンちゃんか憩ちゃんね」 霞「副将はごくまれにおかしなプレーヤーが置かれることがあるから注意ね」 霞「基本は守りの堅いプレーヤーばかりよ」 霞「大将はいわずとしれた魔物区域」 霞「私も去年は大将だったわね」 霞「それで、どうするの?」 京太郎「副将は憩さん、大将はエイスリンさんにしようかと」 霞「ふんふむ……」 霞「歴の浅いエイスリンちゃんはちょっと心配だけど」 霞「ま、いいでしょう」 霞「まとめると……」 先鋒 宮永照 次鋒 赤阪郁乃 中堅 三尋木咏 副将 荒川憩 大将 エイスリン・ウィッシュアート 霞「こうなるわ、これでいいのね?」 京太郎「はい、大丈夫だと思います」 霞「それじゃあもう戻っていいわ、ありがとう」 京太郎「了解です、失礼しました」 京太郎「いよいよ大会って感じがしてきたな」 京太郎「放課後はどうしようかな」 京太郎「部活一択!」 霞「今日は大会前だからたくさん練習できるようにしておいたわ」 京太郎「おお!よし、頑張るぞ!」 エイスリン「スガクン!トックン!」 京太郎「おっ」 エイスリン「トックン、シヨ?」 京太郎「俺もそう言おうと思ってました」 京太郎「張り切っていきましょう!」 エイスリン「ウン!」 京太郎「こんなところ、でしょうかね」 エイスリン「アリガト、スガクン!」 京太郎「いえいえ、頑張ってくださいね」 京太郎「あとこれ」 エイスリン「ナニコレ?」 京太郎「お守りです、使ってください」 エイスリン「ア、アリガト、キョ、キョウタロークン!」 京太郎「あれ、今」 エイスリン「エヘヘ、ナマエデ、ヨンデミマシター」 エイスリン「ガンバローネ、キョウタロークン!」 京太郎「はい!」 京太郎「エイスリンさん!まだ特訓続けましょう!」 エイスリン「イイノ?」 京太郎「どうってことないですよ、エイスリンさんの力になりたいだけですから!」 霞(あらあら、いい雰囲気ね)クスッ 京太郎「ふぅ……」 エイスリン「ツカレタァー」 京太郎「まだまだ頑張りましょうね!」 エイスリン「オマカセア「それは言ってはいけません」」 京太郎「まだまだ行きますよー!」 エイスリン「オーッ!」 照(京、こっちには来ないのかな…) 憩(大会直前……か) 霞「はい、今日はここまでよ」 霞「あとはみんな週末に備えて調整しておくこと」 霞「それじゃ、解散よ」 エイスリン「キョウタロークン、キョウハ、アリガトウデシタ」ペッコリン 京太郎「俺も、エイスリンさんの力になれたようで嬉しいです」 京太郎「地区予選、頑張りましょうね!」 エイスリン「ウン!」 エイスリン「キョウタロークン!チョットキテ!」 京太郎「どこにいくんですか?」 エイスリン「book store!」 お品書き 牌のお姉さんの麻雀教本 中級編…2000円 牌のお姉さんの麻雀教本 上級編…2800円 小鍛治健夜の目指せ!グランドマスター!…2800円 戒能良子のものまね王!…2800円 迫り来る怒涛の修羅場…2000円 女性を落とす40の方法…1000円 小説…600円 京太郎「エイスリンさんはどこか行っちゃったけど、何を買おう」 京太郎「この2冊にしておくか」 エイスリン「オマタセ!」 京太郎「今までどこに?」 エイスリン「comic!」 京太郎「漫画コーナーですか」 エイスリン「ウン!」ズコッ エイスリン「アッ」 バサバサッ 京太郎「あ、本落としました……」 漫画「アーッ!」 京太郎「よ」 【7月第3週 平日】終 地区予選・朝 京太郎「霞さんの家から春の千里山の映像を借りてきたぞ」 京太郎「これで対策を立てよう!」 京太郎「誰にしよーかなー」 京太郎「お、このおもちは、清水谷さんか」 京太郎「この人にするか」 京太郎「……」 京太郎「なんにも浮かばないな……」 京太郎「対策なんて似合わない、か」 京太郎「みんなの役に立ちたかったんだけどな……」 京太郎「はぁ……」 昼 京太郎「いや、ここで諦めてたまるか!」 京太郎「対策係須賀京太郎!清水谷さんを攻略する!」 京太郎「そういえば、清水谷さんの調子って」 京太郎「半荘の間に何回も変わってる気がするんだよな」 京太郎「配牌がめちゃくちゃいいときが3回続いたり、悪い時が続いたり」 京太郎「この調子を乱せば……」 京太郎「でも調子とかどうやって乱すんだよ……」 京太郎「藁人形でも作っておくか」 京太郎「一回戦、三箇牧は……」 京太郎「先鋒戦は、照が250000点、他校を全て50000点で圧倒」 京太郎「次鋒戦、郁乃さんは地和を2回も和了して、結果は三箇牧300000点、他校は……」 京太郎「次鋒戦後、卓を点検して」 京太郎「中堅戦、咏が和了り続けて他校は全て10000点台」 京太郎「副将戦の憩さんは他校を0点で回す」 京太郎「大将戦はエイスリンさんの開局ツモで全員トビ…か」 京太郎「なんだこれ」 霞「地区予選もいよいよ決勝よ!みんな、優勝してインターハイに行きましょう!」 一同「おーっ!」 霞「まずは照ちゃん、頑張ってね!」 照「……善処する」 実況「さあ、始まりました、北大阪インターハイ地区予選」 実況「実況は私、解説は野依プロでお送りします」 理沙「村吉さんは!?」プンスカ 実況「村吉アナは他局なのでいません」 理沙「そうだった……」シュン 実況「それでは、決勝に駒を進めた4校を紹介していきましょう!」 実況「まずは、モブA高校!火力重視のチームです」 実況「お次はモブB学園、モブA高校とは対照的に、速度重視のチームです」 実況「そして、1年ぶりの出場、三箇牧高校!」 実況「昨年の個人戦ベスト2の宮永照、荒川憩擁するまさにドリームチーム!」 実況「そしてそして、最後は全国2位、関西最強の高校!」 実況「千里山女子!」 実況「野依プロ、本日の見どころは?」 理沙「制服!」プンスカ 実況「ああ、確かに三箇牧高校の制服は個性的ですよね……ってちがーう!」 実況「対局についてお聞きしたかったのですが、まあおいておきましょう」 実況「間もなく、先鋒戦スタートです」 照(早く行っておくか……) 照「行ってきます」 京太郎「頑張れよ!照!」 照「うん」 竜華「怜、もう始まるで」 怜「……ん、そうやな」 怜「じゃ、行ってくるわ」 竜華「無理はせんといてな!」 怜「わかっとるって」 【対局室】 怜「お」 照「ん」 怜「その節は、お世話になりました」 照「いや、こちらこそ」 照「よろしく、園城寺さん」 怜「よろしくな、チャン……いや、宮永さん」 照「うむ」 怜(チャンピオンになるのは……私たちや) 開局 親 モブA1 100000 南 怜 100000 西 モブB1 100000 北 照 100000 怜(宮永さんは東1には和了らん) 怜(今のうちに、攻める!) 【先読み―シングル】発動! 2000から4段階上昇で満貫 怜「リーチ」 照(リーチ…立直……直立) A1(これが園城寺のリーチか!) B1(あ、ど、どれ捨てよう……)トン 怜「ロン、リーチ一発メンタンピンで、8000や」 B1「あうっ」 実況「園城寺選手、早速リーチ一発」 実況「園城寺選手は牌譜を見てみると一発率が多いのですが、どう思いますか?野依プロ」 理沙「鏡!」プンスカ 実況「鏡?」 照(ここから、いく)ゴッ 【照魔鏡】発動! 東2局 A1 100000 親 怜 108000 B1 92000 照 100000 怜(親番……) 怜(まだまだ行く!) 怜「リーチ」 照(うむむ……) 怜「ツモ、リーチ一発チートイドラドラ、6000オールや」 照(うむぅ……) 東2局1本場 A1 94000 親 怜 126000 残り体力:4 B1 86000 照 94000 照(2連続一発……不思議) 照(でも、私も負けない) A1(園城寺さんに注意しておこう)トン 照「ロン、タンヤオのみ、1000の1本場は1300」 A1(うわっ、チャンピオンかー……) 東3局 A1 92700 怜 126000 残り体力:4 親 B1 86000 照 95300 照「ツモ、500・1000」 照(調整は、終わり) 照(言い訳じゃない……うん) 怜(宮永さんの、親番……か) 実況「とうとう始まったか、チャンピオン宮永選手の連続和了!」 野依(テレビ、慣れない……どうしよぉ…) 実況「どう思いますか?」 野依「まだまだ!」プンスカ 野依(またわけのわからないことを……) 東3局 A1 92200 怜 125500 残り体力:4 B1 85000 親 照 97300 同コンマのため、流局 照(親…ここで、稼ぐ!)トン 怜(連続和了は防がんとな)トン 照「あ」 A1「はい?」 照「いや、なんでも」 照(捨て牌間違った……) 東4局1本場 A1 93200 怜 122500 残り体力:4 B1 86000 親 照 98300 怜(テンパイ……宮永さんの連続和了も止まったことやし) 怜(一発がつくとして……よし)キィィン 【先読み―シングル】発動! 怜の体力が減った! 4→3 倍満から4段階上昇で、役満 怜「リーチや」 B1(ま、またですかぁ……)トン 怜「ロン、リーチ一発面混タンピン二盃口ドラ2、裏は…2」 怜「数え役満、32000の1本場は32300や」 B1「は、はいっ!」 怜(これで折り返しや……)ハァハァ 霞「照ちゃん、あまり和了れないわね……」 京太郎「まだ大丈夫ですよ!照なら大丈夫です!」 郁乃「まあ、照ちゃんが稼げなくても私がその分頑張るから安心してな~」 咏(それが不安なんだよねぃ) 南1局 親 A1 93200 怜 154500 残り体力:4 B1 53700 照 98300 実況「これは……どういうことでしょうか」 実況「宮永選手は2回和了したのみ」 実況「千里山女子の園城寺選手が着実にリードを広げていってますが」 理沙「まだまだ!」プンスカ 怜(体力、オーラスまでもつかな……) 怜(いや、もたせたるわ!) 照「ツモ、300・500」 照(もう、和了られてなんていられない) 南2局 A1 92700 親 怜 154200 残り体力:4 B1 53400 照 99400 照(ここから先は、私の独壇場) 照「ロン、2000」 B1「は、はいっ!」 照(園城寺さん……) 照(あなたを) ゴッ 照(倒す) 南2局 A1 92700 怜 154200 残り体力:2 親 B1 51400 照 101400 照「ツモ、1000・2000」 照(まだまだ、和了り続ける)ギュルッ 怜(そろそろ、きつぅなってきたな……) 実況「宮永選手はようやく調子を取り戻したらしいですね」 理沙「期待!」プンスカ 実況「は、はぁ……」 オーラス A1 91700 怜 153200 残り体力:2 B1 49400 親 照 105400 照(最後の親番、削れるだけ削ろう) 照(徹底的に) 照「リーチ」 怜(な……1巡後にツモ!?) 怜(ズラすしかない!) 怜(でもこの手牌じゃ鳴けへん) 照「ツモ、リーチ一発、2600オール」 怜(しくったなぁ……) 怜の体力が減った! 2→1 オーラス1本場 A1 89100 怜 150600 残り体力:1 B1 46800 親 照 113200 怜(宮永さん……静かやな……) B1(テンパイできました!次で終わりです!) A1(流局か、ノーテンってのがなぁ) 照(まだ)スチャ 照「ツモ、海底ホンチャン、3300オール」 オーラス2本場 A1 85800 怜 147300 残り体力:1 B1 43500 親 照 123100 照(一発、海底) 照(次は……そうだな) 照「カン」 A1(暗槓……?) 照「嶺上ツモ、メンゼンドラ2」 照「4200オール」 実況「チャンピオン止まらない!圧倒的!圧巻です!」 理沙(またフラれそうだな……どうしよぉ) 理沙(でも、頑張らないとっ!ファイト!私!) 実況「そして、3本場開始です」 理沙(あれ?) オーラス3本場 A1 81700 怜 143200 残り体力:1 B1 39400 親 照 135700 照(次は……) 照「ツモ、面混小三白中」 照「6300オール」 怜「こほっこほっ」 怜(そろそろきついかな……) オーラス4本場 A1 75400 怜 136900 残り体力:1 B1 33100 親 照 154600 照「リーチ」 A1(ダ、ダブリーですか) A1(今日は変な役ばかりですね) 怜(アカン、このままやと、ツモられる!) B1(あーもう、難しいですよぉ!) 照(いける!)ギュルルルル 照「ツモ、ダブリー一発メンタンピン一盃口、裏1」 照「8400オール」 オーラス5本場 A1 67000 怜 128500 残り体力:1 B1 24700 親 照 179800 怜(宮永さん…やっぱ強いなぁ…) 怜(よく頑張ったわ、私) 怜(でも、ここで終わるわけにはいかへん) 怜(一点でも多く、リードを作る……そのために) 怜(ごめんな、竜華、セーラ、みんな) 怜(無理、するわ)キィィン 【先読み―シングル】 怜の体力が減った! 1→0 跳満から4段階上昇で役満 照「…っ」 怜「リーチ…や」 怜(最後、これで…最後や) 実況「おーっと、ここで来ました園城寺選手のリーチ、一発なるか?」 理沙「お、おお!」 怜「ツモ、四暗刻」 怜「8500・16500」 終局 モブA 58500(-41500) 千里山 162000(+62000) モブB 16200(-83800) 三箇牧 163300(+63300) 【次鋒戦】 実況「先鋒戦終了ー!」 実況「昨年度インターハイ個人戦チャンピオン宮永照の1人浮きに終わる試合かと思われていましたが」 実況「千里山女子の無名のエース、園城寺選手との拮抗状態で幕を閉じました」 実況「野依プロはこの対局、どう思いましたか?」 理沙「興奮!」プンスカ 理沙「し、しました!」プンスカ 実況「は、はぁ……次鋒戦は休憩をはさんで行われます」 京太郎「終わりました、か」 霞「凄かったわね、照ちゃん」 京太郎「じゃあ俺、照を迎えに行ってきますね」 霞「行ってらっしゃーい」 怜(なんとか、もったな……帰ろか) 照「園城寺さん、大丈夫?」 怜「仮病やから、大丈夫」 竜華「怜!」 怜「りゅ、竜華……」 照「じゃあ、私、もう行くね」 怜「ありがとな、宮永さん」 照「また打とう、次も負けない」 怜「お手柔らかに頼むわ」 ――――――――――――― 霞「あら?帰ってきたの?」 京太郎「対局室に行っても誰もいませんでした」 京太郎「ところで、郁乃さんは?」 霞「すれ違いね、もう行ったわよ」 京太郎「そういえば、郁乃さんの名前ってどうしたんですか?」 霞「それはね……」 実況「さて、各校の選手が対局室に向かい始めました」 実況「モブA高校の次鋒は、部長のA2選手」 実況「モブB学園の次鋒は、またもや1年生のB2選手、B1選手のリベンジなるか」 実況「そして現在2位の千里山女子の次鋒は、これまた1年生の二条泉選手」 実況「現在1位の三箇牧高校、次鋒は赤阪郁代選手!」 実況「赤阪選手は姫松の元監督、赤阪郁乃さんの妹、とのことです」 実況「それでは、次鋒戦開始です!」 京太郎「設定、ですか」 霞「そうよ、設定」 東1局 親 B2 16200 区間1位 南 泉 162000 区間2位 西 A2 58500 区間3位 北 郁乃 163300 区間4位 泉(園城寺先輩が作ったリード、私が広げますよ!) 泉「ロン!16000!」 郁乃「あ~倍満か~しゃあないな~」キュオオオオオ 泉「は……!?」 【身代わりの幻影】発動! 聴牌判定まで戻ります 東1局 親 B2 16200 区間1位 南 泉 162000 区間2位 西 A2 58500 区間3位 北 郁乃 163300 区間4位 B2(1ちゃん、泣いてた) B2(私、取り返す!) B2「ロン!国士無双!48000!」 A2「うげぇっ!」 実況(なんだこの大会……) 東1局1本場 親 B2 54200 区間1位 +48000 泉 162000 区間2位 A2 10500 区間4位 -48000 郁乃 163300 区間3位 A2「ロン!24000の1本場は24300!」 郁乃「うぇぇ~もったいないけど~」 郁乃「まあ、ええか~」キュオオオン 【身代わりの幻影】発動! 聴牌判定まで戻ります 東1局1本場 親 B2 54200 区間1位 +48000 泉 162000 区間2位 A2 10500 区間4位 -48000 郁乃 163300 区間3位 A2「はっ!」 B2「ん、どうした?」 A2「いや、なんでも!」 郁乃(わ~お、またやな~) 郁乃「ツモ~地和で~8100・16100や~」 実況「またもや役満、赤阪選手はこれで今大会3度目の地和です」 理沙(確かに、赤阪さんに似てるなぁ) 理沙「うーむ……」 東2局 B2 38100 区間2位 +31900 親 泉 153900 区間3位 -8100 A2 2400 区間4位 -56100 郁乃 163300 区間1位 +48300 泉(テンパイ、これで和了れば7800……ですか) A2「うぅ……」トン 泉(うっ、あなたから和了ってもどうにもならないんですよ……) 流局 東2局1本場 B2 35100 区間2位 +28900 親 泉 154900 区間3位 -7100 A2 3400 区間4位 -55100 郁乃 164300 区間1位 +49300 郁乃(泉ちゃん、聴牌しとったんか~) 郁乃(あの子も危ないし……しゃあないな) 郁乃(咏ちゃん、憩ちゃん、エイちゃん、ごめんな) 郁乃(逃げ切ったるわ~!)ゴッ 同コンマのため、流局 東3局1本場 B2 33600 区間2位 +27400 泉 153400 区間3位 -8600 親 A2 4900 区間4位 -53600 郁乃 165800 区間1位 +50800 A2(聴牌できないなぁ、このまま、負けるのかなぁ)ジワッ B2(聴牌、ただし、和了れるかは、不安) 泉(さっきからずっと手が進みませんね……) 郁乃(ツモ、ギリギリやな~) 郁乃「ツモ、2100・4100や~」 東4局 B2 31500 区間2位 +25300 泉 151300 区間3位 -10700 A2 800 区間4位 -57700 親 郁乃 165800 区間1位 +50800 郁乃(みんなで勝ちたかったけど、少し暴れすぎたな~) 郁乃(これ以上進めても危ないから) 郁乃「ツモ、3200オールや~」 郁乃(これで、お終い) 地区予選決勝 終了 モブB 28300 千里山 148100 モブA -2400 三箇牧 175400 実況「次鋒戦、そして、北大阪インターハイ地区予選終了ー!」 実況「三箇牧高校の次鋒、赤阪選手がA高校を飛ばして、優勝!」 実況「関西最強、千里山女子の連覇を阻止しました!」 実況「野依プロはこの試合、どう思われましたか?」 理沙「とっても不思議!」 実況「あ、そうですか」 実況(村吉アナ、尊敬しますわ) 【対局室】 郁乃「……お疲れさま~」 A2「うっ、うぇっ、ひぐっ」 B2「おつ、かれ」 泉「お疲れ、でした……っ!」 泉(負けた、私が、負けた) 泉(私は高1最強のつもりだった、でも) 泉(そんなのは唯の傲慢、結果として、私は) 泉(千里山女子の連覇を、何年も前からの先輩たちからのバトンを) 泉(園城寺先輩から渡されたバトンを、江口先輩に渡せなかった) 泉(後の人たちに渡せなかった) 泉(私の、せいで私のせいで) 泉(私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ私のせいだ) 【三箇牧高校控室】 咏「あっさりだったねぃ」 照「もう少し、手加減すれば……」 霞「ダメよ、手加減なんて、相手に失礼じゃない」 照「はい……」 京太郎「泉……」 憩「……あ」 憩「京太郎くん、飲み物買ってきてくれる?」 京太郎「はい?」 憩「心配、なんやろ?」ヒソヒソ 憩「泉ちゃんが」 京太郎「!」 憩「前私にやったときみたいに、慰めてな」ヒソヒソ 京太郎「……わかりました、行ってきます」 バタム エイスリン「デバン、ナカッタナ……」 【千里山女子高校 控室】 セーラ「あー、負けてしもたかー」 怜「みんな、ごめんな」 怜「私がもう少し頑張っとったら、泉にも無理させんで済んだのに」 竜華「怜のせいやない……」 セーラ「せや、泉のせいでもない」 セーラ「誰のせいでもない、せやから誰かを責めたりするんは無しや」 セーラ「泣くのも、無しや」 セーラ「泉は、みんなで笑って迎えてやるんや」 セーラ「泣いたら、っ、あかん」 竜華「うんっ、うん」 怜「泣いた、ら、罰ゲーム、やな」 浩子「コスプレ、ぇっ、とか、ですか?」 竜華「じゃあ、みんなでコス、プレ、やな」グスッ セーラ「うん……うぇっ」 ―――――――――――――――― 京太郎(あの状態の二条がいそうなところ……) 京太郎(人がいなさそうなところ、か) 京太郎(だとすれば、こっち) 京太郎(ぼっちでよかったと思える瞬間) 【休憩室】 泉(こらえなきゃ、今は、先輩たちの前で悲しんでなんて、いられない) 泉(だから、一人で……) 京太郎「二条、いるかー?」 泉「はいっ!?」 京太郎「やっぱり、ここにいたのか」 泉「どうして、ここが?」 京太郎「勘、かな」 京太郎「二条が心配だったから、来た」 京太郎「勝った俺が何しに、って話なんだけどな」 京太郎「二条」 泉「はい」 京太郎「堪えなくっても、無理しなくても、いいんだぜ」 京太郎「悲しいときは泣いて、楽しいときは笑う」 京太郎「だから、さ、泣いてもいいんだぜ」 京太郎「みんな、受け止めてくれる」 京太郎「笑って控室に戻りたいんなら、俺の胸を貸してやる」 京太郎「無理、するなよ」 泉「はい、はいっ、う、ううっ」 泉「うえええええええっ」 京太郎「もう、大丈夫か?」 泉「はい」 泉「その……制服グチャグチャにしちゃいましたね」 京太郎「ああ、いいよ、着替え持ってきてるし」 泉「なんで!?」 京太郎「霞さんに弁当の買い出しとか、帰りに部の備品の買い出しとか頼まれてたからな」 京太郎「それに今日、結構暑いし」 泉「いや、そういう問題やないでしょ」 京太郎「そうかなー?」 京太郎「あ、そろそろ帰らないと」 京太郎「じゃあ、会えたらまた明日な」 泉「今日はありがとうございました、須……京太郎くん」 京太郎「……あ、ああ、じゃあな、泉」タッタッ バタム 泉「えへへ」 泉「勇気出して呼んでみました、けど」 泉「泉、ですか……」 泉「えへへ」 京太郎「いよいよ明日が俺の大一番か!」 京太郎「頑張るぞ!」 夜 京太郎「お邪魔しまーす」 郁乃「邪魔するなら帰ってや~」 京太郎「じゃあどうしろと」 郁乃「関西人の冗談やで~」 京太郎「そういえば、清水谷さん用に作った藁人形どうしようかな……」 京太郎「持っておくか」 京太郎「エイスリンさん、特訓しましょ!」 エイスリン「イイヨ……」 京太郎「元気ないですけど、どうかしたんですか?」 エイスリン「ナンデモナイデスヨー、ダ」 京太郎「あ、ひょっとして出番がなかったの気にしてます?」 エイスリン「チ、チガワイ!」 京太郎「そのぶん、三箇牧のリーサルウェポンとして活躍しやすいじゃないですか」 エイスリン「Lethal Weapon……イイネ!」 京太郎「明日は頑張りましょう!」 エイスリン「ウン!」 【7月第3週 地区予選1日目】終